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平成26年3月13日(木)昨日:小説『神聖喜劇』の作家・大西巨人さん死去。 長編小説『神聖喜劇』で知られる作家で評論家の大西巨人(きょじん、本名=のりと)さんが12日午前0時30分、肺炎のためさいたま市中央区の自宅で死去。97歳。福岡市出身。葬儀・告別式は故人の遺志で行わない。喪主は作家の長男赤人(あかひと)氏。 九州大中退。新聞社勤務を経て、対馬要塞重砲兵連隊に入隊。戦後、福岡で総合雑誌の編集に携わる。「近代文学」同人となり、戦争責任を問う評論や小説を発表した。 1955年に書き始めた『神聖喜劇』は原稿用紙約4700枚の長編で、完成までに20年以上かかった。自身の体験を基に対馬の補充兵たちの生活を描きながら、抜群の記憶力を持つ二等兵の主人公を通して、軍隊や帝国主義を鋭く批判。その後も一貫して反権力の立場で言論活動を行った。 晩年まで旺盛に執筆。2005年には『縮図・インコ道理教』を刊行し、雑誌などでも発言していた。『神聖喜劇』は2006年に漫画化され評判となった。 3月13日、STAP細胞の小保方晴子さん、ほぼチェックメイト … ? 小保方さん博士論文「学内で検討中」… 早大総長 早稲田大の鎌田薫総長は13日、理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)が同大在学中に作成した博士論文の問題について、「まずは学内の専門家に検討してもらっている」と話した。 博士論文は冒頭の約20ページ分の文章やイラストが、米国立衛生研究所のホームページ上の記載とほぼ一致している。 ◇ STAP細胞論文、共著者の米教授が撤回に難色(3月12日13時) 理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新しい万能細胞「STAP細胞」の論文2本に不自然な画像の使用などが見つかった問題について、両論文の著者の一人である米ハーバード大医学部のチャールズ・バカンティ教授(63)は11日、「結論には影響しない」と改めて強調し、論文の撤回に難色を示した。 2本の論文は今年1月、英科学誌ネイチャーに掲載された。バカンティ教授は、所属するハーバード大系列のブリガム・アンド・ウィメンズ病院の広報を通じて、「STAP細胞についてのネイチャー誌の論文に対する疑惑と懸念は、私たちの発見や結論には何ら影響しないと固く信じている」と回答し、論文の根幹は揺るがないと主張した。 ◇ 「STAP論文」 … 理研は疑問に正面から答えよ(3月12日付・社説) 「STAP細胞」の作製に成功したという理化学研究所などの論文に、疑義が生じている。 体の様々な細胞に変化する新たな万能細胞として、世界の注目を集めただけに、残念な事態である。 理研は11日、「STAP細胞を作製した事実はある」と主張しつつ、一方で、論文の撤回を検討していることも明らかにした。まずは事実関係をきちんと説明し、疑問に答えねばならない。 問題となっているのは、理研の小保方晴子ユニットリーダーら内外の14人の研究者が1月30日付の英科学誌「ネイチャー」に発表した2本のSTAP細胞論文だ。 マウスのリンパ球を弱酸性液に浸し、強い刺激を与えるだけで作製できる点が画期的とされた。 ところが10日になって、論文の著者の一人である若山照彦・山梨大教授が、小保方氏らに論文撤回を呼びかけた。STAP細胞の多能性を示す画像が、小保方氏の別の論文に使用した画像と酷似していることが判明したからだ。 若山教授が「根幹にかかわる部分の信用性を疑わせる。論文が正しいか分からなくなった」と疑問を呈したのは、うなずける。 STAP論文を巡っては、発表直後から、画像の加工や重複使用、記述の盗用などの疑いが専門家の間で指摘されていた。 一度はネイチャー誌に却下された論文だっただけに、再投稿にあたっては、十分にデータを精査したのではなかったのか。 論文への疑念に対する理研の対応にも、問題がある。画像の重複使用などについては当初、単純ミスとみなした。危機管理意識を欠いていると言わざるを得ない。 現時点では、STAP細胞の作製に本当に成功したかどうかは判然としない。国内外の研究者がSTAP細胞の再現実験に挑んでいるものの、小保方氏が関係したグループ以外では、成功したケースがないのも事実である。 山中伸弥・京都大教授がiPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製に成功するなど、日本は万能細胞の研究で成果を上げてきた。再生医療と結びつくことで、成長産業としての期待が高まっている。 今回の問題が日本の生命科学研究の信頼低下につながらないか、心配だ。下村文科相が、論文を撤回し、改めてデータを収集して疑義を払拭するよう求めたのも、そうした懸念からだろう。 理研は近く調査結果をまとめる。日本を代表する研究機関としての対応が求められている。 ※ 極めて簡単な(簡単すぎる?)方法で、万能細胞ができると云う画期的な論文は、世界中を駆け巡った。始めは大いに貶されていた『ネイチャー』に掲載を果たしたからだ。 だが、「STAP細胞」は、とっても“内弁慶”だった。国内外の研究者がSTAP細胞の再現実験に挑んでいるものの、小保方氏が関係したグループ以外では、成功したケースがないのだ。 やがては、「STAP細胞」の存在そのものまでもが、春霞のように曖昧なものに思われ始めている。小保方氏からの積極的反論は、今のところ影を潜めている。 論文の真偽の程は未だ判然としないが、小保方氏個人に決定的欺瞞性はないものと信じたい。速やかに現時点での釈明を聞いて見たい。 ◇ 今日の誕生花・ユキヤナギ(バラ科) 花言葉は、「殊勝」「可憐」。 すり鉢に薄紫の蜆かな 子規 大試験山の如くに控へたり 虚子 朝より夕が白し雪柳 五十嵐播水 揺るるたび花増えてゐる雪柳 伊藤政美 雪やなぎ雪のかろさに咲き充てり 上村占魚 肩にふれユキヤナギの花散るものを やよいの空のやわらかにあり 鳥海昭子 |

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