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平成25年5月7日(火)昨夜:谷繁、9歳誕生日の三男の前で達成、2000安打。 < ヤクルト 7―3 中日 > (6日・神宮球場) 節目の一打を放ってもすぐには表情を崩さなかった。跳びはねながら駆け寄ってきた和田を見て、ようやく笑顔がこぼれた。「何か感じるかなと思ったが、いつもと一緒。塁に出たいという感覚だった」。同点の六回という状況。個人よりもチームの勝利を優先する、実に谷繁らしいたたずまいだった。 「2000安打を目指してやっていない。試合に勝てるようにやっている」。その姿勢で臨んでいるからこそ、1999安打目の方が塁上で喜んでいた。四回、チームが1点を返し、なお1死満塁で打席に入った。外角高めのフォークを引っ張り、左翼線への同点二塁打。谷繁は塁上で拳を突き上げた。 プロ25年目で、史上最年長、所要試合数も最多での達成。「谷繁という人間から野球を取ったら何もできない男。自分の取りえである野球をとにかく続けたいというのが1番だった」。だからこそ42歳4ヶ月になった今も「自分はまだプレーができるから、歳は意識していない」という自負がある。 この日チームは逆転負けを喫し、谷繁が加入する前年の2001年以来となる借金8に膨らんだ。「打ったんだなという気持ちより、悔しさがある」。9歳の誕生日だった三男が応援する前で、2000安打を決め、父親の威厳を披露した。「やっと解放された … 」。 捕手では野村克也(2901安打)古田敦也(2097)に次ぐ3人目。 今季はDeNAアレックス・ラミレス外野手(38)中村紀洋内野手(39)に次ぎ3人目。 中日在籍選手では高木守道(1978年4月5日)谷沢健一(1985年10月23日)立浪和義(2003年7月5日)に次ぐ4人目。 1988年ドラフト1位で大洋(現・DeNA)に入団。初出場は1989年4月11日、広島戦の代打で川口和久から左前打のプロ初安打を放った。プロ25年目は史上最遅、42歳での到達は昨年、41歳5ヶ月で到達したヤクルト宮本慎也を抜いて最年長記録となった。 ◇ 田島被弾! 谷繁さんに「申し訳ない … 」 中日・田島慎二投手(23)が、痛恨のグランドスラムを浴びた。同点の6回から3番手で登板したが3安打で満塁。代打武内に甘く入ったフォークを完璧にとらえられ、右翼へ運ばれた。 「谷繁さんを祝福する試合だったのに、申し訳ないです」。今季34試合で17試合目登板の疲労は隠せず4敗となった。 ◇ 守道監督「弱いけどね … 」 谷繁を祝福? 守道竜は谷繁の2000安打を勝利で飾れなかった。4回に谷繁の2点打などで3点差を追いついたが、6回に田島が代打武内にグランドスラムを被弾。もう反発力はなかった。 3連敗で借金8となった高木守道監督(71)は「うまくいかんな。それだけや」と言葉少な。谷繁の名球会入りについては「すごいこと。キャッチャーがしっかりしてるところが強い。今は弱いけどね … 」と自虐的なジョークも交えて祝福。 ※ 「今は弱いけどね」って、強かった中日をここまで弱体化したのは誰なの? ※ 常勝ドラゴンズを築き上げた落合を更迭して、高木を据えた意図が見えぬ。 5月7日は、「博士の日」 です。 ◇ 「博士の日」 1887年(明治20年)に制定された学位令の規定により、大学院修了者だけでなく、 学術上の功績があった者を帝国議会評議会が選定し、文部大臣が授与することと なった。そして、1888年(明治21年)のこの日、初の博士号が25人に授与された ことから「博士の日」が制定されました。 ◇ 映画『末は博士か大臣か』1963年/大映東京/カラー/95分 文豪・菊池寛の半生を、親友・綾部健太郎との感動的な友愛を交えて描いた佳篇。風貌そっくりのフランキーが菊池寛に、綾部には船越英二が扮して、絶妙の呼吸で笑いと涙を誘う。藤村志保が菊池の妻・包子役で好演。 ◇ 「末は博士か大臣か」という、陳腐化してしまった言葉 世に「腰掛け大臣」と云う蔑称もあるほどに、大臣の相場は下落した。それでも、博士に比べれば、それなりに「功成り名遂げた」感は残っているようだ。 博士の方はいけません。吾も博士、彼も博士、隣の猫まで「ねずみ博士」てな具合で、とんと威厳がない。そして、御利益がないのだ。十万人を超えるという、博士さまが身の置き所に窮する体たらくです。 ※ 世も末の博士となりて身に添ふは 数多借財不義理の数々。 ◇ 大型連休明け(最大10日間)の、久々の出勤日ですね。 何げなく普段の顔に戻ってる 今の私は誰なんだろう? ◇ 今日の誕生花・クリンソウ(サクラソウ科) 花言葉は、「もの思い」。 糞づまりならば卯の花下しませ 子規 ※ 碧梧桐の細君・茂枝子が飼うカナリアが、朝に卵を産んでから身動きもせず、茂枝子が泣き惑っているので、糞がつまったのではないかと、その場の門人らが騒いでいる。子規は、ならば「卯の花腐し(くだし)」と云うのだから、卯の花で「腹下し」させて見てはと、つまらぬ駄洒落を一句にしている。 道々の余花を眺めてみちのくへ 虚子 ※ 余花:春に遅れて咲く桜。 「残花」と言えば、季語は晩夏。 まんかいのさくらがみれてうれしいな 阿部竜成(小学生・岩手県山田町) 葉桜のまつただ中へ生還す 石 寒太 みちのくの雨が綾なす九輪草 河野友人 初夏の気球に笑窪ありにけり 磯貝碧蹄館 朝靄のうごく底からあらわるる 九輪草わが憂いをはらう 鳥海昭子 |

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