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平成18年6月21日(水)昨夜:楽天今季初の3連勝は巨人から。
セパ交流戦が全日程を終了しました。昨年に続き、ロッテが2連覇。そして
昨年同様に、セの好調チーム(今年は巨人)が大失速。昨年、交流戦で全てを
失った中日は、2年目は投手陣が好調だった。失点81、防御率2.07は断突。
果たして今後、原巨人は浮上できるのでしょうか?
◇ 今日は【夏至】です。一年中でいちばん長くお昼寝ができる日です。
太陽が最も高い夏至点に達するため、北半球では昼が最も長くなり夜が
最も短くなる。二十四節気のひとつ。天文学的には太陽が黄経90度の点を
通過する日。
そして、【1000000人のキャンドルナイト】(夏至と同日)の日です。
夏至の日であるこの日、夜8時から10時の間は照明やエアコンをオフにし
CO2を削減しようと、呼びかける。電気照明を消してキャンドルを灯して、
過ごそうとの意味からこの名称になりました。
◇ 夏至といえば、こんな映画が…、妙に官能的で不思議な感興を覚えた。
『夏至』(Mua he chieu thang dung)2000年 フランス=ベトナム 113分
出演 : トラン・ヌー・イェン・ケー、グエン・ヌ・キン、レ・カイン
監督:脚本・台詞:トラン・アン・ユン(「シクロ」「青いパパイヤの香り」)
(監督のトラン・アン・ユンは小津安二郎を敬愛している。)
母の秘密を知った三姉妹の心の揺れをベトナムの美しい風景と共に描く。
ベトナム、ハノイ。母の命日に集まったスオン、カイン、リエンの三姉妹。
三人はとても仲がよく、何でも語り合い分かち合っていた。しかし彼女たち
は各々、誰にもいえない秘密を抱えていた。命日の酒宴で母の秘めた初恋の
話が明かされた。母に貞節な理想の主婦を見ていた姉妹は戸惑い、母の秘密
に自分たちの心の秘密を重ね合わせていく。
母の命日から父の命日までの数日間を三姉妹を中心に淡々と描く。長女の
スオンはカフェの女主人。幼い息子がいるが夫には愛人と子供がおり、自分
も行きずりの青年と逢瀬を重ねていた。次女カインは新婚で、ライターの夫
は処女小説に行き詰まっている。妊娠が判ったが今は夫との二人だけの秘密
にしておきたい。
三女リエンはまだ学生で、役者の卵の兄とアパート暮らし。恋人とは最近
うまくいっていない。三女は兄と妖しい関係かのように見える。そんな姉妹
たちに、カインの夫・キエンが酒宴の席で、彼女たちの母が本当に愛したの
は父ではなく、初恋の人・トアンだったと大胆な仮説を唱える。両親を理想
の夫婦とし、最後まで深く愛しあっていたと信じてやまない彼女たちはその
発言に自らを投影し、心が揺らいで行くのだった。
陽光に映える色鮮やかな草木、鳥の囀り、瞳を射るような午後の光、雨が
降って、はじけるような夕立の音が心地よい。目を疑うほどの緑の深さ…。
緑の艶…。水の透明感…。ひそやかで、まろやかで、美しい壁の色、服の色
水の色、草花の緑、木の葉、森、室内のインテリア、全てに緑があり、どの
場面にも緑が映り、みずみずしい。グリーンに統一することで、映画全体の
統一感を作り出す。アジア女性特有のしみ一つない肌理細かな肌や、真っ黒
な髪を無造作に伸ばした美しさ。扇情的なシーンは皆無なのに全編官能的な
情感がせせらぎのように流れて、しかも涼味を感じさせ、心が満たされる。
落着いた古都ハノイの風情そのままに、優美な官能をたたえ、映像はひた
すら湿りを追求し原色基調でシャープ。雨…、髪を洗う…、タライで野菜を
洗う…と言うシーンだけでなく、映画全編の感性が湿っぽい。アジア的たお
やかな時間の流れ…、少ないセリフ、長回しの映像美が素晴らしい。アジア
女性の黒髪の美しさを再認識させてくれる。
【参照】100万人のキャンドルナイト
http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/33912979.html
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