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◇ 阪神の守護神・藤川球児(27)、鬼に金棒の倍増・3億5000万円
宮崎恒彰オーナー、大幅昇給確約、優勝へまっしぐら
阪神宮崎恒彰オーナー(64)は10日、セ・リーグ記録の10連投で10連勝を導いた藤川球児投手の大幅昇給を確約した。ラストスパートにかかせない球児に対して、最大限のバックアップ発言。今季の推定年俸1億7000万円から、3億5000万円を見据えたアップが予想される。
宮崎オーナーは「これだけ連勝しているとJFKに、かなり負担がいって彼らもかわいそうだけど、シーズン終盤なので気力で頑張ってもらいたい。藤川投手のみならず、更改の原則として、頑張った選手にはそれなりの対価があって当然。今、上がる給料を惜しむ気はさらさらない。優勝してもらえればみんながハッピーになる」。
さらに、「今年は2軍から上がってきている選手もいるが、相当の評価をされるでしょう。一昔前はダメ虎とか、ケチやとかいろいろ言われていましたけど、今はそんなことはない」と、力強い御託宣が下された。昇給候補に桜井、狩野、上園らブレイクした若手陣を挙げ、最後の発奮を促した。勝って稼いで、オール・ハッピーなオフを。宮崎オーナーが大判振る舞い予告で、チームのラストスパートに鞭を入れた。
◇ 藤川が岩瀬の記録(46セーブ)を、絶対に越える
岡田監督は、「9連戦での球児?出すよ。いける試合となったら、いかせるよ」と言い切った。10連投と獅子奮迅の藤川、今日の広島戦に登板すれば、2リーグ分立後の日本タイ記録となる11連投。勤続疲労を心配する声もあるが、今週は落合竜との直接対決が控える。
「出さんかったら『何でや?』と言われることになるやろがっ」と、口をとんがらせる岡田監督。もっとも、岡田監督らしい親心もある。藤川にぜひ、シーズン最多セーブの日本記録更新を成し遂げて欲しいと思っている。現在の記録は中日・岩瀬が2005年に達成した46。藤川のセーブ数は現在40だ。「記録というものは、どんなものでもいいから達成させてやりたい」と岡田監督。今の藤川の力なら、「岩瀬超え」は充分可能とみている。だからこそ、出し惜しみせず、チャンスを与えたいのだ。
◇ 巨人は玉砕戦法?
逆転Vへ悲壮な決意
阪神に3連敗で自力V消滅、崖っぷちに立たされた原巨人。尾花コーチは「あきらめる訳にはいかない」と、残り17試合、先発陣には中4日はおろか中3日で登板させる玉砕ローテの可能性まで口にした。投手陣も悲壮な決意でスクランブル指令に応えるようだ。
前半戦の巨人は上原をストッパーに回せるほど先発の駒がそろっていたが、1人去り2人去り、9月に入ると金刃が背筋痛、パウエルが3連続KOで共に2軍落ち。代わりに今季先発では4勝の福田、同0勝の野間口を上げた。今や計算の立つ先発は高橋尚、木佐貫、内海の3枚だけ。そして、今日から9連戦がスタート。尾花コーチは「先発で上げる人いないでしょう。いなきゃしゃあない」と金刃、パウエル、門倉らの再昇格は期待薄。
残された道は高橋尚ら3本柱を短い登板間隔でフル回転させることのみ。尾花コーチは「そういう人もいるでしょう。中4日なのか、中3日なのか。前で使うか、後ろで使うか。何でもあるでしょう。あきらめる訳にはいかないし」と悲壮な決意。
中日、早々と3位後退。 阪神と巨人わずかに0.5差
◇ <広島9−0阪神>(11日)広島市民球場 18:00開始(終了)
勝利投手:長谷川昌幸(2勝4敗)
敗戦投手:能見 篤史(4勝4敗)
1回裏、栗原が能見から3ラン(広島3-0阪神)
5回裏、アレックスの2点タイムリー、新井タイムリー、栗原タイムリー、
前田智の犠飛(広島8-0阪神)
7回裏、バッテリー・エラーで1点追加(広島9-0阪神)
※ 一方的な負けゲームのお陰で、藤川を完全休養させることができ大収穫。
◇ <ヤクルト5−6巨人>(11日)神宮球場 18:20開始(終了)
9回裏1点差、原監督の絶妙の抗議で試合中断、降雨コールド?
9回裏、無死1.2塁で上原登板(ヤク2-6巨人)、川本3ラン(ヤク5-6巨人)
城石2塁打(1死2塁)、青木ヒット(1死1.3塁)、原監督がマウンドに砂を入れ
させたところで、22時に降雨中断…
◇ <中日1−2横浜>(11日)ナゴヤドーム 18:00開始(終了)
※ 9回裏、クルーン登板、代打・立浪ヒット、代走・藤井盗塁、井端三振、
荒木ゴロ、中村四球(代走・堂上)、ウッズ四球で2死満塁、森野四球で押出し
李あっさりアウトでゲームセット。(ヒットは2本のみ、打てません)
※ 先発・山井、好投空しくってヤツで降板、負け投手に。
勝利投手 [横浜] 三橋(2勝1敗)
敗戦投手 [中日] 山井(3勝3敗)
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