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平成26年7月7日(月)昨日:。 7月7日、只今作成中 - - - です。 ◇ 今日の誕生花・ヒルガオ(ヒルガオ科) 花言葉は、「優しい情愛」。 裏町や水打ちやめて馬車を見る 子規 うれしさや七夕竹の中を行く 正岡子規 隣り親し七夕竹を立てしより 虚子 七夕や髪ぬれしまま人に逢ふ 橋本多佳子 ひるがほに電流かよひゐはせぬか 三橋鷹女 ひるがおの花は咲けどもさわやかに 逃げる願いを未だ遂げ得ず 鳥海昭子 彦星と織女(たなばたつめ)と今宵逢ふ 天の川門(かわと)に波立つなゆめ 万葉集に見られる一首。 一年に一度の牽牛と織女との逢瀬、誰しも晴れてほしいと望むものらしい。万葉の昔びともそのようだった。 七夕は、中国伝来の朝廷行事に由来する。その基になったのが牽牛・織女の伝承だった。 天の川の東に天帝の孫娘(織女)が暮らしていた。日々精を出して、雲の錦や天の衣を織っていたが、天帝は織女を川の西の牽牛に嫁入りさせた。すると、織女は牽牛に夢中になってしまい機織りを止めてしまう。怒った天帝は織女を川の東に戻してしまいます。するとどうでしょう、織女は毎日まいにち泣いてばかりで、一向に機織りをいたしません。そこで天帝は、まじめに機織りをすれば一年に一度だけ牽牛と会わせる約束をした、と云うお話。 ところがである、民俗学的見地から考察すれば、七夕の日は雨が降ると良いと云う地方が少なくないのだ。あるいは、この日に女性が髪を洗ったり、水浴びしたりするとか、井戸さらいや墓掃除をするという地方もあった。七夕と水の儀礼との結びつきは、七月七日が先祖祭りの七日盆行事の初日でもあることから、祖霊迎えの準備だという説や、正月の若水のように、東アジアの水稲文化圏に共通する、生命の根源としての水の信仰とつながるものだとする説などがある。 年中行事などは歴史の中でいろいろの要素が入り交じって、どれが本来の姿か分かりにくいのが常だが、七夕もまた、そうした重層的な文化現象の一つなのだ。 山本幸司(静岡文化芸術大名誉教授) |

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