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平成22年6月12日(土)昨日:W杯開幕戦 地元の南ア、面目のドロー。
4年に1度、サッカーの世界一を競うワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は11日、当地で開幕、サッカーシティー競技場で開幕試合となる1次リーグA組の南アフリカ―メキシコ戦が行われ、地元の南アが先制するも、メキシコが追いついて1―1で引き分けた。メキシコは5度目のW杯開幕戦登場だったが、今回も勝てなかった。 第19回となる今回は、初のアフリカ開催。参加32チームが8組に分かれて1次リーグを戦い、各組の上位2チーム、計16チームが決勝トーナメントに進む。7月11日(日本時間同月12日)に行われる決勝まで64試合の熱戦が繰り広げられる。4大会連続の出場でジョージを拠点に最終調整する日本は、14日にブルームフォンテーンでカメルーンと初戦を戦う。
6月12日は、O・J・シンプソン事件の日です。
1994年6月12日、O・J・シンプソンの元妻とその友人が自宅で殺害される。
1994年6月13日午前零時10分頃、シンプソンの元妻(ニコール・ブラウン)とその友人(ロナルド・ライン・ゴールドマン)の血だらけの死体が、カリフォルニア州ロサンゼルス、ブレントウッドにあるニコールの自宅玄関前で発見された。 ゴールドマンは180cmで格闘技の達人であったため、体格や腕力の勝る男性による犯行が濃厚と考えられた。
当時、イリノイ州シカゴにいたシンプソンは、警察からの連絡を受け一番早い便でブレントウッドに向かう。飛行機から降りたシンプソンは、いきなり手錠をはめられる。しかし、顧問弁護士のハワード・ワイズマンによりすぐに解かれた。
その後、6月16日に第1級殺人罪で逮捕令状が下りた時、シンプソンは友人のアル・カウリングズの運転するフォード・ブロンコの助手席に乗り、ロサンゼルスのフリーウェイをパトカーの追跡を振り切ろうとする。まさにカーチェイスの展開となり、この逃亡劇は全米のテレビで生中継された。全米中がテレビに釘付けとなり、食事の手間を省くためにピザの注文が急増したと言われる。シンプソンは2時間後に逮捕された。
◇ 刑事裁判における「ドリームチーム」
シンプソンは全面無罪を主張し、陪審裁判で決着をつけることとなる。シンプソンの裁判ではロバート・シャピーロやジョニー・コクランなど、全米で有名な検察・弁護士が出揃い、「世紀の裁判」と呼ばれた。 しかし、誰の目から見ても弁護団と検察では、弁護団のほうが質量ともに検察を凌いでいることは明らかだった。弁護団は正に「ドリームチーム」と呼ぶにふさわしい、エース級の弁護士が揃っていた。単独チームの検察に対して、全米選抜の弁護団とも称された。シンプソンの弁護費用は、当時の日本円にして5億円とも言われる。
巧妙に人種偏見を利用した法廷戦術
被害者が白人で、加害容疑者が黒人であったため、この裁判では人種問題が大きく取り上げられた。「人種偏見によって裁判が行われてはならない」として、判事は黒人でも白人でもない日系アメリカ人のランス・イトウが選出された。さらに人種問題は、検察の求刑にも影響する。死刑を求刑すれば「黒人だからだろう」と黒人住民に非難され、有期懲役を求刑すれば「スーパースターだからか」と白人から非難される。結果的に検察側は、仮釈放無しの無期懲役を求刑する。
弁護団は陪審員を黒人が多い地区から選出することを要求し、これが採用された。また白人が選出されても検察・弁護側に認められている専断的拒否権(理由を述べることなしに、選出された陪審員を除外することが一定回数以下は可能な権利)を弁護団が最大限に行使した結果、陪審員12人のうち9人までを黒人にすることに成功する。弁護団は殺人事件に、人種問題という観点を裁判に持ち込み、有利に法廷闘争を進めてゆく。
その後のシンプソン
2007年9月16日、5人の男と拳銃で武装してラスベガスのホテルに押し入り、多数のスポーツ記念品を盗んだ容疑で逮捕される。被害者の一人は、かつてシンプソンからハイズマン・トロフィーを購入した人物で、シンプソンは「盗まれた記念品と妻子の写真を取り戻そうとしただけで、銃など持っていなかった」と主張したが、これは退けられ、2008年12月5日、合計33年の懲役刑が言い渡された。仮出所は最短でも収監9年目以降となる。
※ わが国の法廷では、推定無罪の原則は蔑ろにされている。しかし、O・J・シンプソン事件では、余りにも極端に最大限に推定無罪が援用されてしまった。無罪を立証することは難しいが、有罪を立証することも、甚だしく難しいものだ。 芥川の「藪の中」のように、事実は決して一面的ではなく、パラレルワールドを構成する。そして、「事実」を読み解く側も、周囲の雑音に無関係では居られないのだ。結果的には「推定無罪」が、致命的誤謬を避ける唯一の手段のようになってしまうのかも知れない。 そして、人種偏見とは、白人の黒人に対する偏見であり、黒人の白人に対する偏見でもあるのだ。人が人を裁くことの危険性を熟知した上で、人が人を裁くことの愚を行なうことが、避けがたい我々の文明なのだ。
◇ アップルが広告で競争阻害? 米当局が調査を検討
米アップルが7月に始める高機能携帯電話向けのインターネット広告「iAd(iアド)」を巡り、米独禁当局が競争阻害の有無を調べることを検討している。米司法省と米連邦取引委員会(FTC)のどちらが調査するかは不明で、実際の法的措置につながるかどうかも不透明だが、配信対象が約1億台に上り、注目を集める「iAd」はスタート前から波乱含みの展開だ。
iAdは、「iPhone」ユーザーがニュースや実用ソフトなどを利用する際に画面の一部に広告を自動的に挿入する仕組みで、アップルは7日、効果的な広告配信に不可欠な利用状況などの情報収集を外部の広告会社に認める条件として「独立系」を明示した。 これに対し、携帯ネット広告最大手アドモブを買収して同市場に勢力を伸ばしたグーグル側が、「我々は締め出される」と反発し、アップルとグーグルの対立が深まっている。
第1陣の広告主には日産のほか、シャネル、米ゼネラル・エレクトリック(GE)などが名を連ね、すでに年内用に6000万ドル(約55億円)分を確保。「年後半の米国の携帯ネット広告市場シェアで50%に相当する」(スティーブ・ジョブズ)という。 iアド受信には新型iPhoneに使う新型基本ソフト(OS)「iOS4」が必要だが、現行機やiPadなどでも同OSのダウンロードは可能で、潜在的な配信対象は月内に1億台を突破する見通し。アップルは広告収入の60%をソフト開発者に配分し、求心力を高めてハード、コンテンツの販売を増やす考え。
アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は今月初め、iAdでの情報収集の制限は個人情報保護が目的としたうえで、「他の広告会社を締め出す意図はない」と言明するが … 。 アップルとグーグルとの戦いが独禁当局を巻き込んで、いよいよ熾烈を極める。
※ 広告のビジネススタイルは急激に変った。S・ジョブズは、MacOSではB・ゲイツに惨敗したが、「iOS4」でリベンジをしたいのかな? 少し前までIT王者はMSだった。今やその座は、Google にとって変った。それに果敢に挑んでいるのがS・ジョブズだ。ゲイツは既に引退して熾烈なビジネスの世界を去り、妻と共に栄誉ある基金運営に勤しむ。ジョブズは、どこまで頑張るんだろうか?
◇ タイでもW杯開幕 但し「獄中」
バンコク北部にあるクロンプレム中央刑務所で10日、サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の開催に合わせ、受刑者による国別対抗サッカー大会が始まった。参加国は計19カ国で、栄えある「日本代表」も出場します。
本大会は2002年、2006年に続き3回目。受刑者の更生活動の一環として行われ、開会式には法相や観光・スポーツ相が出席します。法相は「心身を鍛え、社会復帰してほしい」と挨拶。 同刑務所には約1万人の受刑者がおり、国籍数は90ヶ国に上る。試合は7人制で行われ、開幕戦は本家への表敬として「南ア対メキシコ」戦でした。南アはメンバー全員が南ア国籍でしたが、メキシコにはタイ人受刑者も数人の混成チーム。大会は来月11日まで行われます。 みんなも奮って参加しよう!
◇ 今日の誕生花・ヤマボウシ(ミズキ科)
花言葉は、「友情」。
旅は日を急がぬごとく山法師 森 澄雄
ゴンドラの下にひろがる山法師 箱根の山を友らと行きぬ 鳥海昭子
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