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平成27年9月6日(土) 中日社説:「最年長勝利 マウンドにマサがいる」。 プロ野球最年長登板、最年長勝利…。これからは投げれば記録。中日ドラゴンズの山本昌広投手。四十九歳。記録より何より、そこで投げるあなたがうれしい。今はまだ伝説とは呼びたくない。 マサにはナゴヤドームのマウンドが、よく似合う。昨晩そこに登った瞬間、彼は球史を塗り替えた。四十九歳と二十五日。そこに彼がいることで、全国の“オジサン”たちが歓喜した。 ドラフト五位。自称入団五年目までは毎年クビ候補。「奇跡です」と本人は、振り返る。だが、そうではない。マサは、ある才能に恵まれた。「やめない」という才能だ。 中学の野球部時代、「走れ」と言われれば、日が暮れても走り続けた。玄人はだしのラジコンやクワガタ飼育…。多趣味で知られる人でもある。ところが、そうでもないという。一度始めたらやめられない。たとえ趣味でも日本のトップクラスでいたい。だからはた目には多趣味と映る。とにかくやめない人なのだ。そのために、人一倍努力する。体力は年々衰える。だが、キャリアを積んだ肉体は、見方を変えれば経験知の宝庫に違いない。 続けていくには、新しく何が必要か。不要な何を切り捨てるべきなのか。自らの心身に問い掛けながら、フォームをいじったり、新しい球種を試したりする。直球に磨きをかける。 ただし決して無理はしない。無理をしないから、三年前の足首脱臼以外には、大きな怪我がほとんどない。それも、やめないために不可欠の能力だ。 失敗を恐れない。常に前しか見ていない。技術的には、常に今が最高という自負がある。「変な言い方ですけれど、いまだに野球部なんですね。中学からずっと野球部員を続けているんです」と、恥ずかしそうにマサは言う。 そんな彼の生き方に、プロ野球ファンだけでなく、性別や世代を超えた人々が、それぞれのキャリアを重ね合わせてみるのだろう。 彼がそこにいる限り、自分だって、まだまだやれる。大丈夫だよと、安心できる。何かに挑む勇気を持てる−。 来季は知命の五十歳。勝ち星を挙げれば、大リーグ・元ロッキーズのジェイミー・モイヤー氏をしのぐ、世界最年長勝利投手だ。 山本昌広投手。来年も再来年も、マウンドに立つ背番号「34」を見ていたい。 本日9月6日、秋篠宮ご夫妻の御長男の悠仁さまが 八歳の誕生日を迎えられました。 宮内庁によりますと、悠仁さまは大きな病気にかかることもなく健やかに成長されています。4月で小学2年生になり、学ぶ内容が増えて授業時間も長くなりましたが、元気に学習に取り組み、自由参加の放課後遊びにもたびたび参加して、大勢の友だちと鬼ごっこなどをして遊ばれているということです。 ◇ 月間ワーストタイの20敗 「リーグ屈指の投手陣」も過去の話 ここ数年、8月以降に強さを発揮し、10年、11年には大逆転でペナントを制してきた中日。今季も7月終了時点で首位巨人とは5ゲーム差の貯金2。夏場に強い中日がどのような戦いを見せるか注目された。しかし、結果は8月を7勝20敗。月間20敗以上を記録したのは2005年8月の楽天(21敗)以来9年ぶり。セ・リーグでは1990年8月の阪神などと並ぶワースト記録という歴史的失速となった。 8月6日の広島戦で、中心選手の和田一浩と岩瀬仁紀がケガで離脱。チームの精神的柱を失ったことも響いたが、失速の大きな要因の一つは投手陣の与四死球増加があげられる。 8月の27試合で中日投手陣が与えた四死球は118でセ・リーグワースト。中日の次に多かったヤクルト投手陣でも25試合で94与四死球。8月31日の広島戦は、失点のすべてが四球をきっかけにしたものだったが、8月はそういった場面が何度も見られた。 中日投手陣の与四球数の多さは8月に限ったことではない。今季の与四球数444、与四球率3.60はともにリーグワースト。昨季もセ・リーグでDeNAに次いで多い495個の四球を与えたが(与四球率は3.43)、今季はそれを上回る計算だ。最下位に終わった1997年は球団史上最多の519四球を与えたが、このままいくと不名誉な記録を塗り替えてしまうかもしれない。 セ・リーグ連覇を果たした2011年は316与四球、12年は324与四球とセ・リーグ最少だった。投手に有利な統一球を使っていた影響もあるだろうが、150個近くも増えてしまっては苦しい戦いになるのも無理はない。投手王国の立て直しに、まずは制球力のアップが欠かせない。 谷繁元信選手兼任監督が掲げる「守りの野球」。そのためには、投手陣をどう立て直すかがキーとなることは間違いない。このオフ、落合博満GMはどういった策を打ち出すだろうか。 =京都純典 ◇ 今日の誕生花・ヨルガオ(ヒルガオ科) 花言葉は、「妖艶」。 秋の雨荷物ぬらすな風引くな 子規 ※ 前書に「送漱石」。東京から熊本へ発つ漱石への一句。 秋の蠅うてば減りたる淋しさよ 虚子 ※ 憎げなる夏の蠅とは様変わり 打つ手も止まるその儚さよ 赤とんぼみな母探すごとくゆく 細谷源二 夜顔のひらくは風の湧くところ 朝倉和江 夜顔に夜のふかみゆく軒端かな 勝又一透 裏庭の小暗くなればヨルガオの 妖しく白く人知れず咲く 鳥海昭子 |

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