今日の出来事ロジー

7月19日は、 河合隼雄 の命日です。

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 MLB今季初の日本人選手の先発対決、松坂に軍配

 10日午前8時5分、<ブルージェイズ3 vs 9レッドソックス>
(カナダ・オンタリオ州トロント、ロジャース・センター)


 ◇ 井川がマイナー降格、制球難に首脳陣失望

 7日、ヤンキースの 井川慶がマイナー降格を通告された。制球難で防御率は 7.63。
ヤンキースの先発投手陣は故障者が続出、井川にとってチャンスだったにもかかわらず、
選手登録を外されると言う、かなり厳しい状況だ。

 井川は、「結果が出なければ、出されると言うことは分かっていた。いい機会なので、
しっかり自分の調整法を作りたい」と前向きだ。トーリ監督は、「安定感の問題。球は
いい、フォーム矯正の必要がある」と説明。

 松坂大輔とて安閑とはしていられない。デビュー戦こそ7イニング1失点で防御率も1.29と
滑り出し好調だったが、それ以後、防御率はどんどん悪化の一途で、現在、6試合で5.45だ。
翻って岡島秀樹は14試合連続無失点中で、防御率は0.56と実にめざましい。(計16イニング)


 ◇ 日本流の調整法で納得の松坂が、トロントで好投するか?

 10日のブルージェイズ戦に先発するレッドソックス松坂が異例の109球を投げ込んで調整。
直前には遠投もこなすなど、メジャーでは常識破りの調整法を取り入れた。松坂は「たくさん
投げるのは今日しかないと思ってました。納得のいく球を数多く投げたかった。最低これ位、
というのが見えてきた感じはあります」と充実感に満ちていた。

 ブルージェイズの先発は大家友和投手(31)で、日本人投手の初対決となる。


 ◇ 大家投手は、4回2/3で降板。四死球5、被安打6、三振2、失点3の内容。
   負け投手となり2勝4敗。

 ◇ 松坂投手は7回を投げて降板。四死球3、被安打5、三振8、失点1の内容。
   松坂投手が4勝目をあげた(2敗)。デビュー戦以来の好投だった。

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 平成19年5月10日(木)昨夜:オリックスが連敗を10で止めた。阪神は連敗を9に伸ばした。

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 連敗の重圧なのか、長いブランクが災いしたのか、藤川球児が逆転されて9連敗に…

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 岡田監督の苦悩は、まだまだ続きそう…。でも、明けない夜はない

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 5月10日は、【二葉亭四迷忌】です。1909(明治42)年の忌日。享年45。

 『浮雲』やロシア文学の翻訳で知られる明治の作家。ロンドンからの帰国の
 途中、ベンガル湾航行中の船室で逝去。亡骸はシンガポール郊外で荼毘に付す。


 ○ 二葉亭四迷(ふたばてい しめい、1864.2.3〜1909.5.10)

 近代文学史劈頭を言文一致の名作「浮雲」で飾った。またロシア小説の清新
な翻訳で後進を刺激した。本名は長谷川辰之助。彼は師である坪内逍遥の名を
かりる形で「浮雲」第一篇と第二篇を世に出す。この時、師の名を汚すが如き
自らの菲才を恥じ、猛烈に卑下し、「くたばってしめいっ!」と思いつめた。
ここから、二葉亭四迷のペンネームになった。(第三篇は四迷の名で出した)

 一説には、文士になると父親に告げると、そんな無頼の徒にする為に、お前
を育てた訳じゃねぇ、勘当だ、何処でなと、くたばってしめいっ!と非道く、
怒られた事に由来するとも。

 「浮雲」は、まさに近代的な日本小説の嚆矢。にもかかわらず、二葉亭四迷
という江戸戯作者のようなペンネームは、あまりにも不似合い。鴎外はこれを
評して、「<浮雲 二葉亭四迷作>という八字は珍しき矛盾、稀なるアナクロニ
スムとして、永遠に文学史上に残して置くべきものであろう」と記す。

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 ◇ 『あひゞき』ツルゲーネフ原作 二葉亭四迷訳
(言文一致の文章。今では当たり前過ぎてピンとこないが、当時の人はこれに吃驚した。)

 「待ツたか?」ト初めて口をきいた、尚ほ何処をか眺めた儘で、欠伸をしな
がら、足を揺(うご)かしながら「ウー?」少女は急に返答をしえなかツた。

 「どんなに待ツたでせう」ト遂にかすかにいツた。

 「フム」ト云ツて、先の男は帽子を脱した。さも勿体らしく殆ど眉際より、
はへだした濃い縮れ髪を撫でゝ、鷹揚に四辺(あたり)を四顧(みまは)してさて
またソツと帽子をかぶツて、大切な頭をかくして仕舞た。

 「あぶなく忘れる所よ。それに此の雨だもの!」トまた欠伸。「用は多し、
さうさうは仕切れるもんぢやない、その癖動(やゝ)ともすれば小言だ。トキニ
出立は明日になツた……」

 「あした!」ト少女はビツクりして男の顔を視詰(みつめ)た。

 「あした……オイオイ頼むぜ」ト男は忌々(いまいま)しさうに口早に云ツた
少女のブルブルと震へて差うつむいたのを見て。「頼むぜ『アクーリナ』泣か
れちやアあやまる。おれはそれが大嫌ひだ」。ト低い鼻に皺を寄せて、「泣く
ならおれはすぐ帰らう……何だ馬鹿気た――泣く!」

 「アラ泣はしませんよ」、トあわてゝ「アクーリナ」は云ツた、せぐり来る
涙を漸くの事で呑み込みながら。暫らくして「それぢや明日お立ちなさるの。
いつまた逢はれるだらうネー」

 「逢はれるよ、心配せんでも。左やう、来年――でなければさらいねんだ。
旦那は彼得堡(ペテルブルグ)で役にでも就きたいやうすだ」、トすこし鼻声で
気のなさゝうに云ツて「ガ事に寄ると外国へ往くかも知れん。」

 「若(も)しさうでもなツたらモウわたしの事なんざア忘れてお仕舞ひなさる
だらうネー」、ト云ツたが、如何にも心細さうで有ツた。

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