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5月28日、松岡農水相が自殺図る 松岡農水相が自殺図る 赤坂・議員宿舎で首つり(5月28日) 松岡利勝農水相(衆院熊本3区)が28日昼すぎ、東京・赤坂の議員宿舎で首吊り自殺を図った。警視庁によると、宿舎のリビングで布製の紐で首を吊っていた。意識不明の重体とのこと。都内の慶応大学病院に搬送されたが、心肺停止状態とのこと。 緑資源機構の談合事件に絡んで政治献金が浮上し、捜査が地元の熊本に飛び火した直後の自殺だった。松岡氏入閣には当初より危惧の念が多く、松岡農水相は別な意味でのサプライズと言われた。安倍内閣の論功行賞人事の成れの果てが、これなのか。 ※ 午後2時過ぎ、死亡が確認されました。 86歳の母親は、知らせを聞いて泣き崩れた。 地元支持者ら絶句、「余りにスキャンダルが多く」 熊本県菊陽町の地元事務所では、秘書が支持者や報道陣からの電話の対応に追われた。秘書は「突然のニュースで驚いた。東京から何も連絡がなく心配だ」と語った。また、熊本市の自民党熊本県連も事実関係の確認に追われた。県連職員は「テレビで知った。県連三役と早急に連絡を取り、対応を考えたい」と声をうわずらせていた。 同県阿蘇郡の建設会社幹部は「この数か月、事務所費問題などの疑惑があったせいか、以前のような元気がなかった」と話した後、絶句。「先週、自民党の会合で姿を見たが、青白い顔をしていて、心労があるのかなと思った」と語る。 地元有力支援者の建設会社社長は、「どういう心理だったかは分からないが、余りにもスキャンダルが多いので、死によって自らけじめをつけようとしたのではないか」。 東京地検幹部、「農水相から事情を聴く予定なかった」 東京地検の幹部は「松岡農水相が自殺を図ったという問い合わせがあるが、全く把握していない。本人を事件の対象としていた事実はない」と話した。別の幹部は「事情を聴いてもいないし、聴く予定もなかった」と話した。 松岡農相が運ばれた新宿区の慶応大病院には、入院していた人気ポップスグループの「ZARD」の坂井泉水さんの転落死で報道陣が詰めかけており、来院者らは騒然たる病棟を不安げに見つめていた。 ◇ 安倍首相と松岡農水相とは、運命共同体? 衆院予算委で集中審議 首相「松岡氏説明果たした」、擁護崩さず(5月23日) 衆院予算委員会は23日、安倍晋三首相と関係閣僚が出席し、「政治とカネ」などに関する集中審議を行った。首相は、松岡利勝農水相の不明朗な事務所費・光熱水費問題について、「法律で求める処によって説明を果たされたと理解している」と従来通り同氏を擁護した。 民主党の岡田副代表と高山氏が、松岡氏の問題について「説明責任を果たしていない」と追及したが、松岡氏は「法律に基づき適切に報告している」と繰り返し、使途の内訳公表をあらためて拒否。 一方首相は、松岡氏らの問題に対して「国民の厳しい声もある」との認識を示した上で、与党が政治資金管理団体の経常経費に、領収書添付を義務付ける政治資金規正法改正案をまとめている事を説明。「法改正は立法府の使命だ」と、今国会での成立に意欲を示した。 岡田氏は、与党改正案が対象を政治資金管理団体に限定していることに関し、首相をはじめ多くの政治家が、資金管理団体とほかの政治団体の間で資金を移動させている事を例示し、不備を指摘。「資金の付け替えなど抜け穴があり、改正の意味がない」と批判。 首相、松岡氏を擁護 「献金は早くに返した」(5月24日) 安倍晋三首相は24日夕、談合事件で理事らが逮捕された農水省所管の独立行政法人「緑資源機構」関連の公益法人などから、松岡利勝農相が献金を受けていた問題に関し「かなり早い段階で返したと報告を受けている」と述べ、問題はないとの考えを示した。 松岡氏の政治資金資金管理団体の光熱水費問題などに国民の批判が強まっている事について「農業、水産分野の専門家で実績も挙げている。オープンな姿勢で農業に活力を与えながら輸出も増やす、攻めの農政を進めていく上で必要な人材だ」と、重ねて擁護する姿勢を表明。 緑資源機構は不正の温床そのものだ(5月25日) 農水省所管の独立行政法人「緑資源機構」発注の林道整備事業をめぐる談合問題は、同機構理事らが東京地検特捜部に逮捕される刑事事件に発展。緑資源機構は林野庁OBの有力な天下り先。仕事の発注先の公益法人などにも、林野庁や機構のOBが多数天下る。 OBを送り込み、その見返りとして仕事を発注する。これまで数多く摘発された談合と同じ構図で、税金を食い物にしていた。官製談合事件が相次ぐなか、昨年10月に公正取引委員会の立ち入り検査を受けるまで不正を続けていた点も、極めて悪質。 緑資源機構は、毎年度初めに担当理事らが全国8ヶ所の地方建設部と協議のうえで、過去の実績を踏まえて仕事を割り振る「星取表」を作っていた。 同機構は、旧総務庁が1996年に各省庁に公共工事発注の適正化を勧告した事を受けて、それまでの随意契約から指名競争入札に切り替えた。星取表の作成は、入札の導入とほぼ同時に始まった。機構幹部は公取委の聴取に対し、「OBの受け入れが多い法人が業務を優先的に受注できるよう配慮した」と述べた。緑資源機構は、談合を仕切るための組織であったと言っても過言ではない。 自民・金子氏「松岡農相は辞任すべき」(5月26日) 自民党の金子一義衆院予算委員長は26日、岐阜市内で開かれた自民党岐阜県連の総務会で挨拶し、緑資源機構の官製談合事件に関連し「松岡農相は国会終了後、自ら辞任するという対応をとるべき」と述べ、松岡農相が今国会終了後に自発的に辞任すべきとの認識を表明。 金子氏は事件について「調査が松岡農相の地元に及ぶという状況を受け、自ら身を処するのが政治家として大事」などと指摘した。 ◇ 「消えた年金問題」をめぐり、防戦一方の政府与党側に、更なる負い目。 怠慢極まりない社保庁が「消した」貧者の一灯、実に5000万件余り!日本政府がいかに信用に値しないか、満天下に知らしめた驚天動地の怠慢行政。これだからこそ、適宜の政権交代が不可欠なのだ。 直近の参院選を前に、安倍総理は27日、救済法案を今国会に提出するよう自民党の中川幹事長に指示した。だが杜撰な事務処理で失われたデータが復旧する筈もなく、現実的な救済策はありえない。選挙対策の表面的なゴマカシで乗り切れるものでもあるまい。 そして、現職大臣の汚名にまみれた自殺。これまで、必死に松岡氏を擁護してきた安倍総理の責任は極めて大きい。安倍氏の擁護が、松岡氏の退路を奪ってしまったのだ。「美しい国創り内閣」の正体がこれなのか、これこそが我が国の精神的風土なのか? そう言えば、安倍内閣は発足早々に、税調の本間正明が「女」がらみで辞め、行政改革担当相の佐田玄一郎は「金」がらみで辞めました。政権維持に汲々とする安倍総理は何としてでも松岡氏を辞任させたくなかったのだろうか。 「美しい国創り内閣」の実に汚らしい綻びが、尚も続いています。今、問われるべきは安倍内閣の「品格」そのものです。なにやら、参院選を前に、衆院解散、ダブル選挙のシナリオも見えてくる。
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