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平成26年3月12日(水)昨日:重さ10トンの加工石内部に … 覚醒剤密輸発覚。 横浜、博多港で1月、メキシコ発の船便コンテナの中に、覚醒剤を内部に隠した重さ約10トンの加工石2個が見つかっていたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。 神奈川、福岡両県警は税関当局と共に、大規模密輸事件とみて泳がせ捜査(コントロールド・デリバリー=CD)を行い、メキシコ人の男(39)ら5人を覚醒剤取締法違反(営利目的所持)容疑で逮捕した。 覚醒剤は直方体に成形した後、加工石で周囲を固めたとみられ、税関のX線検査の結果、計300キロ前後に及ぶ可能性がある。いずれも1〜2月、トラックやフェリーで神奈川県内の倉庫と空き地に運び込まれた。両県警などは7日、このうち相模原市内の倉庫を同容疑で捜索、覚醒剤を押収する。両県警などは、逮捕した男らの取り調べを進めるとともに、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて関係国に捜査共助を求め、密輸ルートや密売組織の全容解明を目指す。 ※ 悪事を為す者の飽くなき熱意は、敬服に値する? 悪人の情熱に乾杯!? 1945年3月12日、米軍が硫黄島の占領域に本土爆撃用の滑走路を完成 。 ◇ 硫黄島の戦い(Battle of Iwo Jima, 1945年2月19日〜3月26日) 太平洋戦争末期に東京都小笠原諸島の硫黄島(いおうとう)において、日本軍とアメリカ軍との間で行われた激戦。 1944年8月、グアム島をほぼ制圧したアメリカ軍は、日本本土攻略に向け次の攻撃目標として、効果的に日本本土への戦略爆撃が可能になる硫黄島に狙いを定めた。 そして遂に1945年2月19日、アメリカ海兵隊の硫黄島強襲が、艦載機と艦艇の砲撃支援のもと開始された。 栗林忠道・陸軍大将を最高指揮官とする日本軍の激しい抵抗がなされたものの、上陸から約1ヶ月後の3月17日、アメリカ軍は同島をほぼ制圧した。 3月21日、日本大本営は、17日に硫黄島守備隊が玉砕したと発表する。しかし、その後も残存日本兵らの散発的な遊撃戦が続き、3月26日、栗林忠道大将以下300名余りが決死の総攻撃を敢行し壊滅した。 日本軍の守備兵力、20,933名のうち20,129名が戦死或いは行方不明。一方、アメリカ軍は戦死6,821名・戦傷21,865名の損害を受けた。 硫黄島の戦いは、第二次世界大戦屈指の激戦として知られる。 これ以降、日本本土への空襲はさらに熾烈を極めた。 ◇ 栗林中将の訣別電 戦局遂に最期の関頭に直面せり、十七日夜半を期し小官自ら陣頭に立ち皇国の必勝と安泰を念願しつつ、全員壮烈なる攻撃を敢行する。敵来攻以来、想像に余る物量的優勢をもって陸海空より、将兵の勇戦は真に鬼神をもなかしむるものがあり。しかれども執拗なる敵の猛攻に将兵相次いで倒れたためにご期待に反し、この要地を敵手にゆだねるやむなきに至れるは、まことに恐懼に堪えず幾重にもお詫び申しあぐ。 今や弾丸尽き水枯れ、戦い残るもの全員いよいよ最後の敢闘を行わんとするにあたり、つくづく皇恩のかたじけなさを思い粉骨砕身また悔ゆるところにあらず。ここに将兵とともに謹んで聖寿の万歳を奉唱しつつ、永久のお別れを申しあぐ。防備上に問題があるとすれば、それは米国との物量の絶対的な差で、結局、戦術も対策も施す余地なかりしことなり。 なお、父島、母島等に就いては同地麾下将兵如何なる敵の攻撃をも断固破砕しうるを確信するもなにとぞよろしくお願い申し上げます。終わりに駄作を御笑覧に供す。なにとぞ玉斧を乞う。 国のために重きつとめを果たし得で 矢弾尽き果て散るぞ悲しき (大本営により、「散るぞ口惜し」と改竄される。) ◇ 「特集 戦後60年を読む」丸山健二(『波』2005年8月号) 本物の感動がひたひたと押し寄せてくる 梯(かけはし)久美子『散るぞ悲しき ―硫黄島総指揮官・栗林忠道― 』 軍人としての運命に支配され、硫黄島を死守せよという過酷な命を真正面から受けて立った栗林忠道中将は、大石良雄や上杉治憲らと共に、私のなかでは最も魅力的な人物として位置づけられていた。人間的な人間とは誰か。人間らしい生き方とは何か。そうした人生最大のテーマについて思いを巡らせるとき、日本人のなかではかれらが最も透明度の高い解答となって迫ってくるのだった。 置かれた状況の全体を冷静に把握する能力と、合理的で実践的で具体的な手だてを次々にくり出せる想像力と、最後の最後までやり遂げてしまう実行力とが突出しており、かてて加えて他人への愛に満ちあふれている、完全に自己を確立した、第一級の人間たち。 だが、栗林中将について記されたどの本も、結局は戦記物の域を出ておらず、あるいは、男の美学といった、通俗な読み物でお馴染みの安っぽい英雄伝の範囲にとどまり、あるいはまた、書き手の思い入れが過ぎ、答への結び付け方があまりに強引で、結局は三流の読み物に堕してしまっていた。しかも、取材があまりに粗雑で、手間を惜しまなければ簡単に手に入る重大な情報を幾つも落としており、事実のみが秘める幅と奥行きがほとんど感じられないお粗末な出来になっていた。 ところが、図らずも戦後六十年目の今、女性の書き手によってものされたこの『散るぞ悲しき』はどうだ。梯久美子によって克明に描かれた栗林忠道中将の素晴らしさはどうだ。これこそが、私が長年待ち望んでいた、いや、私の期待をはるかに超越した、人間、栗林忠道になり得ているではないか。 遠き日々より伝わる英雄像の残骸などでは断じてなく、人間的に過ぎるがゆえに非人間的な戦争の世紀を少しでも真っ当に生きようとし、生涯にわたって良心と他者への思いやりを置き去りにすることができなかった、一個の独立した人間像が放つ、本物の感動が、ページを繰るごとにひたひたと押し寄せてくる。そして、好戦的な富者たちがきっかけを作り、無情な野心に彩られて始められた戦争がいかに愚かしく、いかに空しい行為であるかを、極めて自然な浸透力で悟らせてくれるのだ。 『散るぞ悲しき』から受けた驚きと喜びは、ただ単に、長年にわたって私を魅了しつづけてきた人物がここに初めて描き切れていたというだけの意味合いではない。実は二重の感動を覚えたのだ。 この世界に首を突っこんで以来、書き手のレベルの低さにずっと失望させられ、これしきの作品が文学に奉られていることに呆れ返りながら、それでも心ひそかに〈まだ見ぬ書き手〉の登場に期待をかけていた。そして近頃では、いつの日かきっと出現するであろうはずの本物の書き手の輪郭がどんどんぼやけ、幻想の方向へと傾きかけていた。 ところが、意外や意外、想像もしていなかったジャンルから、押しも押されもしない〈まだ見ぬ書き手〉がいきなり飛び出してきたのだ。よもやノンフィクションの世界から驚異の書き手が出現するとは思いも寄らなかった。事実の羅列の隙間を浅い洞察力と、幼稚な気取りで埋めることしか念頭にない、せいぜいその程度でしかなかったジャンルから、これほどまでに質の高い、群を抜いた作品が生まれるとは……。 抑制され、洗練された硬質な文章は、細部にいたるまで苦心が払われていることなど微塵も感じさせないほどの完成度で、それ自体がもう高度な文学になり得ている。さらには、テーマの重厚さと、構成の巧みさと、絶妙な度合いでほどよく混在した情緒と理性が、この作品を崇高な位置にまで押し上げている。そして全編にみなぎる類稀なる品格は、正真正銘の才能の真価を証明している。 魂の欠如の時代にあって、非人間的な機構に組み込まれてゆくばかりの衰弱の世にあって、精神の奥まったところで萎縮の一途をたどりつつあった心の星に本来の輝きを取り戻させてくれるこの作品には、近頃では単にその悲惨さを語り継ぐだけの意味しか見いだせなくなった反戦文学を一蹴してしまうパワーとパッションが秘められている。 自立と自律をめざすことによって飛び散る火花を作品に結晶させようという書き手のデビューと、この傑作は、文学の無尽蔵な宝庫を暗示し、上昇してゆくはずの文学の原理を見事に象徴している。四十年間待った甲斐があった。 (まるやま・けんじ 作家) ◇ 低費用が人気? ガラケーがスマホの出荷台数を上回る! 電子情報技術産業協会(JEITA)などが11日発表した国内メーカーによる1月の携帯電話の出荷台数は、前年同月と比べて8.5%増の201万5000台となり、2ヶ月ぶりに前年実績を上回った。 集計対象には米アップルのiPhoneや韓国サムスンのギャラクシーなど海外メーカーの製品は含まれていないが、国産に限れば従来タイプのいわゆる「ガラケー」の好調が目立つ。 スマホが0.5%増の92万4000台だったのに対し、ガラケーは16.4%増の109万1000台で、5ヶ月連続で前年を上回った。出荷台数の割合は、ガラケーが54.2%、スマホが45.8%だった。 JEITAによると、「スマホは通信費が高いため、従来型の携帯電話に戻す動きも出ている」という。 ※ ひと時の興味もうすれ気がつけば ふところ寒し春なほ浅し … ◇ 今日の誕生花・デージー〔ヒナギク〕(キク科) 花言葉は、「無邪気」「幸福」。 旅人や馬から落す草の餅 子規 一つ根に離れ浮く葉や春の水 虚子 水取りや奈良には古き夜の色 松根東洋城 お水取過ぎし寒さを鹿も知る 能村登四郎 野遊びのひとりひとりに母のこゑ 橋本榮治 デージーは「ぼんぼこ花」と親しみき 幼かりけり無邪気なりけり 鳥海昭子 |

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