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平成24年11月18日(日)昨日:第三極から“飛ばされた”「減税日本」。 「減税日本」の河村たかし代表(名古屋市長)は17日、名古屋市内で記者団に、「日本維新の会」との連携をめぐり、「名前がいかんと言われれば、みんなでやるときには変える」と述べ、党名を変更してもいいとの考えを示した。 「維新」の新代表に就任した石原慎太郎前東京都知事は同日の記者会見で、「減税日本」について「彼らも一緒にやりたいと言っているし、わが党もそうだ。ただ、ネーミングが粗雑だ」と述べた。河村氏の発言はこれを踏まえたものだが、「増税には反対する」とも強調した。 ※ 「ネーミングが粗雑だ」とは、減税政策に難色を示したもの。「増税には反対」では、第三極の大同にはつけないだろう。 ネーミング云々で云えば、「太陽の党」こそ余りにもイージーだった。いくら一過性の党名ではあっても慎太郎の『太陽の季節』は、60年ほども大昔のお話だ。 1614年(慶長19年)11月18日は、大阪冬の陣が始まる日 です。 翌慶長20年の大坂夏の陣にて、豊臣宗家は滅亡する。 約400年後、大阪をベースとして日本の国の在り方を転換しようとする ムーブメントが起きつつあるが、その成否は如何? ◇ 「維新」と「太陽」との合併 国家や憲法でも合意必要 「日本維新の会」が全体会議で「太陽の党」との合併を正式に決めた。 新代表に「太陽の党」の共同代表だった石原慎太郎前東京都知事、代表代行に「維新の会」代表の橋下徹大阪市長がそれぞれ就いた。党名は「日本維新の会」で、維新の会が太陽の党を吸収した形。 石原氏が目指す「第三極の大同団結」につながるかはまだ不透明だが、来月の衆院選の台風の目になることは確実。 この合併は、衆院解散を受けて急遽進められた結果。 石原氏は橋下氏との会談に先立ち、河村たかし名古屋市長率いる「減税日本」との合流を決めた。橋下氏はこれに不満を示し、「みんなの党」と大筋合意した内容をベースにした共通政策案を石原氏に提示した上で、「政策の一致が重要だ」と強調したとされる。 石原氏が橋下氏に同調し、減税との合流を白紙に戻した結果、太陽と維新との合流が決まった。 問題は、太陽と維新が政策でどこまで一致したか。維新の全体会議で松井一郎幹事長は「道州制の実現、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加などで合意した」と発表した。 維新は「脱原発」を掲げていた。石原氏は先月の都知事辞任会見で「経済再生について10〜20年先まで緻密な計画を立て、どれだけの電力がいるかのシミュレーションなしにいきなりの提案は、提案にもならない」と述べ、計画性のない脱原発論を批判した。 橋下氏は会見で「『2030年に原発ゼロ』という表記はしない」と述べたが、原発政策は日本の将来の国づくりにかかわる重要課題だ。合意の中身をもう少し明らかにしてほしい。 政策合意で「尖閣問題で国際司法裁判所(ICJ)への提訴を中国に促す」としているのは問題だ。橋下氏の持論だが、日本は固有の領土である尖閣諸島を実効統治し、「領土問題は存在しない」という立場だ。ICJ提訴を日本から持ち出す筋合いではない。 橋下氏は、韓国が不法占拠している竹島についても「どうやって共同管理に持ち込むかという路線に舵を切らなければならない」と述べている。橋下氏の領土に関する考えには危うさもあり、是正する役割を石原氏に期待したい。 維新と太陽の合併が確かな第三極になるには、国家観や憲法改正での大筋の合意も必要だ。 ◇ 有権者から“飛ばされた”?「第三極」 比例投票先では、自民26%、民主13%、第三極は失速 世論調査は、衆院解散直後の16日夕から17日にかけて緊急全国世論調査(電話方式)を実施した。 衆院比例選の投票先について政党名を読み上げて聞いたところ、自民党が26%(11月2〜4日の前回調査25%)でトップとなり、民主党が13%(前回10%)で続いた。日本維新の会は3番目の8%(同12%)に下がった。太陽の党も5%で前回の9%(石原新党との回答)から落ち込み、第3極勢力は失速気味になっている。 投票先では、維新の会と、合流する太陽の党を単純に合計すると13%で、民主党と並んでいる。 政党支持率は自民22%(前回24%)、民主13%(同11%)で、無党派層は43%(同53%)だった。 衆院選で維新の会など第三極の政党が連携することに「期待する」と答えた人は48%で、前回の52%から下がった。衆院選後の望ましい政権の枠組みについては、「自民、公明、維新」16%、「民主、自民、公明」15%、「自民、公明」13%、「民主中心」12%と大差がなく、有権者が迷っている現状が浮かび上がった。 野田内閣の支持率は24%(前回19%)で、不支持率は65%(同68%)。野田首相が今の時期に衆院を解散したことを「評価する」は52%で、「評価しない」37%を上回った。民主党内の反発を抑えて年内解散に踏み切ったことが一定の支持を得たとみられる。 ※ 巷間に曰く、自民こりごり、民主がっかり、解散もうたくさん。 ◇ 今日の誕生花・ウメバチソウ(ユキノシタ科) 花言葉は、「いじらしい」。 命ありて見る初雪の新しや 樋笠 文 小春日の母の心に父住める 深見けん二 一つぶの音にはじまる時雨かな 伊藤柏翠 けんめいに今年も其処に咲いている ウメバチソウよけなげな花よ 鳥海昭子 ※ 梅鉢紋に似ていることから名づけられました。 |

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