|
平成19年6月1日(金)本未明:社保庁法案、年金特例法案が衆院通過、参院へ送付。
6月1日、佐世保市の小6女児同級生殺害事件から3年が経ちました。
◇ 佐世保小6女児同級生殺害事件
長崎県佐世保市の小学校で2004年6月1日、給食準備中に当時11歳で6年生の少女が、級友の女児(12)を別室に呼び出し、カッターで切り付けて殺害。長崎家裁佐世保支部は3ヶ月間の精神鑑定を経て、同年9月、少女を児童自立支援施設「国立きぬ川学院」(栃木)に入所させ、鍵がかかる個室で行動を制限できる「強制的措置」を2年間認めた。同支部は2006年9月、さらに向こう2年間で最大50日まで強制的措置を認める保護処分を決定した。
佐世保「いのちを見つめる強調月間」(5月31日、長崎)
佐世保市の小六女児同級生殺害事件からあすで三年になる。事件があった佐世保市立大久保小(三島智彰校長、百六十三人)は「いのちを見つめる集会」を開く。市立の小、中学校では「いのちを見つめる強調月間」が始まる。
集会では、被害女児らの冥福を祈り黙とうをするほか、児童会を中心に作った曲「大切な友達」のハンドベル演奏、ダンスインストラクターによる講演を予定。事件現場を改装した「いこいの広場」では、児童が命の大切さを学ぶためサルビアの苗を移植する。
加害少女の更生「順調」(6月1日、長崎)
佐世保市の小6女児同級生殺害事件から3年になるのを前に、佐世保こども・女性・・障害者支援センターの相川和憲所長が31日、市役所で会見した。
「国立きぬ川学院」(栃木県さくら市)で生活する加害少女(14)の更生状況について「順調と思う」と述べ、施設内で行動の自由を制限する強制的措置は取られていないとした。退所の時期は「今の段階ではめどが立っていない」と説明した。少女の印象や健康状態については守秘義務などを理由に明言を避けた。少女の更生については、「過去をきちんと振り返ること。それから今後どう人として生きていくのか、強い気持ちが育ってくれることが自立更生の第一歩」などとも語った。
小6同級生殺害、「悪口」再掲載で殺意 補導女児掲示板消去後に
(2004/06/04、西日本)
長崎県佐世保市の大久保小学校で、6年の御手洗怜美(さとみ)さん(12)がカッターナイフで首を切られ殺害された事件で、補導された同級生の女児(11)が同県警の調べに対し、事件の4日前に最終的に殺害を決意した理由について、インターネットの掲示板に書かれた悪口をいったん消したのに、再び掲載されているのを知り、殺そうと思った、などと話していることが3日分かった。県警は殺害動機につながる証言とみて、掲示板を特定して調べているが、問題の記述は確認できていないという。
調べでは、補導された女児は5月下旬ごろ、御手洗さんが管理するネットの掲示板に、自分が気にしている身体的特徴や性格に関する記述があることを知り、御手洗さんのパスワードを使って掲示板にアクセスし、この記述を消去。その後、掲示板に再度、書き込まれているのを事件4日前の5月28日に知ったため殺害を決意した、と話しているという。この掲示板は、管理者しか書き込みを削除できない仕組みだが、補導された女児が何らかの方法で御手洗さんのパスワードを入手したとみられる。
女児は、付添人弁護士との3日の面会でも「掲示板にいやなことを書かれ、やめてほしいと言ったが、やめてもらえなかった」と話した。これまでの調べでは、女児は、1日正午すぎの給食準備中に声を掛け御手洗さんを学習ルームに連れ出し、いすに座らせて部屋のカーテンを閉めたうえで、背後から手で目隠しする形で首の右側を切ったと話している。
3学期ごろから異変、「帰れ!うざいんだよ」 カッターの刃ちらつかす
補導された女児は今年3月ごろから「急に変わった」と複数の関係者が話している。「うざいんだよ」。同級生をののしり、カッターナイフの刃をちらつかせる事もあったという。「元気で明るかった」。教員たちの目にそう映っていた11歳の女の子に、どんな“異変”が起きたのか。
「とっとと帰れ。お前、うざいんだよ」。同級生の男児を追いかけ回した。叩いたり、蹴ったりしたこともあった。大久保小学校に通う女児の保護者は、事件の女児の5年3学期の行動をこう語る。「3学期の途中までは優しい子だったのに、急に言葉遣いも挙動も乱暴になったと聞いた」。ある同級生の印象も符合する。「5年の3月ごろから暴力的になった」。
男児から、からかわれるなどした時、カッターナイフを取り出し、刃を見せて怒ることも度々あったという。はた目にも分かるほどの変わりぶり。女児に何があったのかは分からない。ただ、前述の保護者は「ミニバスケットボール部を退部したのが関係しているのではないか」と推測する。確かに女児は熱心に練習に励んでいた同部を今年2月に退部している。
女児の異変は6年になってからも続く。「自分の頭を壁にぶつけることもあったらしい」。ある保護者は子どもから聞いた話をそう語り、「うちの子は『怖い』と漏らした。友だちも離れていったようだ」という。
孤立を深める彼女と親しかった一人が、被害者の御手洗怜美だった。ほぼ同時期の今年4月から、別の女児を含めた3人でインターネットの掲示板のやり取りを始めた。そしてその掲示板の内容が悲惨な事件の動機になったとされる。「よく考えて行動すれば、こんなことにならなかった」。3日、面会した弁護士に、女児はそう話したという。
|