今日の出来事ロジー

7月19日は、 河合隼雄 の命日です。

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 政治家の言葉に信の欠片(かけら)なし

 ◇ 赤城農水相の両親、発言一転「活動の拠点」って、
                  親に自分の尻を拭かせるんじゃーないよ。

 赤城農水相(48)の政治団体の事務所費問題で、「実家を事務所として使ったことがない」と証言していた赤城氏の両親が8日、「ここは昭和8年から70数年、事務所だった」と述べ、前日の証言を翻した。赤城氏の発言に合わせたものとみられる。一方、安倍首相(52)はテレビ朝日「サンデープロジェクト」で、両親が当初「使っていない」と発言したことに「ご高齢だから、そう思ったのかもしれない」と話した。(人さまのご両親を痴呆扱いするんじゃーないよ。政治家っちゅうのは、とことん性悪でないと勤まらないってか。)

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 赤城氏の父毅彦さん、母左知子さんは8日夜、「赤城徳彦後援会」の主たる事務所として茨城県選管に届けられ、16年間で計約1億2300万円の経常経費が計上されていた筑西市の実家玄関前で取材に応じた。(バカ息子のために、余計な苦労をさせられて、ほんにお気の毒。)

 前日、毅彦さんは「事務所として登録されていた事は全く知らなかった」「常駐スタッフはおらず、選挙中も活動はない」と明言していたが、一夜明けて発言は180度変わった。「うちは古い家ですから、皆さんが思うような事務所ではありませんという意味で、『事務所じゃありません』と言った」と苦しい言い訳。「ここは昭和8年から事務所。皆さんの考えと違って、テーブルや事務機がある近代的な事務所ではない」と述べた。(いくらなんでも、ファックスくらい置いたって罰は当たらんと思うけどね。)

 両親は「私どもの自宅が後援会事務所として使われていないかのような報道がなされているが、真意が伝わらず騒ぎが大きくなって驚いている」「今は事務を水戸事務所で行わせていることから『事務所』としての活動が、以前より活発ではないという趣旨で話をした」「今でも地区幹部会などの会合は行われ、水戸の事務所と相まって活動の拠点となっている」などと書かれた手書きのコメントも報道陣に配布した。(バカ息子に言われて、せっせと手書きコメントを書くご両親。親不孝の極みだ。)

 発言が変わったのは、前日夕の会見で「活動の拠点」と強調した赤城氏との矛盾を埋めるためとみられる。毅彦さんは、実家と事務所の光熱水費をどう区別しているか聞かれると「会計責任者に聞いてほしい」と歯切れは悪く、左知子さんも「違法は全然ない」の一点張り。収支報告書で後援会代表とされ「代表になっていたことも知らない」と赤城氏を批判していた元県議の青木来三郎氏(85)もこの日は一転、一切取材に応じず「9日会見してお話しする」と話した。赤城氏サイドが“疑惑隠し”のため、情報を統制していると受け取られても仕方のない対応だ。(これこそ、極めて日本的な“ムラ”社会の典型。こんな政治家を輩出してきたのが自民党政治であり、それを容認してきたのが、我ら愚鈍なる有権者なのか。)

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 ◇ 口裏合わせを否定するのが、「口裏合わせ」(7月9日22時)

 赤城農林水産相の政治団体「赤城徳彦後援会」の事務所費問題で、赤城氏は9日夜、報道陣の取材に答えた。「両親や後援会代表の証言が変わったのは、口裏合わせをしたのか」との質問に対し、「それはとんでもない話」と語気を強めて反論した。後援会代表の元茨城県議(85)は同日、県内の自宅で会見し、後援会の主たる事務所として届け出されていた赤城氏の実家について「選挙の情報交換に使うなど、実態はあったと思っている。説明不足だった」と述べ、これまでの発言を修正した。

 赤城氏は両親らの発言について「これまでの活動や実態を一番わかっている人。それがどうして、『何もしらん』『活動していない』という記事が載ったのか。ちょっと解せない」と述べた。さらに、「両親がどういう発言をしたのかも、後でわかったので改めて説明させていただく」と話した。(プライドを持たない者は、政治を志して欲しくないものだ。)

 一方、後援会代表の元茨城県議は7日、実家での後援会活動について「選挙以外では使ったことはないはず。自分が代表者であることも知らなかった」と話していた。これに対し、9日の会見では「(赤城氏の祖父の)宗徳さんの時から後援会のとりまとめを引き受けていたが、自分は『会長』と思い込んでいて、『代表者』とは思わなかった」と釈明。後援会の経費などについては「承知していなかった。事務方の若い人に任せていた」と話した。(余りにも露骨な「口裏合わせ」でございます。鬼灯市、おそれ入谷の鬼子母神。)
 平成19年7月9日(月)政治家の覚悟のほど:安倍総理と小沢代表と。
 赤城農水相を擁護するばかりの者と、自ら背水の陣を敷く者との差が29日に。



 1997年7月9日、『FOCUS(フォーカス)』の不買行動が全国的に起こる。
 神戸少年殺人事件の14歳の容疑者の写真を掲載した写真週刊誌『フォーカス』の
 不売行動が全国的に起きました。


 新潮社「FOCUS」が酒鬼薔薇少年の写真を掲載した。これにより全国的な不買行動が始まった。多くの書店では、同誌を販売自粛し、新聞各紙・TV各局は新潮社を少年法違反と非難した。児童文学者・灰谷健次郎は抗議のため、新潮社より自己の著作の全ての版権を引き揚げた。

 ネット上では、「表現の自由」を声高に謳い、「FOCUS」写真の複製や彼の実名が、多くのWebページに掲載され、そして転載された。たまたま酒鬼薔薇少年と同じ地域に住み、彼と同じ姓をもつ者たちの住所や名前や電話番号が何の理由も開示されぬまま暴露された。

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 ◇ 灰谷健次郎、加害少年写真公開に抗議

 1997年(平成9)、神戸連続児童殺傷事件が起きると、新潮社の写真週刊誌「フォーカス」は、少年法に違反する、当時中学3年生であった加害少年の写真を公開した。これに対し灰谷は、「加害少年も保護されるべき存在」であるとして、「フォーカス」関連記事への抗議のため、執筆拒否を宣言する。同時に灰谷は彼の代表作である『天の瞳』(後に角川書店より再刊行)を含む全ての著作の版権を新潮社から引き揚げ、新潮社の天皇とも怪物とも呼ばれた斎藤十一と絶縁した。


 ◇「文春 1997年9月特別号」村上龍「神戸小6惨殺事件、寂しい国の殺人」

 何か強烈な事件を契機にして思考を停止する人はいつの時代にもいる。ヒステリックに排除と制裁を叫んでいる人々は、この十四歳が恐いのだと思う。この十四歳が露わにしてきたことが理解を超えていて、それが恐いのだろう。近代化の途上という「のどかで貧しい時代」を生きてきた人々の想像力には限界があるし、彼らは近代化の労苦を背負った人々でもあるので、わたしは「排除・制裁派」を批判しない。彼らはその労苦が報われなかったという挫折感によって「世間」と同化してしまった。この国の「世間」は原則よりも、ときには法律よりも強い。わたしはそういう「世間」とはできるだけ関わりを持ちたくない。

  彼らを一括りにすることは危険だが、共通しているのは、日本国民の中心的感情が「悲しみ」から「寂しさ」に移行しているのに気づいていないことだと思う。演歌や歌謡曲は、集団の最大公約数的な悲しみが消えたときに、存在理由を失った。

 現代を被う寂しさは、過去のどの時代にも存在しなかった。近代化以前には、近代化達成による喪失感などというものがあるわけがないから、わたしたちは、現代の問題を、過去に学ぶことができないということになる。今の子どもたちが抱いているような寂しさを持って生きた日本人はこれまで有史以来存在しない。それなのに、相変わらず過去に学ぼうとしているのは主に偏差値の低い中高年の男達だ。

 織田信長だろうが坂本龍馬だろうが吉田茂だろうが、彼らが今生きていたとしても、例えば帰国子女の悩みにも答えることができない。それなのに、信じられないことだが、「織田信長に学ぶ危機管理術」というような特集を組む雑誌が未だにあとを絶たない。だがバカな中高年の男たちのことはもう放っておくしかない。自分のこれまでの人生を否定することになるので、よりよい集団に属するという価値観を彼らは死ぬまで変えないだろうし、退行と反動化の中枢を担っていくはずだ。

 「これからの日本をどう変えていけばいいのか」などと言っている人をわたしは信用しない。そんなたわけたことを言う前にまずお前が変われ、といつも思う。システムを変えることで個人が変わる時代は終わっている。

 ※ 柳 美里は酒鬼薔薇事件に触発され、『ゴールドラッシュ』を書く。

 ※ 新潮社「FOCUS」には、もともと自殺願望的とも言える突出した記事掲載が目立った。写真週刊誌とは本来、自爆的なメディアだったのか。大衆を扇情的にさせて利を稼ぐやり方は、大手出版社の取るべき“ふるまい”ではなかった。「FOCUS」は、1981年に創刊され、一時期は発行部数200万部に達したが、その後、売れ行きが悪化し、2001年に休刊。


 【参照】5月27日、「酒鬼薔薇事件」発覚
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/32984541.html

 【参照】6月28日、酒鬼薔薇事件の少年Aを逮捕
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/9736514.html


 【参照】7月9日、岐阜空襲の日
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/11281828.html

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