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平成22年5月20日(木)昨日:「初動に遅れ」自民が農相不信任決議案提出へ。 自民党は19日、宮崎県で被害が拡大している家畜伝染病「口蹄疫」への対応に不備があったとして、赤松農相に対する不信任決議案を国会に提出する方向で検討に入った。提出時期には、今後の感染状況を見極めて判断する。 自民党の谷垣総裁は19日、東京都内での街頭演説で、「政権の初動が遅かったからこんなに広げてしまった。農相は『大騒ぎするな』と言って外遊に行った」と指摘。 農相は、口蹄疫の感染拡大が始まっていた4月30日から5月8日まで、メキシコやキューバなどを訪問。初めて宮崎県に入ったのは、帰国後の10日だった。 自民党の石破政調会長は19日の記者会見で、農相が「反省するところはない」と発言したことについて、「自己正当化を図ってはいけない」と批判。これに対し、平野官房長官は19日の記者会見で、政府の対応について、「きちんと反省することはしなければならない」と語った。ただ、同日の政府の対策本部会合には4閣僚が欠席し、関係者からは「鳩山政権は、本気で地元を心配しているのか」という声も出ている。 5月20日は、荻原井泉水忌です。 (東京都港区六本木・妙像寺 天寿妙法釈随翁居士) ◇ 荻原井泉水(1884年〜1976年)(本名・幾太郎のちに藤吉) 「俳句は印象より出発して象徴に向かう傾きがある。俳句は象徴の詩である」 季題無用を標榜、印象的・象徴的な自由律により宗教色の強い求道的な作風 東京芝区神明町(現・東京都港区浜松町)で雑貨商・「新田屋」の次男として生まれる。荻原家は越後国高田(現・新潟県上越市)出身で、祖父・藤吉が家庭の事情で若いとき家を出奔して江戸に出てきたという。 長男・長女を幼くして失ったため、延命地蔵で占ったところ「今度生まれる子は男の子であるから、幾太郎と名づけよ。必ず長命する」というお告げがあり、幾太郎と名づけられる。荻原家は家督を継ぐものは、代々藤吉を名乗ることとなっており井泉水もこれを継いだが、幾太郎の名を好んだようだ。 麻布中学の頃より俳句を作り始める。正則中学、第一高等学校(一高)を経て、明治41年(1908年)東京帝国大学文学部言語学科卒業。明治44年(1911年)に新傾向俳句機関誌「層雲」を主宰。河東碧梧桐もこれに加わる。この年、谷桂子と結婚。 大正3年(1914年)、自由律俳句として「層雲」より創刊した初の句集『自然の扉』を刊行する。大正4年(1915年)季語無用を主張し、自然のリズムを尊重した無季自由律俳句を提唱した井泉水と意見を異にした碧梧桐が「層雲」を去る(碧梧桐は新傾向俳句運動を提唱)。この頃、一高時代の同窓であり一歳年下の尾崎放哉や、種田山頭火が「層雲」に加わる。しかし彼らが実際に対面したことはなかった。 大正12年(1923年)、妻・桂子死去。翌年、母死去。一時、仏道を志して京都の禅宗寺院・東福寺の塔頭に寄寓し、以後各地への遍歴の旅が多くなる。昭和4年(1929年)、芹沢寿子との再婚を機に鎌倉に転居。翌5年(1930年)、長男・海一誕生。同年、長野県佐久地方を訪れ、佐久ホテルに逗留し作品を残す。同ホテルに歌碑あり。 昭和40年(1965年)、日本芸術院会員。昭和51年(1976年)5月20日午後4時17分、脳血栓のため鎌倉山ノ内の自宅で死去、享年91。門弟の放哉や山頭火とは違い、延命地蔵のお告げ通りに天寿を全うする。 俳号は当初、荻原幾太郎のイニシャル(IO)から愛桜(あいおう)としていたが、生年の納音(なっちん)から井泉水と改めた。 因みに、山頭火も井泉水に倣い俳号を納音から付けたのだが、山頭火は生まれ年ではなく単に音の響きから決めたようだ。 伏して哭す民草に酷暑きわまりぬ (大正元年の作で、明治天皇崩御を詠んだもの) 力一ぱいに泣く児と啼く鶏との朝 空をあゆむ朗々と月ひとり 陰(ほと)もあらわに病む母見るも別れか (「母急病に倒る」と前書) お接待があるそうな蝶々も行く わらやふるゆきつもる 咲きいずるや桜さくらと咲きつらなり かごからほたる一つ一つを星にする 遠くたしかに台風のきている竹藪の竹の葉 空をあゆむ朗朗と月ひとり 尼さま合掌してさようならしてひぐらし この水年暮るる海へ行く水の音かな どちら見ても山頭火が歩いた山の秋の雲 いわおにじに吐く ※ 生い茂る季題無用と夏の草 ◇ 訃報:荒川修作さん(73歳) 前衛美術の旗手として活躍し、独特の建造物の作り手として国内外で知られた美術家・建築家の荒川修作さんが19日午前0時35分(現地時間)、米ニューヨーク市内の病院で死去した。享年73。 名古屋市出身。1960年結成の前衛集団「ネオ・ダダイズム・オルガナイザー」のメンバーの一人として活動。その後、渡米してニューヨークを拠点にする。矢印や記号などで構成される「図式絵画」で注目を集めた。 その後、建築などにも目を向け、パートナーのマドリン・ギンズさんと共同で「養老天命反転地」(1995年完成、岐阜県養老町)や「三鷹天命反転住宅」(2005年完成、東京都三鷹市)などを手掛けた。これらは身体の平衡がとれない不安定な建造物として知られる。 ◇ 今日の誕生花・シラネアオイ(シラネアオイ科) 花言葉は、「優美」。 白根葵咲けりといふよ山彦も 水原秋櫻子 修験者が潔斎をせし崖ありて シラネアオイは今年も咲けり 鳥海昭子 |

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