|
平成25年6月20日(木)昨日:再審無罪の元死刑囚を救済、免田さんに年金。 年金受給資格のない再審で無罪となった元死刑囚を対象に、年金を受け取れるようにする特例法が19日午前、参院本会議で全会一致で可決、成立した。特例法は、1983年に再審無罪となった元死刑囚の免田栄さん(87)の救済を念頭に置いたもので、過去にさかのぼって、年金を受給できることになる。 免田さんは、国民年金制度が導入された1961年、既に死刑囚として拘置中で、制度発足時に国から告知されなかった。このため、年金への加入機会を逸したとして、受給資格を認めるよう総務省の年金記録確認第三者委員会に申し立てていた。 特例法は、死刑判決から再審無罪判決までの間の保険料を払えるようにし、納めれば年金が支給される。厚生労働省によると、免田さんは、約200万円の保険料を納付することで、65歳から現在までの年金相当額約1700万円を「特別給付金」として受け取った上で、今後は所定の年金が支払われる。免田さんのほか、島田事件で1989年に再審無罪となった赤堀政夫さん(84)も対象となる。 1946年6月20日、映画『カサブランカ』が日本公開されました 。 ◇ 『カサブランカ』( Casablanca )1942年製作のアメリカ映画 バーグマンは、この映画を失敗作と考えて長年忘れ去っていた。1974年、バーグマンはロサンゼルスでの講演に招聘されたが、その講演前にこの映画が上映された。映画が終わり、演壇に立ったバーグマンは「こんなに良い映画だったんですね」と、驚いたように述べた。 クランクインの段階では脚本は完成しておらず、書き上げられたシーンを片端から撮影していくという方法がとられた。 混乱する現場に、ボガートは楽屋でいらついていた。脚本の上がりによって出番が決まるため、ボガートの撮影がないときも珍しくなかった。 「今日の出番は一度だけ、向こうからこちらへ歩いてきて、うなずいてくれれば良い」とカーティス監督から指示されたボガート。 「それは一体何のシーンで、何に対してうなずくんだ?」と聞いても、それはわからないということだった。 ラズロを演じたポール・ヘンリードは、亡命しようかと切羽詰まった女連れの男が、映画から抜け出てきたような「白い麻の背広」なんか着る余裕はないだろうとイラついて、楽屋でボヤいていた。 バーグマンの演じるヒロインが、ボガートとヘンリードと、どちらと結ばれることになるかも、撮影直前になっても決まらなかった。 ヒロインの気持ちがわからないため、監督にどのようになるのか聞いたが、監督は木で鼻をくくったような返答だった。芸術家タイプに惹かれるバーグマンを、職人気質のカーティス監督は最初から嫌っていた。バーグマンは「本当に困った」と、途方にくれた。 結局、二通りのラスト・シーンを撮影して、良い方を採用しようということになったが、先に撮影した方がスタッフの評価が高く、そのまま使用されることになった。 これが名作の誉れ高い『カサブランカ』の生い立ちだった。 ※ 花は愛惜にちり、草は棄嫌におふるのみなり 道元 ◇ 高市政調会長「原発事故の死者なし」発言を撤回(06/19 13:59) 自民党の高市政調会長は、「福島第一原発の事故で、死亡者が出ている状況にない」とした自身の発言を、党の福島県連などからの強い抗議を受けて撤回しました。 高市政調会長、「私自身のエネルギー政策に関する発言のすべてを撤回致します。その発言によって大変つらい思いをされ、怒りを覚えられたとしたら、申し訳ないことでございました。お詫びを申し上げます」。 高市氏は重ねて謝罪したうえで、「進退は総裁にお任せする」と述べました。 自民党の福島県連は、高市氏に対して「県民に対して配慮がなく、強い憤りを感じる」などとした抗議文を提出していました。 ※ 高市氏の発言は、おそらくは安倍首相の意を体したものと思われる。でも、それを公に口にしてはならないのだ。それが政治の世界での“マナー”と云うものか。 橋下市長と同様の舌禍と言えるかもしれない。でもね、面従腹背と云うか、腹で思ってることと、口に出てくる言葉とがまるで違うような政治家は、官僚にでもなればいいのであって、政治家は本音で勝負して欲しいものだ。 重要な情報が国民に伝わってこない「主権在民」なんて、嘘の皮だ。 ◇ 毎日社説:首相らの言葉 著しく思慮欠く罪深さ(2013年06月20日02時) どうしてここまで思慮に欠ける言葉が政治家から飛び出すのだろう。最近、その傾向は一段と顕著になっていると思われる。 まず指摘しなくてはならないのは安倍晋三首相がインターネットの「フェイスブック」で、2002年の小泉純一郎首相(当時)の訪朝にかかわった田中均元外務審議官を名指しで批判した一件である。 きっかけは田中氏が毎日新聞のインタビューで「国際会議などで日本が極端な右傾化をしているという声が聞こえる」と懸念を示したことだ。これに対し、安倍首相は自らのフェイスブックで、なぜか右傾化問題には直接触れずに、官房副長官だった11年前、拉致被害者5人を北朝鮮側の要求に沿って北朝鮮に戻すべきだとする田中氏の主張を自らが覆したとの話を持ち出して、当時の田中氏の主張について「外交官として決定的な判断ミス」と批判した。 当時、政権内で激しい対立があったのは事実だ。しかし、首相が「彼に外交を語る資格はない」と元官僚をばっさりと切り捨てるのは、やはり個人攻撃というべきで最高権力者の発言として自制心を欠いている。 小泉訪朝後、田中氏は「売国奴」呼ばわりされ、自宅に爆発物が仕掛けられる事件も起きた。単純に敵と味方に色分けし、敵と見なせば激しくののしるような言葉がネット上ではますます横行している。今回の首相の発言がこうしたネットなどでの傾向をさらに助長しないか心配だ。 自民党の若手、小泉進次郎氏が「首相は何をやっても批判はある。宿命と思いながら結果を出すことに専念した方がいい」と首相を諌めている。その通りだ。異論に対して即座にネットで一方的に攻撃されるのでは、今後、首相に誰も意見が言えなくなる。批判を受け止める度量を持つのが真に強い指導者のはずだ。 ※ 人の痛みに鈍感な者は何故か、自身の痛みには過敏になるものらしい。 ◇ 今日の誕生花・ハナショウブ(アヤメ科) 花言葉は、「優しい心」「あなたを信じる」。 鵜の首の蛇とも見えて恐ろしき 子規 いにしへの旅の心や蚤ふるふ 虚子 ※ 『おくの細道』に描かれている尿前 (しとまえ) 番所から中山越は、尾花沢(山形県)へ至る行程で最も難儀したところとして知られている。 元禄二年(1689年)芭蕉と曾良は、尿前の関所で厳しい詮議を受け、ようやく身分が明かされ通行を許可されました。奥羽山脈最大の難所と言われた小深沢、大深沢を越えて中山平に入り、国境を越えて山形県堺田の封人の家(国境を守る役人の家)に宿を求めた。 蚤虱馬の尿(ばり)する枕もと 芭蕉 三日、風雨荒れてよしなき山中に逗留すと、『おくの細道』に綴られる通り、大雨の為よんどころなく二泊三日をこの家に逗留する。馬産地の土地柄で、人馬共に起居する風情であった。人を馬並みに扱うのではなく、馬を人並みに遇する風習であったようだ。 枕元とは言うものの、芭蕉が就寝した部屋は馬屋から10メートル近く離れた中座敷と見られている。蚤虱に、実際に悩まされたものなのか、句作の興趣ゆえかは詳らかならず。 紫は水に映らず花菖蒲 高濱年尾 こんこんと水は流れて花菖蒲 臼田亜浪 はなびらの垂れて静かや花菖蒲 高浜虚子 あざやかに今日を生きよとハナショウブ 霧の中からあらわれにけり 鳥海昭子 |

- >
- 生活と文化
- >
- 祝日、記念日、年中行事
- >
- その他祝日、記念日、年中行事




