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平成24年12月16日(日)昨日:20代で「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」。
内閣府は15日、「男女共同参画社会に関する世論調査」結果を発表した。 「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」と考える人が、2009年の前回調査に比べ、10.3ポイント増の51.6%となった。世代別では、20歳代が19.3ポイントの増加で、伸び率が最も高かった。1992年の調査から一貫して賛成派が減り、反対派が増え続けていた傾向が、今回初めて反転した。背景には、東日本大震災を機に家庭を大切にしようとする意識が広まっているとの見方が出ている。
20歳代を男女別で見ると、「妻は家庭を守るべきだ」と考える男性は55.7%(前回比21.4ポイント増)、女性は43.7%(同15.9ポイント増)に上った。宮田加久子明治学院大教授(社会心理学)は、「長引く就職難や景気低迷で、若者たちは先行きに強い不安を抱き、家庭をよりどころにしようとしているのでは。東日本大震災の後、家庭を大事にする意識が強まったことも要因として考えられる」と分析する。
※ 家族、家庭を大切に思うことは素晴らしいが、反面で縮み志向も窺える。
本日12月16日、自民党が地滑り的大勝利を収めました。
自公で300超、連立政権発足へ 維新は大幅増も …
第46回衆院選は16日、投開票が行われ、自民党が圧倒的勝利を収めて単独で過半数(241)を優に獲得した。 公明党も議席を伸ばして自公両党で300議席を超え、3年3ヶ月ぶりの政権奪還を決めた。 一方、民主党は政権批判の逆風の中で惨敗し、野田首相は16日夜、党代表の辞任を表明した。 「第3極」として注目された日本維新の会は議席を大きく伸ばした。この結果を受け、自民党の安倍総裁は26日に召集される予定の特別国会で新首相に選出され、公明党との連立政権を発足させる。
自民党は前回64議席にとどまった小選挙区選で大きく議席を伸ばした。小選挙区選では、過去最多だった2005年の219議席を上回った。青森、群馬、徳島、宮崎などの各県で全議席を独占したほか、前回1議席も獲得できなかった大分でも全議席を得た。前回13県あった「空白県」は解消された。比例選も、各地で優勢に戦いを進めた。
民主党は公示前の230議席から大幅に減らし、過去最低だった2005年衆院選での獲得議席を下回った。前回議席を独占した新潟や長野などでも苦戦を強いられた。小選挙区で閣僚や閣僚経験者が相次いで敗れた。民主党を離党したり、除籍されたりした候補と戦った選挙区で共倒れとなるケースが目立った。
維新の会は公示前勢力の11を大きく上回った。小選挙区では、岡山や熊本などで前議員が議席を守ったほか、地盤の大阪で複数の新人が議席を獲得した。比例選では、近畿に加え、北関東、南関東など全国的に議席を得た。 公明党は、自民党や維新の会との選挙協力が功を奏し、復調した。前回全敗した小選挙区選で相次いで議席を回復。比例選では、近畿や九州などで議席を確保した。
公示直前に結党した日本未来の党は、小選挙区で得票が伸びず、多くの前議員が敗れて厳しい戦いとなった。比例選では、東北と東海で議席を確保した。 みんなの党は、党幹部が小選挙区選で相次いで当選を決めた。比例選でも、地盤の北関東や南関東で議席を獲得した。 共産党は小選挙区では、ふるわなかったが、比例選では近畿で議席を得た。社民党は、沖縄2区で前議員が当選を決めたが、他の選挙区では苦戦を強いられた。国民新党は、鹿児島3区で新人が当選した。新党大地は、比例選で議席を獲得した。
◇ 相も変わらぬ「農村票」へのバラマキ TPP反対のポーズ
旧来の農業政策・バラマキで農業体質の弱体化 競争力ゼロ(12月9日読売)
衆院選の政権公約では、「農村票」を目当てにしたばらまき路線が目立つ。強い日本農業を実現する政策こそを競うべき。農業政策の焦点は、戸別所得補償制度の見直しである。 民主党が2009年衆院選の政権公約に掲げ、10年度から導入した。コメ農家などに補助金を一律に支払う仕組みだ。民主党は今回、所得補償を法律に基づく制度に格上げすると公約している。 所得補償制度の2011年度の予算規模は5400億円に膨らみ、農業予算の4分の1を占める。巨費を投じたにもかかわらず、規模拡大や経営改善につながったとは言い難い。
それどころか、生産性の低い零細農家が補助金目当てに農業を続ける現状を招く結果となった。費用対効果が極めて乏しい政策は見直さなくてはならない。 自民党の公約にも問題が多い。所得補償制度は全面的に見直すというが、農地の維持を条件に、コメだけでなく果樹や野菜、畜産農家にまで対象を広げ、補助金を支給する新法を制定する方針だ。 所得補償の拡大以外の何物でもない。農地を持っていれば補助金がもらえる政策が、果たして生産性向上につながるだろうか。
意欲的な専業農家に支援を集中してこそ、農業が産業として自立でき、税負担する消費者の理解も得られよう。 自民党は、民主党政権が大幅に削減した土地改良事業費を復活させる方針も掲げた。これでは二重のばらまきだ。公約で示した「競争力のある攻めの農業」など到底、実現できまい。 収益が上がらないから、後継者が減り、高齢化が進む。悪循環を断ち切るには、農業再生への将来展望を示す必要がある。
環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加へ、国際競争力を高めねばならない。1戸当たり平均2ヘクタールの水田面積を5年間で10倍超にする政府目標も掛け声倒れだ。 生産・加工・販売を一体化した体制の整備、生産意欲をそぐ減反の段階的廃止、若者や異業種参入組の積極的育成など、進むべき方向は明らかだろう。 TPP反対を応援条件に候補者に踏み絵を迫るJAグループも、「水田」を「票田」としか見ない政治家と同様、農業の自立を自ら妨げている。 補助金漬け農政からの脱却が、農業再生への第一歩だ。
※ 襟巻きの狐の顔は別に在り 虚子
◇ 若者に投票呼びかけ 語り場や「TOHYO FM」など …
「一票で社会は変わるの?」 「民主主義って何?」
若者の投票率を上げるためには、どうしたらいいのかについて話し合っている。動画サイトでも中継している。 主宰するのは環境イベントなどを企画する会社代表の鈴木幸一さん(44)ら。11月末からインターネットで「投票率を上げるムーブメントを広めよう」と呼びかけると、CAMPは熊本や大阪など全国15ヶ所に広がった。 「選挙への関心は低かった」という会社員の望月優大さん(27)。衆院が解散された11月16日に友人3人と「I WILL VOTE 未来を選べ。」と題したアカウントをフェイスブックに立ち上げると、反響が大きかった。
しかし、若者の投票率は低く、なんとかできないかと考えてCAMPに参加した。望月さんは「若い世代が選挙に行かないのは政治に絶望しているからじゃない」と思っている。 TOKYO FMは投開票日まで局名を「TOHYO FM」に変え「若者よ、投票所に行くんじゃー!」と呼びかける。同局の藤勝之・広報委員長(53)は言う。 「きっかけは遊び感覚でも、投票所に行けば政治に関心を持たずにはいられないようになると信じている」。
※ 一票では社会は変わらない。しかも、都市部では一票すら与えられてはいない、違憲状態のままでの選挙なのだ。それでも、投票行為は市民に付与されている最大限の権利行使なのだ。票を投じなければ、自らその権利を放棄することになる。 一票では社会は変わらない。それでも、投票場に足を運ぶ。現状に満足するならば、棄権も大いに結構。だが、大いに不満足でありながらも棄権する者は、やる気のない政治家(政治屋稼業 or 世襲議員)を喜ばせるだけなのだ。 千里の道を遠しとはせず、一歩づつ歩を進める他に、変革への道はない。変革とは、甚だしく退屈な行為の積み重ねの向うにしか見えては来ない。ころころ替るような政権に、何ができようか?
◇ 成果なく1年、「正恩氏は現実知らず好き勝手」
北朝鮮の金正日総書記が死去してから、17日で1年。 後継者の金正恩第1書記は、事実上の長距離弾道ミサイル発射で権威の誇示を図ったものの、国民生活の向上や政権基盤固め、対外関係の確立などでは具体的な成果はなく、課題が山積している。 「我が国の総合的な国力の一大誇示だ」、15日の北朝鮮国営メディアによると、正恩氏は北西部・東倉里(トンチャンリ)の発射場を訪ねて科学者や技術者をねぎらい、金日成主席と金総書記の遺体に「報告しよう」と語った。14日には平壌で15万人規模の祝賀集会を開催。しかし、国際社会の反発を覚悟で発射を強行したこと自体、体制の基盤が依然不安定で、何らかの成果を打ち出すのを迫られていたと言える。
正恩氏は4月の金主席生誕100年記念日に行った初演説で、「人民が二度とベルトを締め付けない(飢えない)ようにする」と述べ、改革に意欲的と期待された。6月末に発令したとされる「新経済管理改善措置」では、農業分野の改革を打ち出し、農家は収穫の7割を国家に納めれば、残り3割を自由に処分できると見込まれていた。 ところが、北朝鮮消息筋によると、実際には全量を国に納め、3割相当分の現金を還元する形となり、国に納めた農作物の多くは軍に回って市場に出ず、穀倉地帯とされる南西部・黄海道(ファンヘド)で大量の餓死者を生むという悲惨な結果となった。 一方で、5月には全国の遊園地を管理する「遊園地総局」を新設。韓国メディアによると、党の古参幹部の間からは「子どもが現実を知らずに好き勝手にやっている」との不満が漏れている。ミサイル発射への住民の反応も、「食べていくのが精いっぱいで、関心がない」と冷ややかだと消息筋は話す。
◇ 今日の誕生花・カンギク(キク科)
花言葉は、「繊細」。
腹稿を暖めて居る懐爐かな 子規
手で顔を撫づれば鼻の冷たさよ 虚子
寒菊や縫ひつつおとす針の錆 加藤知世子
寒菊のくれなゐふかく昃(かげ)りけり 金尾梅の門(うめのかど)
冬ざれの庭カンギクの黄の色の 今日の余韻を明るくしたり 鳥海昭子
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