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平成22年6月2日(水)昨日:鳩山首相退陣へ、外堀はじわりじわりと埋まる。
鳩山首相と民主党の小沢幹事長、輿石東参院議員会長が1日夜、国会内で会談し、小沢氏らは、社民党の連立政権離脱や内閣支持率の低下で国会運営が困難になっていることを伝えた。 党内には現状を打開するため、首相の早期退陣を求める声が出ており、小沢氏らもこうした状況を伝えたが、首相は「引き続きやらせてほしい」と続投の意向を表明。小沢氏らは協議を継続するよう求め、2日にも改めて会談する予定で、首相の進退を巡る緊迫した状況が続いている。
3氏の会談は5月31日に続いて2度目。この日は約30分間行われたが、3氏とも会談後、内容を説明しなかった。小沢氏は31日の予定だった定例記者会見を延期し、1日に行うとしていたが、民主党はこの日、さらに延期すると発表した。 党参院常任役員会では、首相批判が相次いだが、輿石氏が今後の対応に一任を取り付けた。高嶋良充参院幹事長はこの後の記者会見で、「参院の改選議員から政策を訴えても聞いてもらえないと悲鳴が上がっている。表紙を代えれば支持率は当面、上がる可能性は高い」と述べ、首相退陣への期待を示した。2日の参院議員総会でも首相に退陣を求める声が出るとみられ、小沢氏周辺は「進退問題は2日がヤマ場になる」としている。 一方では、国民新党代表の亀井金融相は1日午後、国会内で小沢氏と会談し、首相の続投を支持する考えを伝えた。亀井氏は首相にも31日夜から2度電話し、続投を求めた。首相は「頑張ります」と応じたという。
◇ 首相問責へ 野党が参院提出へ調整開始
自民党など野党各党は1日、鳩山首相に対する問責決議案を参院に共同提出する方向で調整を始めた。 社民党が同決議案が提出されれば賛成する方針を確認したことを踏まえ、自民党は近く社民党に協力を申し入れる考えだ。 自民、公明、共産、新党改革、たちあがれ日本、みんなの党の野党6党の参院国会対策委員長らは1日午後、国会内で会談し、社民党を含めた共闘を進めることで一致。自民党の鈴木政二参院国対委員長はその後の記者会見で、問責決議案提出に関し、「野党は今、7党だ。社民党にも話をすべきだ」と述べた。
社民党の連立離脱や鳩山内閣の支持率下落で、民主党内でも首相の退陣論が出ているため、野党内では首相問責決議案可決への期待が広がっている。参院自民党幹部は提出時期について、「首相の進退問題の行方を見極めたうえで提出し、そのまま参院選に突入するのが理想の流れだ」と述べた。 野党各党は、衆院でも内閣不信任決議案を共同提出する方向で調整している。
※ 小泉純一郎氏の1980日間の後の首相在任期間は、安倍晋三の366日間、福田康夫の365日間、麻生太郎の358日間と一年前後で推移している。まことに軽い首相の座と言える。 そんな中で、鳩山氏は麻生にだけは負けたくないとの一心で頑張っているとか。只今、260日間とか、参院選を前に“表紙替え”があれば、鳩山さんの意地も通りそうにない。 あるいは政界をリタイアして、細川護熙氏のように孤高の趣味人として、悠々自適のお暮らしに入られるのでしょうか。
本日6月2日、野口聡一さんが地球に“落ちて来ます”。
野口聡一さん、約半年ぶりに地球に帰還
野口さんは去年12月21日、ロシアの宇宙船「ソユーズ」で飛び立った。国際宇宙ステーションでは、ロボットアームを取り付け、日本の実験棟「きぼう」を完成させたほか、「おもしろ実験」や子供たちへの授業などを通して宇宙の素晴らしさを日本中にアピールしました。野口さんの宇宙での滞在は最終的に164日間となり、日本人飛行士としては最も長い滞在記録となる。
野口さんら3人の宇宙飛行士を乗せたソユーズは、日本時間2日午前9時過ぎに国際宇宙ステーションを離れ、約3時間後の午後0時24分、中央アジア・カザフスタンに帰還する予定。着陸後、野口さんはカザフスタンからそのままアメリカ・ヒューストンに向かい、家族と約半年ぶりに再会することになっている。
※ シャトルでの帰還は天候不順などで順延されますが、ソユーズでの帰還は必ず予定通りに行なわれます。スペースシャトルがキレイに滑降して軟着陸するのに対して、ソユーズはひたすら地球に落っこちるだけの質実剛健ぶりなのです。
◇ ローテク「ソユーズ」の栄光
「ソユーズ」とは、ロシア語で「同盟・団結」を意味します。ロシア(旧ソ連)の有人宇宙船および打ち上げ用ロケットの名称です。退役した再利用型のスペースシャトルとは異なり、一回ごとの使い捨てですが、シャトルよりもむちゃんこお値打ちなのです。 スペースシャトル一回の打ち上げは約900億円かかりますが、ソユーズは40億円です。開発から40年以上も経過するローテクがソユーズの生命線とも言われます。
米国でも宇宙飛行士の事故死がありますが、旧ソ連ではそれよりも遥かに多い事故死がありました。悲しいかな、事故死の度にソユーズの安全性は向上したのです。 1990年12月には、当時TBS記者だった秋山豊寛さんがソユーズに搭乗し、日本人初の宇宙飛行を体験しました。
※ ソユーズには「熊のぬいぐるみ」がぶら下がっています。これは、無重力感知装置なのです。ソユーズにはリモコンがありません。座席に固定された位置から、細長い棒を使って機器を作動させます。このようなソユーズのローテクが、シャトルのハイテクに勝利したとも言えるでしょうか? 但し、今後の国際宇宙ステーション(ISS)への機材の輸送は、後継となる米国の次世代ロケットが運用されるまでの間は、日本のHTVやロシアのプログレスなどに依存することとなります。NASAの予算が削減される中で、次世代ロケットは2019年まで遅れるとも伝えられる。ある意味で、かつての米ソ冷戦は大いなるモティベーションでもあったのだ。
◇ 「空気おいしい」野口さん帰還、宇宙に滞在半年(2010/06/02)
野口聡一さん(45)ら日米露の宇宙飛行士3人が2日、国際宇宙ステーション(ISS)での半年間の滞在任務を終了し、地球に帰還した。 ロシアの宇宙船ソユーズに乗り、カザフスタン中部の草原に午前9時25分(日本時間午後0時25分)、無事落下した。
野口さんは支援チームの手で、2番目に船外へ運び出された。その場で診察を受けながら、駆けつけた若田光一飛行士(46)と笑顔で握手を交わし、「地球の空気はおいしい。新鮮ですね」と第一声。さらに「帰ってきました。温かいシャワーを浴びたい」と話した。 野口さんは昨年12月21日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から出発した。滞在期間は連続163日間、過去の飛行も含めた通算が177日間。いずれも日本人最長となった。
野口さんら3人は、日本時間午前9時4分にISSを離れた。軌道上で主エンジンなどを切り離し、帰還船(直径、高さとも約2メートル)だけで大気圏へ突入。パラシュートなどで減速して着地した。 日本人の長期滞在は、昨年の若田さんに続き2人目。
◇ 今日の誕生花・ウツギ〔ウノハナ〕(ユキノシタ科)
花言葉は、「秘密」。
渡れねば渡りたき瀬や花空木 神尾季羊
ひっそりと卯の花匂う路地を来て 今は秘密とするものもなく 鳥海昭子
うの花のにほふ垣根に時鳥 早もきなきて忍音もらす 夏は来ぬ 佐々木信綱
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