|
平成20年2月13日(水)昨日:首都決戦始まる、オバマ氏優勢、代議員数逆転か?
米大統領選で、首都ワシントンと、隣接するバージニア、メリーランドの3州・地区の予備選が12日朝(日本時間同夜)、始まった。民主党では、勢いに乗るバラク・オバマ上院議員がヒラリー・クリントン上院議員に対し優位な戦いを展開しており、予備選が始まって以来の通算獲得代議員数で逆転するとの可能性も指摘されています。
12日に予備選を行う3州・地区には、オバマ氏の支持層である黒人、および白人の富裕層が多く居住しており、事前の世論調査ではオバマ氏がいずれも過半数の支持を固めた。5日のスーパーチューズデーに続く7予備選・党員集会で、オバマ氏の7連勝となる可能性が高く、焦点は「どの程度差が開くか」に移っている。
特に注目されるのは、1964年にジョンソン大統領(民主)が勝ったのを最後に、本選挙で一貫して共和党の大統領候補が多数を占めてきた「赤い州」(共和党のシンボルカラーから)のバージニア州。全州区の知事選や上院議員選で民主党が相次いで勝利をおさめ、「青い州」に移行中とされる。予備選で共和党支持層に食い込み、大量の票を獲得した候補は、本選挙でも「勝てる候補」としてアピールできるだけに、両氏とも何度も現地入りして支持を訴えていた。
※ 開票は日本時間の午前9時から、大勢は昼前にも判明。
2月13〜14日、今夜、黒石寺蘇民祭(そみんさい)が始まります。
◇ JR東日本に拒絶された伝統行事・黒石寺蘇民祭
千年の歴史がある「裸祭り」の伝統が、時代の変化の壁に阻まれた。JR東日本が、岩手県奥州市に伝わる伝統行事のポスターを「不快感を与える」として掲示を拒否された。掲示を拒否されたのは岩手県奥州市水沢区黒石町にある黒石寺で毎年2月に行われている「蘇民祭」の宣伝ポスター。褌姿の男性たちが厳寒の深夜、五穀豊穣と厄払いを願い、もみ合いながらお守りの入った「蘇民袋」の争奪戦を繰り広げる伝統行事。 (「蘇民袋争奪戦」:護符入りの麻袋を手にしようと男たちが激しく揉みあう。)
同市はこの祭りのポスターを数十年来作製しているが、JR東日本が掲示を拒否したのは今年が初めて。今年のポスターでは「胸毛の濃いひげ面の中年男性」が「吠えている」後ろに、褌をまとっただけの男性たちが写っている。
同地域担当のJR東日本盛岡支社は、ポスター掲示がセクハラにつながるかもしれないと判断したという。同社広報室は「駅はいろいろな人が利用する。このポスターのデザインに不快感を持つ人も出てくる可能性は高い」としている。銭湯や温泉がある日本でも、公衆の面前で裸になることはますますタブーになりつつある。
奥州市の同祭開催担当者は、JR東日本に対し昨年11月に、例年どおりポスター600枚の掲示を申請した。しかし今年は同社から図柄の変更を求められ、市では元はまったく何も身につけていなかった男性たちの写真に、白い下帯を加える修正を行った。「それでもポスターは却下された。コストの問題や祭りの日程が迫っていることもあり、それ以上の修正はあきらめた」と市担当者はいう。駅構内に掲示されるポスターはいつも多くの人の目にとまるため、市としては非常に残念だと述べた。
盛岡支社広報室の田中明室長は「被写体そのものを否定するわけではない。社の方針もあり、全体のイメージが観光誘致ポスターにそぐわないと判断した」としている。同市水沢総合支所の佐々木禅商工観光課長は「例年に比べて少し衝撃が強すぎたかも知れない。駅に掲示できない分は各地の観光施設や公共施設などへの掲示で対処したい」と話している。
JR東日本ではクレームの対象を特定していないが、ポスターに写っている中年の男性本人は、東アジアでは珍しい自分の「濃い」胸毛が抵抗感を招いたのではないかと疑っている。祭りに参加し始めて20年のベテランのこの男性は、テレビのインタビューに対し「まったく個人の好き好きの問題だから、自分は気にしない」と述べた。
蘇民祭はほぼ日本全国に分布しているが、特に岩手県の場合、記録保存のために国指定無形民俗文化財となっています。黒石寺の場合は、蘇民将来の護符を奪い合う形態をとっており、一千年以上の歴史を持つといわれ、祭日は旧正月七日から翌日早暁にかけて古式通りに行われます。
◇ 蘇民祭信仰(妙見山黒石寺HP)
『備後(びんご)風土記』の中に蘇民信仰の逸文が残されている。北海の武搭神(たけあきのかみ)が南海の神の娘をめとろうと旅に出、途中で日が暮れた。そこに将来兄弟二人が住んでいた。兄の蘇民(そみん)将来は大変貧しく、弟の巨旦(こたん)将来は裕福で家や倉を百余りも持っていた。武搭神は弟に一夜の宿を借りようとしたが断られ、やむなく兄の家に泊めてもらった。兄は粟の飯でもてなした。後に武搭神は八人の王子と帰る途中将来の所に寄り「かつての報いをしよう。おまえの子孫がその家にいるか」と問うと、「妻と娘がいる」と答えた。すると「茅(ち)の輪(わ)」を腰に着けることを命じた。その夜、神は蘇民の妻、娘を除いてすべてを滅ぼしてしまった。そして「私は須佐之男命(すさのおのみこと)なり、後の世に疫病あらば蘇民将来の子孫といい、腰に茅の輪をつける者は疫を免れるであろう」と申された。
武搭神・須佐之男命・牛頭天・薬師如来は同一神仏であるという。
岩手県 奥州市 黒石寺蘇民祭
※ ポスターの男性、なかなか控えめな性格です。
|