今日の出来事ロジー

7月19日は、 河合隼雄 の命日です。

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 「5000万件の年金の行方? Part 2」

 <メルマガに見る政治家の言い分(要約)>

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 ○ 遠山清彦のメルマガ 5月31日号(参院公明・遠山清彦)mag2 ID 000006092

 ◇ 年金記録の問題について

 今、年金記録5000万件が「宙に浮いた」問題が大きくクローズアップされています。この問題については、まず、私は社会保険庁のずさんな管理体制を猛省し、だからこそ政府・与党が現在国会に提出している同庁を解体する法案を何としても成立させなければならない、と考えます。

 また、5000万件の「所属が明らかではない年金記録」については、その調査・照合を1年以内に行うことにしています。特に現在すでに年金を受給されている方々については、早急に措置を実施し、支給額のアップなどを図らなければなりません。ただ、年金の負担と給付の公正さを保つために、領収書などの客観的証拠がない年金加入期間の統合については、「第3者機関」が年金加入者=国民の側に立ちつつ、判断をしていくことになります。

 昨日の党首討論を拝見していると、民主党の小沢党首は、当初、あたかも「自己申告してきた国民の年金の支給漏れについては、原則ほぼ全てを認めるべきだ」との印象を与える主張をしておりました。安倍首相にこの点を追及されると歯切れが悪くなり、トーンダウンしていました。年金の支給漏れはとんでもない問題であり、これは一日も早く是正しなければなりません、しかし、だか
らといって国民は保険料を払っていなかった人たちへの事実上の水増し支給まで容認していいと考えているわけではないと思います。

 民主党をはじめとする野党は、選挙を念頭に年金問題を政争の具にしようとしています。委員会での「強行採決」パフォーマンスも、理解できません。一方で、「一刻も早く救済を」と言いながら、その救済するための法案の成立を妨害しようとしているのですから。

 ある新聞の社説にもありましたが、年金問題は国民全体の生活に大きく影響するものですから、本来与野党が一致団結して諸問題の解決にあたるべきものだと考えます。いずれにしても、公明党が与党にいる限り、公的年金を破綻させることなど決してない、ということを断言いたします。



 ○ 安倍内閣メルマガ 第31号 5月31日 <kantei-ml-user@mmz.kantei.go.jp>

 松岡農林水産大臣が亡くなられました。誠に痛恨の極みです。松岡大臣のご冥福を祈り、ご遺族のみなさまに心からお悔やみを申し上げます。私は今、内閣を率いる立場としての責任の重さを改めて噛みしめつつ、しかし、この深い悲しみを乗り越え、内閣をあげて、全力で国政に取り組む決意を新たにしています。

 ◇ 信頼ある年金を

 年金記録の問題をめぐっては、不安を感じている方が多いことを私も肌で感じています。「まじめにコツコツと保険料を払ってきたのに、年金が十分にもらえていない!」こんな理不尽なことがあってはなりません。私の内閣においては、年金の「払い損」は絶対に発生させません。

 昔は、転職、引越、結婚などにより、一人で複数の年金番号をもつことがありましたが、平成9年に、一人にひとつだけの番号を割りあてる基礎年金番号を導入しました。そのため、1億人の年金加入者に対して、導入前に3億件あった番号を整理、統合する作業を始め、導入直後にも2億件が残りました。その後、一つひとつ、統合を進めた結果、今残っているのが5千万件です。これらについて、徹底的にチェックを進め、1年以内に全記録の名寄せを完了させます。

 すでに年金をもらっているみなさんの中には、転職や引越などがあり、本来もらえるはずの年金が支払われていないのではないか、という大きな不安をお持ちの方もいると思います。まずは、こうしたみなさんについて、優先的に調査を進め、該当すると思われる方々には、速やかに連絡いたします。

 これから年金をもらうみなさんには、これまで支払った保険料や詳細な加入履歴などをお知らせする「ねんきん定期便」を始めました。58才、35才の方に、12月からは、45才の方にも拡げます。来年4月からは、年齢に関係なくすべての方に、毎年、将来もらえる年金額の見込みなどをお知らせします。

 これらの方々を含め、一刻も早く不安を解消したいと思っておられる方々のために、24時間土日も通じる電話相談制度を用意します。確かに支払ったはずだが昔の領収書など保存していない、という方もおられます。中には、すでに社会保険庁の窓口に問い合わせたものの、しゃくし定規な対応に不満を抱いた方もおられるでしょう。こうした方々のご不満はよくわかります。

 今後こうしたことがないように、みなさんのご事情を個別に判断するための第三者機関を設けます。第三者の目で、それぞれの事情をくみとっていく体制をつくります。権利が確認できた年金は、全額お支払いします。

 もらい損ねた年金は、現在の法律では、5年経つと時効で請求できなくなってしまいます。しかし、支払った保険料に見合った年金を受け取るのは当然の権利です。5年以上前の年金であっても受け取ることができるようにする法律案が、与党から提出されました。今国会での成立を期します。同時に、このような問題を起こした社会保険庁の責任は重大であり、見逃すわけにはいきません。

 社会保険庁は、記録問題にとどまらず、今日まで、様々な不祥事が明らかになりました。年金は、国民のお金を集め、貯めて、配る、という、みなさんの信頼によって成り立つシステムです。社会保険庁による不祥事が、その国民の信頼を失墜させたことに、私は、激しい憤りを感じてきました。

 今の組織を国の機構として温存するわけにはいきません。現在政府が提出している法案を今国会で必ず成立させ、社会保険庁の廃止、解体6分割を断行します。親方日の丸の組織ではなく、保険料を支払っているみなさんの視点に立って、年金サービスができる組織を必ずつくります。保険料を払った人が年金をもらう、というあたりまえのこと、年金制度の原点にもう一度立ち戻り、みなさんが安心できる年金制度の構築に向けて、全力で取り組みます。(晋)



 ○ Dr.桜井の日本診療 5月31日号(参院民主・桜井充)mag2 ID 0000041719

 ◇看板の架け替えでは問題は解決しない

 衆議院厚生労働委員会で、年金特別措置法案が強行採決された。十分な審議が行われていないだけではなく、この法案で本当に救済されるのかも分からない。何故このような形で成立を急ぐのか私には理解できない。

 現在、社会保険庁を解体して日本年金機構を設立する法律案が審議されている。私たちは看板の架け替えにすぎないと主張しているが、公務員から非公務員に変わるだけで本当に全てが解決できるのだろうか。

 確かに幾つかの不祥事があり、これは親方日の丸的体質にも原因があった事は認めるが、本質的な問題は解決されるわけではない。例えば、国民年金の未納問題である。現在でも30%以上の加入者が未納である。これは、日本年金機構になっても解決できる問題ではない。何故ならば、この点は保険料方式の限界だからである。簡単に言えば、NHKの受信料と同じである。

 この点に関しては、厚生労働省は未納の人は年金を受け取れないと強弁している。確かに年金は受け取れないが、生活できなければ、生活保護の適用になる。問題は、現在の制度では、生活保護のほうが年金の給付より有利に設定されていることである。これでは、年金が給付されないことがペナルティーにはならない。

 私は、国が保障するのは、基礎年金だけでよいと考えている。1人10万円程度とし、財源は消費税を当てる。給付額を現在の生活保護と同レベルにすれば、生活保護との問題も解決する。消費税にすれば、全員が負担することになる。そうなれば未納の問題も解決する。また、所得に関係なく、1万4千円程度の保険料を納めているが、消費税になれば、基本的には、所得の低い人のほうが納税額は少なくなる。

 良く消費税率が引き上げられることが問題であると言われるが、未納者がいるという事は、まともに払っている人は負担を強いられることになるわけであり、全員で負担するという事は、国民負
担率は下がることになる。しかも、消費税は国税庁であるから、今回日本年金機構に変わるが、社会保険庁が不要になるのだから、これが最も大きなメリットかもしれない。



 ○ 鳩山由紀夫メルマガ 5月31日(衆院民主)mag2 ID 0000074979

 民主党が3年前から問題視してきたのですが、5000万件の消えた年金記録が明らかになっても、社会保険庁改革法案が強行採決されるまで、政府はまったく無視してきたのです。私たちが追及していなければ、推定25万人の方に支払われるべき年金総額950億円(保険料分)が社会保険庁にネコババされる直前だったのです。

 しかも、この数字は領収書など何らかの証拠を持っていて救われる人々の推定の数であり、はるかに多くの方々が潜在的に被害を受けていると思われます。しかも、証拠がない方のほうが多いのではないかと思われ、その方々が果たしてどこまで救済されるか不明です。政府は法律を作って時効を撤廃すると自慢していますが、社会保険庁のミスを指摘されて、時効だから払えないというのはありえないことで、法律を作らなくとも出来る話です。

 昨日の党首討論で明らかになったように、社会保険庁のミスでありながら、被害を受けた国民のみなさんから申請をしない限り、自動的には修正されません(申請主義)。私たちは社会保険庁に過失があると考えますが、どうも政府は国民のみなさんに過失がある、すなわち、挙証責任は国民の方にあると言わんばかりなのです。どうかみなさん、冷静にご判断願いたいと思います。私たちは、社会保険庁の過ちで起きた事件ですので、被害者のみなさんの主張を出来るだけ尊重する方向で解決すべきと考えています。



 ○ 江田五月メルマガ 6月4日(参院民主)mag2 ID 0000055519

 脱北者と人権

 屋根もない小船で、4人の脱北家族が青森県に漂着した。生活苦が理由だという。北朝鮮に送還せず、本人たちの希望に沿った人道的対処をしなければならない。政府の方針に、ほっとしている。しかし、安倍首相が誇らし気に人権を口にするのを聞いて、改めて人権理解の底の浅さを知った。多くの外国人が、日本で人権救済を求め、拒否されている。脱北者は今後、さらに増える。対策を急がなければならない。

 5月31日(木) 年金記録、衆院傍聴

 5000万件もの年金記録が宙に浮いた責任は、基礎年金導入を決めた当時の菅直人厚生大臣にあると、与党が主張しているようです。とんでもない言いがかりです。基礎年金の導入とそのための過去の年金記録の一元化を決定したのは、1996年ですから、菅厚相の時ですが、これは誰も異論のないことです。しかし、その導入自体は1997年1月ですから、後任の小泉厚相の時です。導入時のシステム設計の不備を菅さんの責任にするというのは、難癖というほかありません。

 もともと一元化の難しい過去の年金記録なので、手間が掛かるのは仕方のないことです。しかし、そのために宙に浮いたり消えたりした記録の整理をいい加減にして、その不都合を全て年金受給者に押し付け、時効を援用するというのは、手前勝手過ぎて許されることではありません。この点から国民の目を逸らすために、菅厚相の責任を言い募って場外乱闘に持ち込もうというのは、邪道も度が過ぎます。

5000万件の年金の行方?

 <メルマガに見る政治家の言い分(要約)>
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 ○ ごまめの歯ぎしり 5月30日号(衆院自民・河野太郎)mag2 ID 0000006653

 ◇ 年金番号は2億件も存在していた

 5000万件の年金番号の件で、マスコミや野党の説明ぶりがやや不必要に不安を煽ることになっているような気がする。5000万件とはなにかというと「だれかの年金手帳に載っているが、オンライン上のその人の基礎年金番号に統合されていない年金番号」のことだ。つまり消えているのではなく、だれかの年金手帳に載っている番号であり、ミスでそうなったのかといえば、大部分はミスでも何でもない。

 平成9年に基礎年金番号ができるまで、年金番号は2億件あったのだ。なぜ、人口よりも多い数の年金番号があったかといえば、それまでは仕事を変わるたびに年金番号が新しくついたから。かつては、厚生年金の人が転職すると転職先で新しい厚生年金番号がついた。国民年金の人が就職すると厚生年金番号が新しくつく。国民年金の人が就職し、厚生年金番号がつき、退職して国民年金になるとまた新しい番号がつく。国民年金の人が他の市町村に引っ越しても番号が変わる。ずっと同じ企業に勤めれば、一つの厚生年金番号で終わり、同じ場所で自営業を営めば、一つの国民年金番号で終わる。

 平成9年に基礎年金番号が導入された。新しく一億件の基礎年金番号が導入され、それまでの2億件の年金番号を、この新しい一億件の番号に統合することになった。基礎年金番号が導入されて以降は、全てこの番号で管理されるので、新しい年金番号はつけられない。

 基礎年金番号以前の2億件の年金番号の統合は、それぞれ個人の年金手帳に自分の過去の年金番号が記載されているので、年金手帳を無くしたりしない限り、全て把握できる。2億件の年金番号にはどの年金手帳に載っていますよという年金手帳番号(正式には被保険者番号)が載っている。

 年金手帳を無くして再発行を受けたりして、年金手帳が複数あったりした場合、無くしてしまった年金手帳に記載されていた年金番号が統合されないケースはありうる。そうでない限り、年金手帳があれば、基礎年金番号までの年金番号はそこで把握できる。

 ◇ 年金は消えていない

 「消えた年金5000万件」などと言われるが、5000万件のうち、2200万件は、60歳未満の人たちの年金手帳に載っているこうした年金番号の数だ。だから現在、60歳未満の人たちが年金を受ける年齢になったときに、年金手帳の年金番号は基礎年金番号に統合される。ただ、年金の支給直前に統合されるよりも、もっと早い段階で統合しておけば、問題も少なくなるだろうということで、統合を早めろと僕はうるさく社会保険庁に文句を言い続け、みんなにうるさがられている。

 残りの2800万件は、すでに年金を受けている年齢に達したと思われる人の番号だ。可能性として、対象者が年金受給開始前に亡くなって、年金手帳による統合をおこなっていないもの、対象者が年金の受給資格がないため、年金の裁定がおこなわれていない(そのために年金手帳による統合がおこなわれていない)ものが大部分だろうと推定される。

 しかし、この中には、無くしてしまった年金手帳に載っていた年金番号があるだろうし、氏名、生年月日などが違っていて統合できなかったものもあるはずだ。だから、今回、2800万件の統合されていない年金番号の氏名と生年月日、性別を今、年金を受給している3000万人の氏名と生年月日、性別と照らし合わせて、ひょっとして漏れている可能性がありそうな人に、通知を出すことになったのだ。

 だから5000万件は、消えたわけではなくて、2200万件は今後、その年金番号が載った年金手帳を持った人が年金をもらう年齢に達するごとに、基礎年金番号に統合されていく。もちろんスピードアップすべきではある。

 2800万件の大部分はお亡くなりになった方と年金の受給資格がない方の年金手帳に載っていた番号で、これらは統合される機会が無かったため、いわば宙を漂っている番号だ。しかし、この中には統合漏れが必ずあるはずなので、再チェックをかける。

 このほかに、年金手帳を無くしたりしたが、加入があるはずだという申し出に基づいて調べた結果、マイクロフィルムや市町村の記録が確かにあって、オンライン上に無かったのが29件、マイクロフィルムや市町村の記録にも無かったが、領収書などがあって記録確認ができたものが55件。だからこの29件と55件こそが、たしかにこりゃえらいこっちゃなのである。

 物を作っているメーカーからすると100万件で29件と55件というのは異常に高い不良品率と言わざるを得ない。だから社会保険庁の記録チェックは必要なのだが、5000万件が消えたということではない。この記録ミスと5000万件は、別物だ。

 という説明を、みのもんたさんが番組でやってくれれば、不必要な不安はなくなるし、それぞれ何をチェックするべきかもわかるのではないだろうか。

 ◇ ごまめの歯ぎしり 5月30日号−2

 つまり、5000万件もの年金が宙に浮いたり、消えたりしているわけではありませんよ、ということ。もちろんこの中には統合できないものがあるから、確認は早急にしなければならない。支払われるべき年金が支払われないのは重大な問題だ。ただ、5000万件の年金が消えたというわけではない。新聞やテレビの報道でも5000万件の意味がわからずに消えたと報道しているケースがあるので、それは違うよということを認識してほしい。

 だいたい先週まで、厚生労働省も社会保険庁も5000万件の調査は必要ありませんとうそぶいていた。昨日だって2200万件も調査せよと発言すると、大げさにため息ついて見せたやつもいる。

 社会保険庁解体法案の審議の時に、保険料から支払われる事務経費にどこまで含まれるのかという議論があった。ここにもしつこく書いたから覚えて下さっている人もいるかもしれない。あの時に社会保険庁は現在のレガシーシステムの更新も保険料でやると曰った。数百億円かけて。そのシステムのおかげで、いまのこのざまがある。政府の他の支出を削ってでもシステムの更新は税でやるべきで、保険料に負担させてはいけない。違いますか?あの時、党の部会で後ろで野次った奴がいる。表で名前名乗ってレガシーシステムの更新は保険料負担ですと言ってみろ!!

 ◇ 時効撤廃は当然のこと

 時効を撤廃して全ての未払い年金を支給しますというのは当然のことだと思う。領収書などなくとも合理的に確認できれば認めますよ、そのために第三者機関を作りますというのも、合理的なルールではないだろうか。もちろん受給者側に軸足を置くというのは当然のこととして。ただ、多くの方々に大変なご迷惑をかけた不手際はきちんとお詫びしなければならない。その上で、早く対応を始めるべきだ。問題は政府も与野党も国民も認識している。対応できないケースが発生すれば、その時にどうするかを決めればよい。早くスタートすることが何より大事ではないか。憲法改正よりも年金改革。(「ごまめの歯ぎしり」おわり)



 ○ カエルニュース 5月30日号(衆院社民・阿部知子)mag2 ID 0000058959

 ◇ 政府の責任放棄、「消えた年金」強行採決

 この国会が強行採決のオンパレードであることは「ともこ通信」でも書いた通りですが、先週の金曜5月25日の午後の衆院厚生労働委員会での社会保険庁改革関連法案の強行採決は、まさに恥も外聞もない与党の暴挙の極みでした。

 民主党の要求した予備的調査によって、約5千万件の持ち主不明の年金納付記録があることが発覚し、この5月から社会保険庁の改革論議は、まずこの「迷子の年金」をめぐって激しい攻防が繰り広げられてきました。

 1997年からいわゆる基礎年金番号制度が導入されて今年で10年になります。それ以前は厚生年金や共済年金あるいは国民年金と、加入先が違えば一人でいくつもの年金番号があったわけですが、この時から一人一人に基礎年金番号をつけて年金を一本化する作業が始まりました。

 しかし、それまで掛けた保険料が全部その持ち主の記録に統合されたわけではありませんでした。社会保険庁はこれまでずっとそうした「宙に浮いた年金記録」があることを放置続けてきたのです。今回の審議の中で、そうした年金記録が実は5千万件もあり、社会保険庁長官がその存在を知ったのは今年の2月であると答弁しているくらいですから、何とも無責任な話です。

 そしておそらく野党の指摘さえなければ、このまま黙って社会保険庁の看板だけ新「日本年金機構」に掛けかえて、ずっと隠し続けておくつもりだったのでしょう。

 しかしこの間の審議が煮詰まる中で、安倍首相が政治判断としてこの5千万件の宙に浮いた年金記録の処理を厚生労働省に命ずることを言明しました。加えて、受給のための時効が切れた年金については別途議員立法の救済を表明しています。

 でも何かがおかしいのです。すなわち具体的にいつまでにだれがどのような方法で「宙に浮いた」年金を確実にその主に渡るようにするのかはまったく明らかでなく、おまけに本来社会保険庁側に落度があるのですから、受給の申し立ての5年という時効も社保庁が自ら処理すれば全額給付されるはずのものです。

 国民の年金救済という安倍首相の正義のポーズの下、実は社会保険庁解体によってその不始末の責任を解体・霧散させるべく、強行採決を断行した与党は万死に値します。

 週明けの国会では、こうした強権的な厚生労働委員会運営を受けて、5月29日の火曜にも衆議院本会議採決が予定されていました。しかし、月曜の昼過ぎに松岡前農水大臣の自殺が伝えられ、ムリと無謀を重ねてきた与党もここで一旦採決日程の凍結を申し出る事態が生じています。

 松岡前大臣をめぐる多額の政治献金や使途不明の事務所費問題にも一貫して口をつぐんで、その任命責任をなおざりにしてきた安倍首相には大きな責任があります。松岡前大臣の通夜の行なわれた5月29日、中空を明るく照らす月が黙って下界を眺めていました。政治と金にまつわる疑惑のすべてを明らかにしようとする政治の強い意志なくしては、こうした不幸は後を絶たないのではないでしょうか。不幸な死を遂げられた松岡前大臣には心より哀悼の意を表します。阿部知子

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 1986年5月31日、森繁の『屋根の上のヴァイオリン弾き』が閉幕した。


 ○『屋根の上のヴァイオリン弾き』の物語り

 テヴィエとその家族をはじめとして、帝政ロシア領となったシュテットルに
暮らすユダヤ教徒の生活を描いたもの。この作品には19世紀末のシュテットル
の様子が良く描かれている。後半、一家の故郷・アナテフカはポグロムの猛威
(ユダヤ人に対する集団的迫害行為、殺戮・略奪・破壊・差別など)におされ
一家は強制退去を命じられる。原作ではイスラエルの地へ帰還するが舞台では
ニューヨークに向かう所で話が終わる。

 舞台は帝政ロシア末期、ウクライナの貧しい村アナテフカ(ユダヤ人の村)。
革命の波が押し寄せつつある不安定な社会状況、ロシア人によるユダヤ人への
差別と迫害。貧しいながら平和な暮らしを守りつづける主人公テヴィエ一家と
彼らを取り巻く人々が描かれる。

 いくつかのテーマを持っているが、ユダヤ人差別は日本人には中々理解され
にくい問題なので、伝統的なムラ社会と、家父長制が崩れていく様子に焦点が
当てられている。

 主人公のテヴィエには5人の娘がおり、次々と親の反対を押し切り、または
しきたりを破り嫁いでいく。「屋根の上のヴァイオリン弾き」で描かれる世界
は暗いが悲愴感はなく、観客の一人ひとりに希望を与えてくれる。しきたりを
破ることは文化を捨てることにつながり、民族のアイデンティティ喪失を意味
する。だから、テヴィエはしきたりに固執するのだが、結局、娘への「愛」に
負ける。「社会」よりも「個」を優先させるが、その根底に親子の愛がある。
これこそが「屋根の上のヴァイオリン弾き」が世界中で受け入れられ、ロング
ランをつづけてきた要因だ。ユダヤの「しきたり」は理解し難いが、「愛」は
世界共通。

 シリアスな内容だが、笑わせる場面も多い。家族愛を重んじ、頑迷に伝統を
守り抜こうとする男の物語。挿入歌「サンライズ・サンセット」は大ヒット。

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 ○「屋根の上のヴァイオリン弾き(Fiddler on the Roof)」の語義

 フィドラーとはフィドル弾きという意味で、フィドルとはヴァイオリン。
「屋根の上のヴァイオリン弾き」はテヴィエを象徴するもの。

 テヴィエの台詞に、「この村に住むユダヤ人は皆、屋根の上のヴァイオリン
弾きみたいなもんだ。落っこちて首の骨を折らないよう気を配りながら、愉快
で素朴な調べをかき鳴らそうとしている。これは中々なことじゃない。なぜ、
そんな危険を犯して住んでいるのかって?そりゃこの村が俺たちの生まれ故郷
だからさ!じゃあ、どうやってバランスを保っているのかって?それは一口で
言えば伝統、しきたり!」

 「屋根の上のヴァイオリン弾き」とはユダヤの象徴であり、そしてもう一つ
この作品の中では、主人公テヴィエの心の叫びでもある。彼の喜び、悲しみ、
時には、励ましあい、そして憎み合う。幸不幸 ゆるく結んで 綱渡り。

 1967年から日本でもミュージカルとして上演され、テヴィエ役は1986年まで
森繁久彌がつとめ、通算900回を数えた。その後、テヴィエ役は西田敏行、
市村正親に移って、今日も上演を継続中。


 ◇ 森繁久彌(1913年5月4日生まれ )

 大阪府枚方市出身。旧制北野中学、早稲田第一高等学院卒業後、早稲田大学
商学部中退。舞台俳優、NHKアナウンサーを経て本格的な俳優活動に入る。

 NHKアナウンサー時代には、満州電信電話株式会社の放送局に勤務。
満洲映画協会の映画のナレーションなどを手がけ、甘粕正彦とも交流がある。
また満州巡業にきた古今亭志ん生や三遊亭圓生とも親交を結んだ。

 『知床旅情』でシンガーソングライターとしてもデビューしている。
『森繁自伝』で日本文芸家協会の推薦を受け、会員となった。通称「爺や」。
徹子の部屋の第一回放送分のゲストが森繁であった。

 森繁には、『屋根の上のヴァイオリン弾き』の他に、『佐渡島他吉の生涯』
というロングラン舞台もあったが、こちらは北大路欣也にバトンタッチした。


 ◇ 『佐渡島他吉の生涯』の物語り

 明治三十八年、日本が日露戦争の連戦連勝に沸きかえっていた頃‥。
アメリカがスペインから奪いとったばかりのフィリピンでは、ベンゲット道路
の建設工事が行われていた。工事は難渋をきわめ、ここに沢山の日本人労働者
も従事していた。この物語の主人公・佐渡島他吉もその一人。「ベンゲットの
他ぁやん」といえば、泣く子も黙る暴れん坊の人夫だった。

 ある日、他吉は白人との喧嘩がもとで強制送還を宣告される。他吉にとって
未練はなかったが、からゆきの静子との別れは辛かった。他吉は、白人の二号
の静子にひそかに思いを寄せていたし、静子も他吉を愛していた。

 フィリピンにいる間、仕送りはおろか便りの一本も出さなかった他吉が故郷
・大阪の河童路地にひょっこり帰って来たときの女房・おつるの驚きと喜び。
そんな母親を、父の顔も覚えていない一人娘の初枝がけげんな顔でみつめるの
だった。翌年、おつるは幼い初枝を残して死んでしまった。さすがの他吉も心
を入れかえ、朝から晩まで人力車を引いて、男手一つで初枝を育てて行くが、
なにかにつけ相談相手となり、口げんかの相手になるのは、隣に住む落語家の
〆団治であった。

 十余年の月日は瞬く間に過ぎ、初枝も桃割れのよく似合う美しい娘に成長し
他吉の知らない間に、桶屋の職人・新太郎と恋仲になっていた。そんなある日
源聖寺坂で客待ちしていた他吉は、初枝が新太郎と今まさに接吻しようとして
いる姿を見て逆上するが、二人の情熱に負けて、結婚を許してやるのだった。

 それから一年、新太郎は店を構え、初枝も夫婦円満で、他吉にとっては幸せ
が続くかにみえたが、新太郎の店が火事で丸焼けになったことから急変した。
借金を返すため、男一匹、身を粉にして働いて来いと、初枝や〆団治の反対を
押し切り、他吉はむりやり新太郎をフィリピンへやる。自分が果たせなかった
夢を新太郎に託したつもりが裏目に出て、新太郎は異国の地で赤痢にかかり、
あっけなく死んでしまう。

 初枝は、大きな腹を抱えて寄席のお茶子になって働いていたが、その悲報を
知ると、うちの人を殺したのは、お父ちゃんやでと激しく他吉を責めて絶叫し
つづけたが、にわかに産気づいて、他吉を慌てさせるのだった‥‥。

 ※ なんとなく、『屋根の上のヴァイオリン弾き』+『無法松の一生』=
『佐渡島他吉の生涯』みたいな、そんな感じでございます。

 人に歴史あり、ってゆうかぁ〜、森繁こそ、歴史そのもの。NHKラジオの
「日曜名作座」も長く続き、印象深い語りだった。

 逝く人を 見送るばかり 胸つぶれ
 平成19年5月31日(木)3月期決算:生保減収、響いた不払い問題、新規18・9%減。

 主要生命保険12社の2007年3月期決算が30日、出そろった。保険料収入は、国内の主要10社の合計で前期比3.6%減の約17兆9600億円と2年ぶりの減収。大量の保険金不払いの発覚で生保離れが進んだことも影響した。(それでも、5千万件の年金を宙に浮かせる社保庁よりは、遥かにマシ。)
 日の本や国破れて官吏あり (この国の“かたち”が崩れてガラガラポン)


 女流棋士が新団体を設立(5月30日)
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 今日は、五月“おしまい”の日です。

1937年、林銑十郎内閣(戦時内閣)が総辞職しまして、“おしまい”に。
1941年、内務省が大安・仏滅などを記載した暦を取締り“おしまい”に。
1947年、ハンガリーで政変勃発、ナジ内閣が退陣して、“おしまい”に。
1966年、茨城交通茨城線と水浜線がこの日限りで廃止、“おしまい”に。
1972年、北海道の三菱鉱業美唄鉄道がこの日限りで廃止“おしまい”に。
1972年、北海道三井芦別鉄道がこの日限りで旅客を廃止“おしまい”に。
1983年、埼玉県の東武鉄道熊谷線がこの日限りで廃止、“おしまい”に。
1986年、森繁の『屋根の上のヴァイオリン弾き』900回で“おしまい”に。
1986年、石川県の北陸鉄道小松線がこの日限りで廃止、“おしまい”に。
1987年、劇団四季の『キャッツ』が1224回目で最終公演“おしまい”に。
1995年、青島都知事が「世界都市博」の中止を最終決断“おしまい”に。
2007年、落合ドラゴンズの目指す「スキの無い野球」が“おしまい”に。

 (はかなげに 皆仕舞いたる 五月尽)



 今日は【世界禁煙デー】(World No-Tabacco Day)でもあります。

 世界保健機関が1989年に制定。国際デーの一つ。1995年の段階で世界の喫煙者は
 10億1000万人で5人に1人の割合となっている。毎年300万人が喫煙が原因と
 みられる癌や心臓病で亡くなっている。2030年代初頭には、喫煙による死亡者が
 年間1000万人に達するとWHOは警告する。


 ◇ たばこ1箱千円なら、ほとんどが禁煙 (5月22日)
 喫煙者が気にするのは、健康よりもたばこの値段だった。

 ライト・スモーカーが、健康を理由に禁煙することは良くあること。
でもヘビー・スモーカーは、そんな些細なことでは断じて禁煙しない。
健康ごときでビビる程、やわな根性を持ち合わせてはいないからだ。
正しい表現をすれば、理性的判断を失った方々が喫煙者なのである。
タバコ税を納めた、その数倍の医療費を浪費する輩でございます。

 京大大学院経済学研究科の依田高典教授らの研究グループは、たばこ1箱が1000円なら、喫煙者のほとんどが禁煙し、ニコチン依存度が高い人ほど、価格が禁煙の動機付けの重要な要素となる、とのアンケート結果をまとめ、21日、発表しました。

 罰金や健康へのリスク情報は、低、中度依存者には禁煙の動機付けになる一方、高度依存者には、ほとんど効果がなかった。しかし、1箱あたりの価格を2倍程度の600円にするなら、低度の80%、中度の60%、高度の30%が「たばこをやめたい」と回答。1000円では、いずれも9割以上が「禁煙を決意する」という結果になった。

 金で健康が買えるなら、わたしゃ、死ぬまで吸いまくる (煙草命)

 血迷うて禁煙したとて夢一期 今日も元気だ煙草がうまい (薬水煙管子)
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 <巨人6−2ソフトB>(30日)東京ドーム

 勝利投手:金刃憲人(5勝1敗)☆初完投
 敗戦投手:和田 毅(4勝4敗)


 <中日2−4楽天>(30日)浜松球場

 勝利投手:朝井秀樹(2勝2敗)先発:田中将大
 敗戦投手:岩瀬仁紀(0勝2敗N13S)先発:朝倉健太
 セーブ:福盛和男(3勝0敗12S)

 ※ 朝倉らしからぬ安定感で8回無失点。だが、完投を狙い9回に登板するや
    突如、崩れて無死1・2塁で降板。2点差あり、この程度のピンチならば
    岩瀬が逃げ切ってくれると、誰しもが思っていたことでしょう……

 「昨日とおんなじフレーズ、使っておいて」との、落合監督の嘆きが聞こえてくるような、目を覆うばかりのエラー、エラーのオン・パレード。バント処理で、1塁渡辺が無理に3塁に送球してフィルダース・チョイス、無死満塁に。この時点で、中日の逆転負けが決した。

 山崎は邪飛で打ち取ったものの、リックに犠飛を打たれて1点を返される、2死1・3塁。続く鷹野がタイムリーで同点、2死1・2塁、朝倉の勝ちは消えた。ここで、またまたエラーが出ます。鉄平の打球を森野が1塁へ悪送球、走者1人生還、続いて2人目生還を阻止せんと渡辺が本塁へ超悪送球、結局、2者生還して2対4と逆転を許す。自滅!自滅!自滅! あゝ、3連敗。

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 <広島3−4ロッテ>(30日)広島市民球場

 勝利投手:小宮山悟(3勝0敗)
 敗戦投手:林 昌樹(2勝1敗)
 セーブ:小林雅英(1勝1敗12S)


 <横浜×−×日ハム>(30日)相模原
  降雨のため試合前中止


 <阪神3−1西武>(30日)甲子園

 勝利投手:下柳 剛(4勝4敗)
 敗戦投手:岸 孝之(4勝3敗)
 セーブ:藤川球児(0勝1敗14S)


 <ヤクルト×−×オリックス>(30日)神宮球場
  降雨のため試合前中止

 ※ 今晩、豊橋に大雨のあれかし(豊橋の野球ファンの皆さんゴメンなさい)

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