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◇ 絶好調!TV『家政婦のミタ』、続編も映画化もナシ(イッツ・クール!) 高視聴率で話題の日本テレビ系ドラマ『家政婦のミタ』(水曜午後10時)が、映画版や続編の企画は一切やらず、21日の最終回で完全終了することが6日、分かった。 ドラマがヒットすると、映画化及び続編、スペシャルドラマの企画が持ち上がるのが斯界の常だが、脚本家の遊川和彦氏(56)が「一人の女性の再生を描き切りたかったので、あとは三田がこれからどう生きていくかを視聴者の皆さんに想像してもらいたいです。残り3本で燃え尽きたいと思います」と明言。 福田編成部長は「あらゆる年代に愛されるようになった。9、10話、最終回を拡大編成します。さらに最終回はミタの世界に浸っていただけるように、午後9時からスペシャル番組を緊急編成することになりました。21日はご家族でお楽しみください」と話した。[12月7日] ◇ 『家政婦のミタ』4年半ぶりに視聴率30%超えなるか? 松嶋菜々子さんが冷徹な家政婦を演じた連続ドラマ『家政婦のミタ』の勢いが止まらない。第8話(11月30日放送)で今年一番の視聴率29.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、女優の宮崎あおいさん主演で人気を博した2008年のNHK大河ドラマ『篤姫』の29.2%を超える快挙も成し遂げた。次の注目は木村拓哉さん主演で2007年に放送されたドラマ『華麗なる一族』(TBS系)が最終回(3月18日)に記録した30.4%。約4年半ぶりに30%超えとなるか注目が集まっています。 「ドラマ離れが叫ばれている中で、この視聴率はうれしかった」と話すのは同ドラマの大平太プロデューサー。「放送前はキャッチーなタイトルと松嶋さんが家政婦をやるというところだけを露出した。コメディーなのかサスペンスなのかも分からない感じで目を引かせたが、実際見てもらってミタが何をやらかすのか、振りきれたキャラに興味を持ってもらったのでは … 」と、高視聴率の理由を分析する。 ドラマは、冷徹な女性教師を描いて話題を集めた『女王の教室』や、松嶋さんが主演した『魔女の条件』などを手がけた遊川和彦さんが脚本を担当。松嶋さん演じるなんでもこなすスーパー家政婦の三田灯(みた・あかり)が、母親を亡くし4人の子供と父親が家庭崩壊の危機に直面している阿須田家の家政婦として、さまざまな問題に直面する。三田が派遣される阿須田家の4児の父・恵一を長谷川博己、何かと阿須田家に顔を出し、問題を起こすトラブルメーカーの結城うららを相武紗季、阿須田家の長女で家事を押しつけられ一日も早く家を出たいと願う女子高生・結を忽那汐里が演じている。 松嶋さん演じる三田は、業務命令であれば相手が子どもだろうが雇い主だろうが、時と場所、社会的慣習に一切とらわれることなく、些細なことから犯罪行為まで「承知しました」の一言で、何でもやってしまうスーパー家政婦。 第1話では結と長男・翔の「業務命令」で母親の遺品や仏壇を燃やし、第2話では次男・海斗の命令でいじめっ子を殺しかける。さらに第3話では、恵一の不倫のせいで母が自殺した事を知った結に頼まれ、恵一の会社でビラをまき大騒動を巻き起こす。いかなる時も表情を変えず、どんな命令も淡々とこなす姿からは、およそ人間味は一切感じられない。 そんなターミネーターのように人間味が感じられず、何をするのかわからない予測不能の振り切れたキャラが受けているのは、劇中で三田が語る「承知しました」「それは業務命令ですか」という台詞がはやっていることからもわかる。実際、大平プロデューサーの子供の周りや学校でもこの台詞がはやっていると言い、「早くもムーブメントを感じる」と社会現象の兆しも出てきているようだ。 これまでのイメージを覆すような新境地を見せる松嶋さんだが、日本テレビ系の連続ドラマで主役を務めるのは今回が初めて。初主演作となったNHKの連続テレビ小説『ひまわり』から松嶋さんに注目していた大平さんは、「松嶋さんが家政婦をやったらすごく面白いだろうな」と考えて出演を打診。さまざまな可能性を持つタイトルも手伝って、松嶋さんも快諾したという。松嶋さんの印象は「一緒にやる前は、こんな人がいたらいいなという理想の上司、お母さんという印象だった」というが、いざ撮影が始まってみると「自然体な女優さん。周囲にもフランクに話しかけてくれるし、子供たちも適度な緊張感も持ちながらリラックスして演技に臨めているようで、とてもいい現場になっている」といい、三田のキャラクターをすっかり自分のものにしている松嶋さんを絶賛している。 また、大平プロデューサーは、数年前から『家政婦のミタ』というタイトルを考えていたという。今回と同じく遊川さんが脚本を手掛けたドラマ『曲げられない女』(2010年)にも“三田さん”という家政婦を登場させるなど構想を練っていたという。10年来の付き合いとなる遊川さんについても「最新の情報に貪欲で、常に思い切りバットを振るタイプ」と評し、「阿須田家の家族構成は遊川さんの家族と同じだし、父親になりきれない恵一と自分の父親に似通った部分を感じているようだ」と話す。長谷川さんをはじめとした共演者たちの好演も挙げ、「旬の役者さんを起用して、そこそこのストーリーだったら16%くらいの視聴率は出るかもしれない。でも3話目で19.8%という視聴率は、松嶋さんや遊川さんに加えて共演者やスタッフまで巻き込んでの“化学反応”が起きないと出ない数字」と驚く。 松嶋さん演じる振り切れたキャラの魅力とスタッフから役者まで撮影現場で起きている化学反応により、秋ドラマの台風の目となり、社会現象までも巻き起こしている「家政婦のミタ」。ますます先が“ミタ”い今後のドラマの展開について大平プロデューサーは、「おおまかな最終回のストーリーはできあがっています。視聴者は、ミタは次に何をするんだろうと想像したり、期待したりしてくれている。『やっぱりこうきたか』という感じと『こうくるとは思わなかった』という意外性のどちらも満たせるように作っていきたい。『な〜んだ』とがっかりさせてしまうのは悔しいので」と語る。 スペシャル番組の放送が決まった『家政婦のミタ』 今年のドラマで最高の視聴率を記録している『家政婦のミタ』のスペシャル番組「さらば家政婦のミタ」(仮)が、21日の最終話の直前となる午後9時に放送されることが明らかになった。新たに撮影した最終回につながる重要なシーンなどが盛り込まれた内容になるといい、既に7日の第9話から21日の最終話まで、各話とも15分拡大での放送が決定しているが、新たに特番を用意することで、ヒット作のラストを盛り上げたい意向だ。 松嶋さん演じるミタの過激な行動と長谷川博己さんらが演じる阿須田家の面々が織りなすドラマが視聴者の支持を集め、10月12日の第1話が視聴率19.5%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調な滑り出しを見せ、第5話で22.5%と初の20%超えを記録。ミタの壮絶な過去が明かされた第8話は29.6%と、今年放送された連続ドラマで最高の視聴率を記録している。前回の第7話(23.5%)から6.1ポイントもの急上昇で、大沢たかおさん主演のドラマ「JIN−仁」続編(TBS系)の最終話(6月26日放送)の26.1%を抜き、今年放送された連続ドラマで最高となったことが明らかになった。瞬間最高視聴率は午後10時37分の31.5%だった。 第8話 〜 私の過去をすべてお話します 〜 第8話は、三田のことを知りたい阿須田恵一(長谷川博己さん)と子供たちが、三田にコミュニケーションをとろうとするが、三田はことごとくこれを拒絶。「これからは業務命令以外で話しかけないでほしい」と冷たく言い放つ … というストーリー展開。 ついに、三田が感情を失うきっかけとなった壮絶な過去が明かされる。 「こうして、わたくしの人生から未来が消えました」。 ※ 30日に放送された『家政婦のミタ』の第8話が平均視聴率29.6%を記録するなど、今期好調なテレビドラマ界にあって、ひとり取り残された形になっているのが『南極大陸』だ。27日の放送話も13.4%と、製作費に20億円をかけたTBSとしては非常にコストパフォーマンスの悪いコンテンツとなってしまった。キムタクの神通力云々 … 以前に、企画が貧しすぎたのが最大の敗因。今さらタロ&ジロの話で数字が取れると思えるものなのかねー? イージーに過ぎる。 ◇ 『家政婦のミタ』第9話 視聴率27%、前回よりダウン(2011.12.08) 視聴率30%超えに注目が集まっていた松嶋菜々子主演の日本テレビ系連続ドラマ『家政婦のミタ』。7日放送された第9話の平均視聴率が27.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが8日分かった。前回から2.0%下がった。 7日夜はフジテレビ系で「2011FNS歌謡祭」が午後7時から放送され、AKB48と人気子役の芦田愛菜のライブなどにぎやかなステージが次々に繰り広げられ、19.9%の高視聴率となった。 TBS系のプロボクシング、亀田興毅(25)・大毅(22)のダブル世界タイトル戦は大毅戦の中継が最も高く、14.7%だった。 ※ 激戦区での27.6%、『家政婦のミタ』恐るべし! シナリオの力なのだ。
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