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平成25年3月15日(金)昨日:母国出身の法王誕生をマラドーナ氏が祝福。 新法王 「神の手がもたらした」 サッカー元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏が、1986年のワールドカップ(W杯)で物議を醸した自身のゴールに重ね、母国出身の法王誕生を祝福した。ロイター通信が14日伝えた。 マラドーナ氏は、イタリア地元紙に寄せた手紙で「アルゼンチンの全国民がこの熱狂を分かち合っている」と祝福。「国民の誰もがイングランド戦での『神の手』を覚えている。今、その『神の手』がアルゼンチン出身の法王をもたらした」とのメッセージを寄せた。 マラドーナ氏は後に、当時の試合で故意に手を使ったことを認めて謝罪しているのだが … 。 2013年3月15日、ノーベル賞作家・莫言氏が「体制内作家」の批判に反論。 昨年のノーベル文学賞を受賞した中国人作家、莫言(ばくげん)氏(58)が13日、北京で取材に応じ、「作家に国籍はあるが作品に国境はない。国家を超えた文学の創作が、私の作家としての最低ライン。あくまで人の立場に立った創作を続ける」と語った。莫言氏は前日閉幕した中国の政策提言機関・人民政治協商会議の委員に就任。これまでも一部の海外メディアから「体制内作家」と指摘されており、そうした批判に反論した格好だ。 昨年10月のノーベル賞受賞決定後、莫言氏が日本メディアの単独取材に応じたのは初めて。 著作の大半が日本語に翻訳されている事実を踏まえ「多くの日本人読者が幅広く作品を読み、内容を深く理解している。私が純粋に人の立場で人を描く小説を書いているからだろう」と述べた。 莫言氏は川端康成、谷崎潤一郎、大江健三郎氏ら多くの日本人文学者の影響を受けた。既に十回近く来日し、各地を訪問。そこで出会ったさまざまな日本の庶民が、形を変えてたびたび作品の登場人物になっている。 莫言氏は「どこの国民も民族も、幸せを追求し、悪いことに反感を抱くのは同じ。喜怒哀楽や家族との葛藤など個人の感情に大差はない。人の素顔や内面を描いた文学を通じ、他の民族や国を深く知ってほしい」と強調。日中関係が悪化する中で、国境を超えた相互理解の進展に文学が大きな役割を果たすことを期待した。 莫言氏:1955年2月17日生まれ、中国山東省高密県出身。本名は管謨業(かん・ぼぎょう)。ペンネームの莫言は「謨」から取った。1976年、人民解放軍に入隊したが、その後文学に転身、軍芸術学院文学部に入学。1985年『透明な赤蕪』で作家デビュー。1986年の『赤い高粱』は、87年に「紅いコーリャン」のタイトルで映画化され、88年「ベルリン国際映画祭金熊賞」を受賞、世界に広く知られるようになった。90年頃より、日常と非日常が融合した「マジックリアリズム」の手法で、中国の農村を幻想的かつ骨太に描いた諸作品を発表、中国文学を大きく進展させた。2003年には『白い犬とブランコ』が映画化され(邦題:「故郷の香り」)、「第16回東京国際映画祭東京グランプリ」を受賞。2012年10月、「幻覚的なリアリズムを通して民話、歴史、現代を融合させた業績」により、中国籍の作家として初のノーベル文学賞を受賞した。 ほかに「豊乳肥臀(ほうにゅうひでん)」「蛙鳴(あめい)」など。 「体制内作家」と言われることについて 2012年10月12日の記者会見で、莫言氏はノーベル平和賞受賞者の反体制活動家である劉暁波氏に関して、「劉氏が健康な状態で可能な限り早期に釈放されることを願う」と述べて釈放を求めた。 その一方では、莫言氏は中華人民共和国の検閲(中国のネット検閲・金盾)を容認するなど「体制側の作家」との批判を受けており、2009年にノーベル文学賞を受賞したヘルタ・ミュラー女史が、莫言氏のノーベル文学賞受賞を批判した。彼女は、莫言氏は中国政府による検閲を称賛しており、授与決定は破滅的だ、と痛烈に批判した。莫言氏への授賞は、選考主体であるスウェーデン・アカデミーが10月に発表した。ミュラー女史はそれを聞いたとき「泣きたくなった」と話し、アカデミーの決定について「とても衝撃的だ」とした。 ミュラー女史はルーマニアで生まれ、チャウシェスク政権の共産主義独裁体制下で秘密警察への協力を拒否。1987年に当時の西ドイツに亡命した経歴を持つ。 対する莫言氏は、中国共産党員で党の指導下にある中国作家協会の副主席を務めており、これまでも「体制側の作家」との批判が多く出ている。 ※ 外部の安全地帯から「体制内作家」と批判することはたやすい。しかし、体制の内に在って真っ向から批判すれば、直ちに擯斥されるだろう。体制内に踏み留まって些かなりとも微力を尽すという方策は、完全に否定されるべきものだろうか。 かつて中国に、毛沢東の暴虐の嵐が吹き荒んだ時期に、もし周恩来なかりせば、あの悲劇はもっと永く続いていたかもしれない。彼が体制内に留まったことは賞賛に値すると思われる。 ペンネームの莫言は、自虐的意味も籠められていようが、自身の置かれている立場をも表している。彼へのノーベル文学賞授与は、決して中国の現状是認ではなく、旧弊な一党独裁の階級社会から「新しき人」の萌芽を促す滋味豊かな肥料となろう。それによって不毛の中国が、「豊乳肥臀」の国土に醸成されることを希う。 ◇ 今日の誕生花・ラッパズイセン(ヒガンバナ科) 花言葉は、「尊敬」。 春や昔十五万石の城下哉 子規 陽炎がかたまりかけてこんなもの 虚子 ※ 佐藤紅緑の笠が余りにひどかった … 、そんな挨拶句。 喇叭水仙笑ひ上戸の集ひけり 渡辺恭子 喇叭水仙希臘の壷に刺し剰り 草間時彦 みーんながこっちを向いてるね 幼児が言うラッパズイセン 鳥海昭子 |

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