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平成18年6月12日(月)昨夜:原巨人、今季初の6連敗、ドロッ沼。
1937年(昭12)6月12日、川端康成が『雪國』を発表しました。
○ 川端康成(1899年6月14日〜1972年4月16日)
大阪市北区此花町生まれ。東京帝国大学国文学科卒。
幼くして近親者を亡くす。大学在学時に第六次『新思潮』を発刊、菊池寛に
認められて文壇入り。横光利一、片岡鉄平らと共に『文芸時代』を創刊し、
新感覚派の代表として活躍。『伊豆の踊子』『雪国』『千羽鶴』『古都』等
を発表し、1968年に日本人初のノーベル文学賞を受賞。1972年『たんぽぽ』
が未完のまま、ガス自殺を遂げた。
15歳で天涯孤独の身になる
2歳の時、父死去。3歳の時、母死去。7歳の時、祖母死去。10歳の時、
姉死去。15歳の時、祖父死去し、天涯孤独となる。また青年期にも知人らの
死に多く出会う。
○ 小説『雪国』
昭和10年から、それぞれの章が独立した短編作品として文藝春秋、改造、
日本評論、中央公論で発表され、昭和12年、新稿も加えて創元社より1冊に
なって刊行された。昭和22年(48歳)、『続雪国』(小説新潮)が書かれて
完結する。戦中を含め、足かけ13年の歳月が注がれた。昭和46年(72)には、
『定本雪国』(牧羊社)を刊行。上越線開業当時の越後湯沢が小説の舞台に
なっており、川端康成は当地の宿屋「不老閣高半(たかはん)」のかすみの
間に籠もってこの作品を書き上げた。
島村という男が、駒子という芸者と情交する物語。『雪国』と言えば駒子
なのだ。物語の冒頭で、列車の窓を開けて、「駅長さあん、駅長さあん」と
「悲しいほど美しい声」を出す女は、駒子に違いない、と読者は思うのだが
それが違うのである。美しい声の持ち主は、葉子という女なのだ。
駒子は明るく開放的。葉子は、いつも異常に張りつめていて、狂気の兆し
すら感じられるという女。物語の中で、この葉子が不思議な役割を果たして
いる。あくでも島村と駒子とのやり取りが大半を占めるのだが、影になり、
日向になり葉子が登場する。駒子の美しさに、時折、葉子の美しさが重なる
場面もある。島村は、いつもワナワナと震えているような葉子のことを心の
深いところで愛し初めていたのかもしれない。
舞台の越後湯沢には「駒子の湯」というのがあるというし、おそらく駒子
饅頭も売られているのではないだろうか。しかし『雪国』は、葉子で始まり
葉子で終わる。そして、物語全体を挟む葉子の姿は、ともに赤々と燃えるよ
うなイメージを持っている。
葉子の顔の上で燃え出した。葉子はあの刺すように美しい目をつぶつてゐ
た。あごが突き出して、首の線が伸びてゐた。火明かりが青白い顔の上を揺
れ通つた。幾年か前、島村がこの温泉場へ駒子に会ひに来る汽車のなかで、
葉子の顔のただなかに野山のともし火がともつた時のさまをはつと思ひ出し
島村はまた胸が顫(ふる)へた。「川端康成生誕地の碑」添付。
今夜、F組ジーコ・ジャパン発進。豪州戦というと、何やら強豪に
聞こえるが、ニッポン、ガンバレ! 10時、キック・オフ。
ジーコ監督、上位進出に自信!“サプライズ”の幕開けだ
W杯1次リーグ初戦の豪州戦を控え、日本代表を率いるジーコ監督(53)は、
試合会場での公式練習後、「日本サッカー史に残るとんでもないことができる
世代」などと上位進出へ自信の言葉を連呼した。2002年7月の監督就任から、
4年。ジーコ監督の集大成、いよいよジーコ・ジャパンの最終章の幕が開く。
財源不足、15兆5000億円で最終調整(6月11日)
政府・与党は10日、2011年度に国・地方合計のプライマリーバランス(財政収支)を黒字化するのに必要な財源不足額を15兆5000億円程度とする方向で最終調整に入った。 政府は今年2月時点で不足額を約20兆円と試算していたが、景気回復に伴い、前提となる税収の増加が見込めることや、歳出見通しを精査した結果、大幅な圧縮が可能と判断。12日の「財政・経済一体改革会議」実務者協議会で政府側が提示、最終的な合意を図る方針。
財政健全化に向けた歳出・歳入一体改革では、まず2011年度に基礎的収支を黒字化させ、政策経費を同年の税収で賄えるようにする事が目標。しかしながら、不足額は将来必要となる増税幅を左右する為、自民党側が政府に対して再計算(圧縮)するよう求めていた。
※ 社会保障制度の見直しの時にも、出生率の低下は1.3人で底を打ち1.39に上昇すると言う見積もりだったが、去年は1.25にまで落ち込んだ。税収の増加、大幅な歳出圧縮などとお題目ばかりを唱えていては、孫子の代にツケを回すだけ。我等せめて、自分の尻は、自分で拭きたいものだ。
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川端康成先生に傾倒していました。お手紙を頂いたりして、色々とご教授を賜りました。お亡くなりになった時には衝撃を受けました。深い哀しみを味わいました。今は心より先生の冥福を祈ります。
2006/6/26(月) 午前 6:03 [ kaz*_51** ]