|
◇ 携帯標的、ネット遮断 ミャンマー (9月29日) 混乱が続くミャンマーで28日、インターネットが遮断された。当局は「海底ケーブルが損傷した」と説明するが、反政府デモに無差別発砲するなど軍事政権の暴走ぶりを伝える報道から国民を遠ざけてデモの沈静化を図るとともに、国外への映像や写真の流出を阻止する狙いがある。 治安部隊が市民のデモ隊を制圧する際も、カメラや携帯電話を所持していた市民の多くが銃撃や殴打の標的となった。前日、至近距離から銃撃を受けて死亡した映像ジャーナリスト・長井健司さんも狙い撃ちされた可能性が高い。 軍事政権は厳しい報道統制を行っており、地元紙などは今回の反政府デモをわずかに報じるのみ。ヤンゴンでは数紙の日刊紙があるが、国営紙「ミャンマーの新しい灯」はもちろん、一般紙も大半が軍政幹部関係者の経営か、編集に深く関与している。軍政の厳しい監視下に置かれており、8月中旬の燃料費値上げに端を発した反政府デモにもほとんど触れていなかった。 国営紙は今月6日に中部パコクで起きた僧侶の抗議デモで警官隊が威嚇発砲したときなど数回、記事を掲載したが、「僧侶が警官に暴力を振るったための措置」と、当局の行為を正当化する内容だった。軍政側の宣伝に使われるのを拒否した週刊紙が発行停止に追い込まれている。 国営放送は「外国メディアは金銭目当ての国民から虚偽の情報を集めてゆがんだ報道をしている」と批判。外国人記者の入国に神経をとがらせており、治安部隊と市民の衝突現場の近くにあるホテルでは部屋を巡回し外国人宿泊者の身元を厳しくチェックしている。 今年3月に新首都ネピドーを初めて外国人メディアに公開した際、軍政はテレビ局が取材した映像を検閲、貧しい暮らしぶりを撮影した場面などの削除を命じていた。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用




