今日の出来事ロジー

7月19日は、 河合隼雄 の命日です。

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 ◇ 露の世は 露の世ながら さりながら …


 増上寺の梵鐘

 〔昏鐘之偈〕此の鐘声を聞いて、煩悩を軽んじ、智慧長じ、菩提を生じ、
   地獄を離れ、火坑を出づ。願わくば佛となって、衆生を度せむことを。


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 ◇ 鴨長明 『 方丈記 』 冒頭

 行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。玉しきの都の中にむねをならべいらかをあらそへる、たかきいやしき人のすまひは、代々を經て盡きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。或はこぞ破れてことしは造り、あるは大家ほろびて小家となる。住む人もこれにおなじ。所もかはらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。

 あしたに死し、ゆふべに生るゝならひ、たゞ水の泡にぞ似たりける。知らず、生れ死ぬる人、いづかたより來りて、いづかたへか去る。又知らず、かりのやどり、誰が爲に心を惱まし、何によりてか目をよろこばしむる。そのあるじとすみかと、無常をあらそひ去るさま、いはゞ朝顏の露にことならず。或は露おちて花のこれり。のこるといへども朝日に枯れぬ。或は花はしぼみて、露なほ消えず。消えずといへども、ゆふべを待つことなし。およそ物の心を知れりしよりこのかた、四十あまりの春秋をおくれる間に、世のふしぎを見ることやゝたびたびになりぬ。


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 ◇ 辺見 庸 『 死者にことばをあてがえ 』(4月18日脱稿)

 わたしの死者ひとりびとりの肺に
 ことなるそれだけの歌をあてがえ
 死者の唇ひとつひとつに他とことなる
 それだけしかないことばを吸わせよ
 類化しない統べない
 かれやかのじょだけのことばを
 百年かけて海とその影から掬え

 砂いっぱいの死者にどうかことばをあてがえ
 水いっぱいの死者はそれまでどうか眠りにおちるな
 石いっぱいの死者はそれまでどうか語れ
 夜ふけの浜辺にあおむいてわたしの死者よ
 どうかひとりでうたえ
 浜菊はまだ咲くな
 畦唐菜(あぜとうな)はまだ悼むな

 わたしの死者ひとりびとりの肺に
 ことなるそれだけのふさわしいことばがあてがわれるまで
 (NHKこころの時代『瓦礫の中から言葉を』より)


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 ◇ 鴨長明 『 方丈記 』 末尾

 それ三界は、たゞ心一つなり。心もし安からずば、牛馬七珍もよしなく、宮殿樓閣も望なし。今さびしきすまひ、ひとまの庵、みづからこれを愛す。おのづから都に出でゝは、乞食となれることをはづといへども、かへりてこゝに居る時は、他の俗塵に着することをあはれぶ。もし人このいへることをうたがはゞ、魚と鳥との分野を見よ。魚は水に飽かず、魚にあらざればその心をいかでか知らむ。鳥は林をねがふ、鳥にあらざればその心をしらず。閑居の氣味もまたかくの如し。住まずしてたれかさとらむ。

 そもそも一期の月影かたぶきて餘算山のはに近し。忽に三途のやみにむかはむ時、何のわざをかかこたむとする。佛の人を教へ給ふおもむきは、ことにふれて執心なかれとなり。今草の庵を愛するもとがとす、閑寂に着するもさはりなるべし。いかゞ用なきたのしみをのべて、むなしくあたら時を過さむ。しづかなる曉、このことわりを思ひつゞけて、みづから心に問ひていはく、世をのがれて山林にまじはるは、心ををさめて道を行はむがためなり。然るを汝が姿はひじりに似て、心はにごりにしめり。すみかは則ち淨名居士のあとをけがせりといへども、たもつ所はわづかに周梨槃特が行にだも及ばず。もしこれ貧賤の報のみづからなやますか、はた亦妄心のいたりてくるはせるか、その時こゝろ更に答ふることなし。たゝかたはらに舌根をやとひて不請の念佛、兩三返を申してやみぬ。時に建暦の二とせ、彌生の晦日比、桑門蓮胤、外山の庵にしてこれをしるす。

   月かげは入る山の端もつらかりき たえぬひかりをみるよしもがな


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   (浄春童子、 早春世を去りし)
   春の夢気の違はぬがうらめしい       来山

   春の夢父母の影追ふ畑の中         小川花久

   これは夢夢と知りつつ春の夢        二瓶洋子

   臍の緒の先思ひ出す春の夢         水口佳子

   春の夢亡き猫屋根の上にゐて        勝田みつ子

   亡き人を追うて汗しぬ春の夢        金田きみ子

   亡き人の幾人も居し春の夢         田中藤穂

   春の夢さめ鳥籠に鳥をらず         今村恵子

   石積むに疲れて覚めて春の夢        岡本眸

   寝返りを打てばはらりと春の夢       村田菊子

   逢ふひとの誰も声なき春の夢        奥澤和子

   春の夢とどこほりなく見て忘る       高橋道子

   憂き世とも厭ふてみるも春の夢       雲霧軒散逸消魂居士

   土筆出よ蒲公英咲けよ被災の地       埼玉 大槻美男
 平成23年4月28日(木)昨日:校庭表土除去の処分予定地、住民から不満相次ぐ。

 福島県郡山市は27日、福島第一原発事故で放射線量の数値が高かった小中学校の校庭などから除去した表土の処分予定地の住民に対し、緊急説明会を開いた。 市内にある予定地の住民からは「事前に説明がなかった」などと不満の声が相次いだ。

 約100人の住民に対し、市幹部は「子供たちが安心して屋外活動を行えるようにするため」などと理由を説明。住民からは「住民の同意を得ていない」「子供はここにもいる」「ここは原発処理場ではない」などと反発の声が出た。市側は「単なる土と考え、事後説明になって申し訳ない」と謝罪し、説明会を再度開く考えを示した。

 ※ 放射能に汚染されたものを根本的に処理する方法は存在しない。


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 ◇ 天皇、皇后両陛下が27日、宮城県を訪問されました(2011年4月28日)

 震災後、東北地方に入られるのは初めてで、近日中に岩手、福島両県の訪問も予定されています。 両陛下は、津波で甚大な被害を受けた南三陸町と仙台市内の避難所を訪ねられた。体育館の床に両膝をつき、一人一人に「お体は大丈夫ですか」「お大事にね」などと声をかけられた。 宮内庁によると、両陛下は早期の現地入りを望まれていたが、被災地の状況を考慮し、1ヶ月を過ぎて訪問が開始されました。14日に千葉県旭市、22日は茨城県北茨城市の避難所などを見舞われた。

 3月11日の震災発生以来、両陛下は被災地のニュースを見続け、「人々の心の支えになりたい。困難を分かち合いたい」という思いを強くされてきたという。 5日後の16日には前例のないビデオメッセージを発表された。 「被災者の状況が少しでも好転し、人々の復興への希望につながっていくことを心から願わずにはいられません」「苦難の日々を、私たち皆が、様々な形で少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうと思います」。 陛下の思いが滲むお言葉と、穏やかな語り口に、どれほど国民は勇気づけられたことだろう。

 計画停電が実施された際、皇居は対象外だったが、夜の停電時間に合わせ、蝋燭などの灯を頼りにおにぎりなどの簡単な食事をとられるようになったという。 栃木県の御料牧場の鶏卵などを、職員を通じて避難者用に提供したり、那須御用邸の職員用宿舎の温泉を開放するなど、優しい気遣いも見せられた。 「人々の幸せも、不幸も、我がこととして受け止め、考え、実践されています」。 羽毛田信吾宮内庁長官の短い言葉の中に、両陛下の胸中を察することができる。

 両陛下は1991年、雲仙・普賢岳噴火の被災地を見舞われて以降、1995年の阪神大震災、2004年の中越地震など大災害のたびに現地へ足を運び、被災者の話を聞き、励ましてこられた。 陛下は77歳、皇后さまは76歳。自衛隊機とヘリを乗り継ぐ被災地訪問は、さぞやご負担であられる事だろう。両陛下の御健勝を心より願わずにはおられません。


 ◇ 4月28日に各地で追悼法要を 全日本仏教会(4月7日)

 全日本仏教会(有田惠宗理事長)は7日、東日本大震災を受け、東京・芝の明照会館で緊急の理事会を開いた。理事を務める各宗派の宗務総長らが集まり、今後の震災への支援方法などを活発に話し合った。救援基金の支援先について、被災地で活動する地域仏教会や全日本仏教青年会、仏教系NGOなどの取り組みを支援していく方向性を決めたほか、四十九日の28日には、各地で追悼法要を行うことを呼び掛けた。


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 本日4月28日は、東日本大震災被災物故者四十九日忌法要の日です。

 ◇ 「祈りと希望の鐘」四十九日法要の呼びかけ

 全日本仏教会河野太通会長より、この度の大震災犠牲者四十九日法要及び地震発生時刻に全国寺院で鐘を鳴らすお願いを、You Tube にて全国の寺院へお呼びかけをしております。

 全日本仏教会会長挨拶 河野太通師(臨済宗妙心寺派管長)



 全国の仏教徒の皆様へ 四十九日法要の呼びかけ

   <以下、河野会長発言全文>

 来る4月28日は、地震発生日より四十九日を迎えることになります。 あまりにも早い四十九日にも思えますが、悲しいご縁に出会いながら、生き残った人びとはその命を大切に、困難であろう復興に志して頂きたいと思います。それが何よりの御供養になるのではないでしょうか。

 4月28日、地震発生時刻午後2時46分、各お寺で梵鐘楼のあるお寺は一斉に鐘を撞いて頂き、復興の志を高らかに世間に鳴り響かせて頂きたいと思います。また、各宗派のご本山をはじめ、全国の寺院では四十九日法要を行って頂き、お亡くなりになった方々、被災地で頑張っている方々へお香の香りと共に、私たちの思いを届けて欲しいのであります。

 震災復興に向けて私たちは、共に協力しながら長き支援を志さなければなりません。どうか、日本仏教には過去に大きな災害を被った場合、その時に救援をした仏教者、仏教徒の輝かしい歴史があることは、皆様ご存知であろうと思います。 どうか、今こそ「日本仏教ここにあり」という実績と誇りを世界に示したいと思います。お願いいたします。

   全日本仏教会 会長 河野太通


 臨済宗妙心寺派管長・河野太通師より被災地のみなさま方へ(3/29)



 ◇ 「祈りと希望の鐘を」

 東日本大震災で亡くなった方々の四十九日忌に当たる28日、各地にある仏教寺院で追悼の法要が行われる。地震発生時刻の午後2時46分に合わせ、梵鐘がある寺院は一斉に鐘を突き、犠牲者の冥福を祈る。 102の宗派・団体が加盟する全日本仏教会が呼び掛けた。これらの宗派・団体に所属する寺院数は、全国にある約7万5000の寺院の9割を超える。臨済宗妙心寺派管長の河野太通会長は「あまりにも早い四十九日にも思えますが、生き残った人々はその命を大切に、困難であろう復興に志していただきたい。それが何よりの供養になるのではないでしょうか」としている。

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 同会によると、追悼法要や鐘を突く儀式は、宮城、岩手、福島など被災地の寺院のほか、浅草寺(東京都台東区)、成田山新勝寺(千葉県成田市)、妙心寺(京都市右京区)、知恩院(京都市東山区)、専修寺(津市)、四天王寺(大阪市天王寺区)、東大寺(奈良市)などが実施。同会は「集計はしていないが、全国で相当の数の寺院が実施する」としている。

 河野会長は、加盟する宗派・団体に「震災復興に向け、共に協力し、長き支援を志さなければならない」と説明。被災地では、被害が少なかった寺院が避難所となっているほか、僧侶が身元不明者の火葬に立ち会い読経したり、瓦礫の撤去や炊き出し、支援物資の搬送を行ったりしているという。

 東日本大震災四十九日忌慰霊法要 全日仏会長 河野太通老大師


 ◇ 大震災四十九日忌法要の香語 全日本仏教会 会長 河野太通

 津波呑屋絶言詮(津波、屋<いえ>を呑み言詮に絶す)
 激震陸沈正惨然(激震、陸は沈む正に惨然たり)
 人命霧消悲痛涙(人命、霧のごとく消ゆ悲痛の涙)
 清香只献暮春天(清香、只献ず暮春の天)


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   親を思はば夕陽を拝め、親は夕陽のまん中に …
   西の空みて南無阿弥陀仏、弥陀は夕陽のそのさきに …


 ◇ 東日本大震災の犠牲者を土葬  火葬施設足りず臨時の措置(3月23日)

http://static.reuters.com/resources/flash/include_video_aculios.swf?edition=JP&videoId=197999142
 (曲:呉田軽穂=松任谷由実、編曲:松任谷正隆)


 スイートピーの淡いピンクよ 高齢のあなたの胸に抱かれながら  鳥海昭子


 【参照】4月28日、島津斉彬の誕生日(1809年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/50576463.html

 【参照】4月28日、中里介山忌(1944年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/47979682.html

 【参照】4月28日、平和条約発効記念日(日本の独立権復活の日)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/31846567.html

 【参照】4月28日、辻元清美の誕生日(1960年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/41974167.html

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