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平成26年10月7日(火)昨日:コーヒー、ワイン、即席麺 … 秋から冬に次々値上げ。 円安で仕入れ価格高騰、「コスト削減、これ以上は限界」。 秋から冬にかけて食品が次々と値上げされる。急激な円安などを受け、仕入れ価格が高騰しているためだ。4月の消費増税後、物価上昇に給料の伸びが追いつかない状況が続く中、身近な品々の値上がりは、消費をさらに冷え込ませかねない。 UCC上島珈琲は11月1日から、スーパーなどで売るすべての家庭用レギュラーコーヒーを値上げする。主要産地のブラジルの干ばつでコーヒー豆の生産量が減少、8月中旬ごろからの急激な円安もあり、輸入価格が昨年11月に比べ2倍以上になったからだ。主力の「UCCゴールドスペシャル スペシャルブレンド(400グラム)」の店頭想定価格は税抜き702円から878円に上がる。 アサヒビールとキッコーマンは、フランスなどからの輸入ワインを平均8%値上げする。こちらも天候不順で原料のブドウの価格が上がった。キリンビール傘下の中国酒販売「永昌源」は、中国での人件費上昇などの煽りで、輸入紹興酒を値上げする。 即席麺の値上げは、円安に加え、新興国の需要拡大で小麦など輸入原材料価格が上昇したことが要因だ。包装資材の仕入れ値が上がったり、ガソリン、軽油価格の高止まりで輸送費がかさんだりしていることも影響している。最大手の日清食品は主力の「カップヌードル」などの価格を来年1月から引き上げる。値上げは2008年以来7年ぶり。広報担当者は「これまではコスト削減で吸収してきたが、原材料価格が下がる見通しはなく、これ以上は限界」と話す。 消費税率が8%に引き上げられた4月から、消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)は毎月、前年同月より3%超上昇しているが、そのうち生鮮食品以外の食料品は、4%台の伸び。チョコレートやハム、ソーセージ、乳製品などが円安による輸入原材料の上昇で値上がりしたことが響いている。 生鮮野菜もこの夏は天候不順を受け高騰。今月は平年並みに落ち着く見通しだが「ハウス栽培に使う燃料代が上がれば、この冬も野菜が高くなってしまう」(東京都内のスーパー)と懸念の声も出ている。 物価上昇分を除いた給料(実質賃金)は8月まで14ヶ月連続で前年実績を下回った。みずほ証券の末広徹マーケットエコノミストは「食料品の値上がりは、実質賃金の上がっていない家計には厳しく、消費を控えてしのごうとの動きが広がりかねない」と指摘する。【鈴木一也】 本日10月7日、ノーベル物理学賞に日本人三氏が選ばれました 。 スウェーデン王立科学アカデミーは2014年10月7日、同年のノーベル物理学賞を、実用的な青色発光ダイオード(LED)を開発した赤崎勇名城大教授(85)と天野浩名古屋大教授(54)、中村修二米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)に授与すると発表した。 青色の登場でLEDは赤、緑とともに光の三原色がそろい用途が拡大。消費電力が少なく、耐久性が高い特長が注目され、白熱電球や蛍光灯に代わる白色照明のほか、携帯電話などのディスプレー、交通信号などに広く利用されている。 日本人のノーベル賞は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の開発で医学生理学賞を受賞した山中伸弥京都大教授以来。米国籍の南部陽一郎米シカゴ大名誉教授を含め計22人となった。物理学賞は2008年に南部氏と小林誠高エネルギー加速器研究機構名誉教授、益川敏英名古屋大特別教授が受賞して以来6年ぶり。 ◇ ノーベル物理学賞 中村修二教授が喜び語る 今年のノーベル物理学賞が日本時間7日午後6時45分過ぎに発表され、青色発光ダイオードを世界で初めて実現し、実用化に導いた名城大学の赤崎勇終身教授、名古屋大学大学院の天野浩教授、カリフォルニア大学の中村修二教授の3人が選ばれた。受賞の知らせを聞いた中村教授が喜びを語った。中村教授は大学で仲間に祝福されていた。 カリフォルニア大学サンタバーバラ校・中村教授(60) (Q:お酒の味は?)おいしいですよ。(Q:今の心境は?)心境ですか?それは非常にうれしいですよ。(Q:この日が来ることは?)そうですね、日本のマスメディアがずっと来る来ると言ってたので、分からないですけど来るかもしれないと思ってました」。 「(Q:電話があった状況は?)午前2時すぎくらいに電話がありました。寝ていたんですけど、ノーベル財団から『受賞されました。おめでとうございます』と電話をもらいました。(Q:どんな思いがこみあげた?)思いですか。やっと来たのかなという感じですね、偉大な賞をもらったかなという感じだけですね」 「(Q:2名の方と一緒の受賞について?)そうですね。赤崎先生、天野先生も同じ分野で昔からお互い切磋琢磨して研究してきた。悪い言い方だと競争相手だったんですけど、非常にお互い知ってまして、お互いに受賞できて良かったと思ってます。(Q:それはシャンパンですか?)ええ、ノンアルコールのシャンパン(笑)」。 ◇ ノーベル賞 世界変えた青い光を誇りたい(読売社説10月8日) 青色の発光ダイオード(LED)を発明し、実用化した日本人研究者3人に、今年のノーベル物理学賞が贈られる。 名城大の赤崎勇教授、名古屋大の天野浩教授、米カリフォルニア大の中村修二教授である。栄誉を心から称えたい。 青色LEDは「実現は不可能」と言われていた。 赤崎氏は、ガリウムという物質をもとに、特殊な結晶を合成すれば青い光を出すのではないか、と考えた。当時、研究室の大学院生だった天野氏と実験を重ね、1989年に初めて、青い光を出すことに成功した。 既存の赤、緑のダイオードと合わせ、光の三原色が初めて揃い、これらを混ぜ合わせることで多彩な色が表現できるようになった。 だが、結晶の大量生産が難題だった。徳島県内の化学会社にいた中村氏が1993年、製造法の開発に成功し、普及に道筋をつけた。着想から実用化まで、すべての過程が日本人研究者によって成し遂げられたことが誇らしい。 LEDは、今日の情報社会を支えている基盤技術の一つだ。コンピューターによる大量の情報処理・伝達には欠かせない。交通信号や大型ディスプレー、カメラのフラッシュなど、身近なものにも幅広く使われている。さらに、寿命が長く、電力消費量が少ない省エネ型の照明として、旧来の白熱電球や蛍光灯に取って代わりつつある。地球温暖化対策上も、重要な技術である。 製造法に関しては、特許を巡る訴訟もあったが、3人同時の受賞が決まったのは、科学の進歩と社会の発展に等しく貢献したと判断されたからだろう。日本のノーベル賞受賞者は、これで22人になる。このうち、自然科学分野が19人を占める。日本の研究者の優れた発想力と技術力の証しと言えよう。 気がかりなのは、日本の研究現場で、人材不足や競争力の低下が深刻化していることだ。成果が出るまでに手間や時間がかかる技術開発分野に、若手の研究者が集まらなくなっている。科学技術水準の目安となる論文発表数は、2000年前後は世界2位だったが、現在は中国などに抜かれ、5位に低迷している。今回の受賞は、科学を志す若者に大きな夢を与えるだろう。激しい国際競争の中で苦戦を強いられている日本の「もの作り」が再び活性化することも期待したい。 ◇ 今日の誕生花・コスモス〔アキザクラ〕(キク科) 花言葉は、「調和」「乙女の真心」。 毒茸や赤きは真赤黄は真黄 子規 新米の其一粒の光かな 虚子 ※ 一粒の光に宿す三千大千世界の無碍光如来 (尽十方無量光寿佛) 秋桜風を操りゐたりけり 下村非文 コスモスの押しよせてゐる厨口 清崎敏郎 コスモスのまだ触れ合はぬ花の数 石田勝彦 コスモスの一叢供ふ馬の墓 岐阜・富加 渡辺久美子 空たかくコスモスゆれる花原を ほそほそと行き来る道がある 鳥海昭子 ※ 「コスモス」の語源はギリシャ語で、「秩序」や「飾り」「美しい」などの意味があり、花言葉も「調和・真心・乙女心」とその優しげな風貌にぴったりです。秋に咲く桜のような花という風情から、「秋桜」とも呼ばれます。 |

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