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平成25年9月3日(火)本日:政府、福島第1に国費470億円投入へ。 政府は3日午前、原子力災害対策本部(本部長・安倍晋三首相)を官邸で開き、東京電力福島第一原発の汚染水問題について、対策の基本方針を決めた。国費470億円を投入するとともに、国の関与を強化する。 首相は「汚染水問題は東電任せでなく、政府が前面に立って解決に当たる。従来のような場当たり的な事後対応ではなく、問題の根本的な解決に向け基本方針をまとめた」と述べた。 基本方針は、原子炉建屋への地下水流入を防ぐために建屋周辺の土を凍らせる凍土遮水壁の設置や、より高機能な汚染水の放射性物質除去装置の増設などが柱。2013年度予算の予備費210億円を活用する。 官邸に汚染水対策の関係閣僚会議を設置。関係省庁から人員を集め、政府内や現地との連携を強化する。福島第一原発の近くに現地事務所も設置する。汚染水をためているタンクからの漏水対策として、見回りの作業員も倍増する。 国費を投じる約470億円の内訳は、凍土壁設置が320億円、浄化装置の高性能化が150億円。 20139月3日、家永三郎氏の 「生誕百年」の日 です。 ◇ 家永三郎(1913年9月3日〜2002年11月29日)生誕百年 歴史家(日本思想史)、東京教育大学名誉教授、文学博士(東京大学) 1955年、自身が執筆した高校歴史教科書「新日本史」の再訂版の検定合格条件を巡り、文部省と対立する。 1957年 第三版が検定不合格となり文部省に抗議書を提出。 1963年 「新日本史」第五版が一旦は検定不合格、翌1964年、条件付きで合格。 この際には300余りの修正意見が付された。教科用図書検定制度に対する反対意見を強める。 1965年、教科書検定違憲訴訟を提起。 1967年、「新日本史」が再び不合格となると、検定不合格の取り消しを求める訴訟を提起する。 反権力的自由主義者という側面:家永の活動は、表現の自由を求める運動として海外において評価され、2001年には、日本の国会議員・大学教授83名のほか、中国、韓国、アメリカ、カナダ、EUの14名の閣僚・国会議員、そして、ノーム・チョムスキーやハーバート・ビックス、ブルース・カミングス、ジョン・ダワー、イマニュエル・ウォーラステイン、鄭在貞等144名の学者によって、ノーベル平和賞候補者に推薦された。 ※ 歴史とは本来的に“生もの”であり、それは現代・近代・中世・古代の別を問わないものだ。特定の歴史的事実に対して、個人がどのようにコミットするか、そこにこそ“歴史の醍醐味”がある。およそ、検定・検閲に真っ向から対峙するものが、歴史そのものなのだ。個々人の世界観、歴史観に国が介入すれば、そこには恐るべき管理型社会が形成される。教科書で学ぶべきではないもの、それが歴史だ。就中、自国の歴史なのだ。 ◇ 今日の誕生花・ツルボ(ユリ科) 花言葉は、「風情のある」。 秋の海鳥飛ぶ方にひろがれり 子規 大いなるものが過ぎ行く野分かな 虚子 学校へ来ない少年秋の蝉 藺草慶子 新涼の地に置く小さき旅鞄 角川春樹 さわやかにおのが濁りをぬけし鯉 皆吉爽雨 くさはらの中よりひとり背のびする ツルボむらさき来ていたる秋 鳥海昭子 |

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