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平成24年8月21日(火)昨日:政府、「上陸合戦」で一変、尖閣長期化を懸念。 尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入計画を表明している東京都が、17日夜に上陸許可を政府に申請していたことが分かった。政府が上陸を許可すれば、中国が強く反発するのは必至。許可しなければ、石原慎太郎東京都知事と親しい地権者との関係が悪化し、政府の目指す尖閣諸島国有化へ向けた地権者との協議が難しくなる。9月27日には日中国交正常化40周年の記念式典が予定され、政府は尖閣諸島をめぐる緊張長期化への懸念を強めている。 東京都から測量調査を目的とした上陸申請が17日にあったことは、藤村修官房長官が20日の記者会見で明らかにした。上陸日時などが記載されていない不備があったため「一時預かりの状態」で、今後、上陸を許可するかどうかについて藤村氏は「まだ正式に書類が出ていない。受理できれば政府として判断する」と言葉を濁した。 ※ 日本政府の事なかれ主義が、決定的な禍根を醸成したことは紛れも無い事実だ。曖昧な国・ニッポンは、近隣の国々から極めて軽く見られるようになった。日本人の内的資質は高く評価されながらも、外交国としての地位は下がるばかりだ。宦官国家・ニッポンの特性は、外交面で遺憾なく発揮されるのであった。 藤山一郎 『 青い山脈 』 8月21日は、藤山一郎の命日 です。 ◇ 藤山一郎(1911年〜1993年) 歌手・声楽家・作曲家・指揮者 本名は増永丈夫、本名ではクラシック音楽の声楽家。バリトン歌手として活躍。東京府東京市日本橋区蛎殻町(現・東京都中央区日本橋蛎殻町)出身。東京音楽学校(後の東京藝術大学音楽部)卒業(首席)。 東京音楽学校で培った正統な声楽技術・歌唱法・音楽理論とハイバリトンの音声を武器にテナーの国民的歌手・流行歌手として活躍した。 1930年代から1940年代にかけて『酒は涙か溜息か』『丘を越えて』『東京ラプソディ』『青い山脈』『長崎の鐘』など多数のヒット曲を歌った。 理論・楽典に忠実に歌ったことから楷書体の歌手と呼ばれた。作曲家・指揮者としても活躍。1992年、スポーツ選手以外では初めて存命中に国民栄誉賞を受賞。 藤山一郎 『 東京ラプソディー 』 ◇ 持たざる国・日本のエネルギー政策とは その「あるべきようは」 夏の節電 見据えよう「原発ゼロ」 (2012年8月20日 中日社説) 東京電力の原発事故から二度目の夏。節電が定着し、ピーク需要が事故以前に比べ一千万キロワットも下がっている。関西電力以外の原発はすべて止まったままだ。原発ゼロ社会を見据える好機としたい。 事故の前年、2010年夏の東電のピークは五千九百九十九万キロワットに達した。今夏は7月27日の五千三十八万キロワットが最大で、五千万キロワットを超えたのはこの一日だけだ。それ以外は猛暑日でも四千九百万キロワット前後と、供給能力の八〜九割に収まっている。 電力消費は企業活動が本格化する九月に向かって増える傾向にあり、楽観は禁物だが、昨夏から続く一千万キロワット規模の節電は揺らいでいない。工場や商店、家庭を問わず、エアコン、冷蔵庫の設定温度を調整して冷やしすぎに気をつける。こまめに消灯する。地道な省エネの積み重ねが、原発十基分にも相当する節電を支えている。 東電の供給地域は首都圏を中心に一都八県。事故直後には計画停電が実施された。放射性物質が飛び散り、除染作業を強いられた地域も少なくない。こうした体験が節電文化を育んだというべきだ。 現在、日本の原発は再稼働した関電の大飯原発を除き、すべて止まっている。管内にトヨタ自動車を抱える中部電力は、需要に対する供給余力を示す予備率が一時7%前後にまで下がったが、なお余裕を残している。原発ゼロ社会に等しい今の日本の姿であり、原発に頼らない社会に向けた実験の真っただ中にあるようにさえ映る。 経済界は危機感を募らせているのだろう。経団連の米倉弘昌会長は、2030年の原発依存度として政府が示した「0%」「15%」「20〜25%」の選択肢を牽制した。依存度を下げれば代替する天然ガスなどの調達費がかさんで電気料金が高くなり、企業の海外進出、雇用悪化を招くとの批判だ。 コストばかりに目を奪われる経営者の域を出ていない。高放射線量によって十六万人もの福島県民が故郷を追われた「人間の被害」の視点も抜け落ちている。燃料が高いのなら、電力業界や商社とともに中東、マレーシアなどよりも3〜4割安い米国産シェールガスの輸入を実現する。それをリードするのが経団連の役割だ。 今、求められるのは長崎市長が訴えた「放射能に脅かされない社会」ではないのか。限りなく原発ゼロの今を直視しながら、国民一人一人がエネルギーの将来をじっくり考える。残りの夏をその機会に充ててみてはどうだろう。 ※ 経済界のお歴々は、「文化」というものをご存じない。 大量浪費経済は既に破綻した。地球資源の余命は今まさに尽きようとしている。ロハスこそ日本の生命線なのだ。その技術のトップリーダーになれなければ、わが国の将来は拓けない。 あるいはしかし、電力会社の「目下の敵」は節電なのではないか? このまま節電が定着することは、電力会社が最も懼れるシナリオではないのか。原発はまさに、「浪費の仇花」だったのか。その代償は余りにも大きかった。今後、数百年単位でわが国にダメージを与え続けるだろう。島国に在る、五十余の廃炉予備軍は強大な「金喰い虫」に違いない。 ◇ 今日の誕生花・ノリウツギ(ユキノシタ科) 花言葉は、「臨機応変」。 縁日や鉢に栽ゑたる草の花 子規 ※ 季語は「草の花」で秋。この時期に咲く草花が多いことから。 虚子一人銀河と共に西へ行く 虚子 湖のさつと曇れば花さびた 星野立子 ※ 「さびた」は、ノリウツギの別名です。 花さびた十勝の国に煙たつ 加藤楸邨 行くかぎり未知の空あり花さびた 藤田湘子 谷川のしぶきにわずか揺れながら 白く素朴にノリウツギあり 鳥海昭子 |

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