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平成26年4月5日(土)昨夜:集団的自衛権、限定容認論で合意形成を図れ。 読売社説:現行の憲法解釈と一定の論理的整合性を保ちつつ、安全保障環境の悪化に的確に対応する。そのための、説得力を持つ理論と評価できる。 自民党内で、高村副総裁の唱える集団的自衛権の限定容認論が支持を広げている。3月31日の安全保障法制整備推進本部の初会合では、高村氏の講演に対し、容認慎重派からも賛成が相次いだ。 限定容認論は、あらゆる集団的自衛権ではなく、「国の存立を全うするための必要最小限の集団的自衛権」に限って、行使を可能にするという考え方である。 「自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために必要な自衛のための措置はとりうる」との砂川事件に関する1959年の最高裁判決を根拠としている。 具体的には、日本の近くで米軍艦船が攻撃された際の自衛隊の反撃や、海上交通路(シーレーン)での掃海活動などを認める。米本土が攻撃された際、米国に行って戦うといった、外国領内の戦争への参加は除外するという。 自衛権は必要最小限の範囲内にとどめるとの現行解釈を継承しながら、一部の集団的自衛権の行使はこの範囲内に含まれる、とする抑制的な解釈変更となる。 一方で、集団的自衛権は憲法上行使できないとの現行解釈は誤りであり、全面的に行使を容認すべきだという主張も根強い。理論的にも、十分成り立とう。 様々な緊急事態に備える観点から、全面的な容認により、政府の裁量範囲と選択肢を広げておく方が良い面もある。 しかし、解釈変更が日本の戦争参加に道を開くかのような偏向した“解釈”による懸念を払拭するには、限定容認論によって、集団的自衛権行使の歯止めや条件を明確化することが有効である。 幅広い与野党の合意を形成し、国民の理解を広げて、新解釈の安定性を確保するには、バランスの取れた現実的な手法と言える。 今後、議論すべきは、行使を限定的に容認する範囲や条件だ。抽象論でなく、具体的な事例に即した論議が求められる。 日本近海での米艦防護については、個別的自衛権で反撃が可能との意見もある。だが、艦船は最低でも数キロ離れて活動するのが通常で、これを個別的自衛権で正当化するのは困難だろう。 朝鮮半島有事の際も、限定容認論に基づき、従来より踏み込んだ米軍への後方支援活動を可能にしておくことは、日米同盟を強化する。前向きに検討すべきだ。 ※ かつて、「国の存立を全うするための必要最小限の自衛権」との名目で、開戦された前例は歴史上、枚挙に遑がない。まず叩く、理由は後からついてくる。そうして、戦争は繰り返されてきたのだ。 本日4月5日は、さまよう「夢の原子炉」もんじゅ初臨界から20年 です。 「さまよう夢の原子炉 初臨界から20年目のもんじゅ」延命への道 核の“ごみ処理”に望みを託すものの 極めてリスキー ◇ 「普通ならとっくにギブアップ。しぶといよね。ゾンビみたい … 」 昨年末、敦賀市内であったもんじゅの廃炉を求める全国集会。脱原発の拠点・原子力資料情報室(東京)の共同代表として参加した伴英幸さんは苦笑いした。 止まらない事故、トラブル、不祥事。そのたびに開発中止や廃炉が取り沙汰されたが、もんじゅは生き残ってきた。国と日本原子力研究開発機構(原子力機構)の「存続」にかける強烈なパワーが、生命力につながっている。 その新たな延命装置になるのが、「国際協力」と「核のごみ処理」だ。 高速(増殖)炉の開発を進めるのは日本だけではない。世界で、使った以上の燃料を生む“夢の原子炉”に本気なのは、ロシア、そして経済成長著しい中国、インドが続く。 ロシアは原型炉「BN−600」を約30年動かし、今春には次の段階の「BN−800」が臨界する。2025年に商業炉の運転開始を目指す。中国は実験炉を導入済み。インドは、今年中に原型炉が完成する。将来的には、国内に豊富にあるトリウムを使うタイプの炉の開発を計画している。 これら「(燃料を)増やす」陣営に対し、日米仏は「(核のごみを)減らす」陣営として連携・協力に動く。特にフランスは、原型炉「フェニックス」、実証炉「スーパーフェニックス」を廃炉にしたが、30年代までに新型炉「アストリッド」を完成させる計画がある。基礎研究が豊富な米国は、局地でも発電可能な小型高速炉を開発中だ。 「世界は高速炉開発から撤退していない。止めれば、技術の継承は難しい」。原子力機構敦賀本部プロジェクト推進アドバイザーの向和夫氏は、そう話す。「だからこそ、国際的な研究拠点としてもんじゅは必要」と。 看板を書き換え、再起を図るもんじゅを、伴さんは警戒する。「核のごみを減らす。そんな美しい言葉にだまされてはいけない」。 放射能の強い核のごみ「マイナーアクチニド」を核燃料に混ぜ、もんじゅで燃やす。毒性を薄め、量も大幅に減らすことができる。というのが、国と原子力機構の言い分だ。伴さんは「単に(毒を発する)寿命が短くなるだけ。かえって放射性が強くなる」と話し、実用化は幻想と見る。 この20年、ほとんど運転実績がないもんじゅ。機器、技術、人材、何より組織運営そのものに不安を抱えたまま、新たなミッションに取り組もうとしているのだ。(山内悠記子) 2014.04.01 福井版 ◇ 100周年の宝塚歌劇団、総勢460人の大合唱を披露 1914年4月の第1回公演から100周年を迎えた宝塚歌劇団は5日、本拠地の宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)で記念式典を開いた。 特別ゲストによるステージや、タカラジェンヌら460人による大合唱が披露され、華やかに節目を祝った。 トップスター5人や専科の轟悠さんらによる祝舞「飛翔無限」で開幕。 ピアニストの辻井伸行さんが愛唱歌「すみれの花咲く頃」をモチーフにした即興曲を演奏し、国際宇宙ステーションに滞在中の宇宙飛行士・若田光一さんからビデオメッセージが寄せられるなど、驚きの演出が続いた。 最後は、現役団員と宝塚音楽学校生が袴姿で大階段に勢ぞろい。作家、瀬戸内寂聴さんが作詞、千住明さんが作・編曲した祝歌「虹の橋 渡りつづけて」や「宝塚歌劇団団歌」を歌った。指揮者の佐渡裕さんがタクトを振り、劇場いっぱいに歌声が響き渡った。 ◇ 今日の誕生花・キジムシロ(バラ科) 花言葉は、「明るく輝いて」。 叱られて酔いのさめたる花見かな 子規 山国の蝶を荒しと思はずや 虚子 雉蓆咲く野を長き貨車の列 加藤耕子 暖かや飴の中から桃太郎 川端茅舎 麗しき春の七曜またはじまる 山口誓子 キジムシロ黄に輝けり 草取りの午後陰となる庭の明るさ 鳥海昭子 |

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