今日の出来事ロジー

7月19日は、 河合隼雄 の命日です。

何の日・3月

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 平成23年3月29日(火)昨日:チェルノブイリ処理専門家が「石棺が必要」。

 チェルノブイリ原発事故の処理にあたった経験を持つロシアの専門家は、福島第一原発もチェルノブイリ同様、炉をコンクリートで封じ込める必要があるという考えを示しました。 原子力エネルギー研究所・アルチュニャン副所長:「(チェルノブイリの事故が起きた時に)ウクライナで行ったように、日本も炉を覆うことになるでしょう。完全に機能が失われている」。

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 チェルノブイリ事故では、原子炉の炉心が溶け出し、さらに爆発を起こして放射性物質がまき散らされました。このため、事故を起こした原子炉全体を「石棺」のように、大量のコンクリートで固めて封じ込めました。アルチュニャン副所長は、福島第一原発も原子炉から放射性物質が漏れ出しているとみられることから、最終的には「石棺」で密封することになるという見通しを示しました。ただ、その場合、着工ができるのは原子炉燃料からの発熱が収まってからになると説明しました。



 3月29日、続報 大震災19日目です。


 ◇ 東日本大震災 死者と行方不明者は合わせて2万8000人あまり

 警察庁によると、28日午後9時現在、死亡した人は宮城県で6692人、岩手県で3264人、福島県で990人など合わせて1万1004人となりました。行方が分からない人は宮城県で7588人、岩手県で4654人、福島県で5093人など1万7339人で、死者と行方不明者は合わせて2万8343人となっています。 建物にも甚大な被害が出ていて、全壊した建物は1万6177棟で、半壊や一部破損が12万棟を超えています。家が地震で壊れるなどして避難している人は、全国で18万人に上っています。

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 ◇ 宮城で仮設住宅 県内の野菜も規制値以下 (03/28)

 被災地の復興に欠かせない仮設住宅ですが、岩手県に続いて宮城県でも建設が始まりました。また、宮城県知事は、県内の野菜の放射性物質を測定したところ、いずれも基準値を下回ったことを28日夜に明らかにしました。

 宮城県では、28日から第1次分の仮設住宅の建設が始まりました。石巻市、気仙沼市など津波で大きな被害を受けた沿岸部を中心に、13の市と町で合わせて1100戸が建設されます。早ければ1ヶ月程度で完成する見込みです。入居は妊婦や乳幼児、高齢者のいる世帯などが優先されます。宮城県によると、県全体では2万戸以上の仮設住宅が必要になるとみられています。しかし、ライフラインが整備され、建設に適した場所は少なく、今後は建設用地の確保が課題となります。

 また、宮城県では、ホウレンソウ、シュンギク、コマツナの3種類の野菜について放射性物質の量を測定していましたが、28日夜に村井知事は会見を開き、いずれも食品衛生法で定められた暫定規制値を下回っていたことを明らかにしました。


 ◇ センバツの東北高校に、被災地からの熱い声援(03/28)


   大垣日大 (岐阜) 7 - 0 東北 (宮城)

 第83回選抜高校野球大会第6日は28日、甲子園球場で1、2回戦の計3試合を行い、1回戦最後のカードで東日本大震災の被災地から出場の東北(宮城)は、昨春ベスト4の大垣日大(岐阜)に0―7で屈しました。果敢にプレイする東北ナインに惜しみない拍手が送られました。

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 ◇ 2号機建屋の外から1千ミリシーベルト 圧力容器損傷か

 東日本大震災で被害を受けた福島第一原発で、東電は28日、2号機のタービン建屋から外へつながるトンネルとたて坑にたまった水から、毎時1千ミリシーベルトの放射線が測定されたことを明らかにした。東電はまた、1〜3号機の核燃料を入れた鋼鉄製の圧力容器が損傷して容器の外と通じた状態になっている可能性を認めた。圧力容器の損傷部分から放射性物質を含む水が漏れ、高濃度の汚染を広げている可能性がある。

 東電によると、27日午後、タービン建屋から外につながるたて坑と地下トンネルに水がたまっているのを見つけた。2号機の場合、たて坑は深さ15.9メートル、トンネルは長さ76メートル。たて坑の出口から1メートルのところまで汚染水が上がってきており、水の表面の放射線量は毎時1千ミリシーベルトを超えた。 たて坑の出口から海までは約55メートル。海にもれた跡は確認できないという。トンネルには継ぎ目があり、防水加工は完全ではないという。2号機では、タービン建屋内でも、高い濃度の汚染水が見つかっている。東電は建屋の汚染水とトンネルの間で水が行き来しているとみている。

 こうした汚染水ははどこから漏れているのか。有力視されているのが、燃料棒が収められている原子炉の圧力容器だ。 1〜3号機は津波で非常用の電源が失われ、圧力容器内の水を循環させて冷やすシステムを動かせなくなった。このため圧力容器につながる配管にポンプを接続し、水を注入する作業が続いている。核燃料を水没させ、発電停止後も出続ける崩壊熱を直接、冷やすのが狙いだ。 しかし1〜3号機いずれでも、圧力容器の水位計の数値は思うように上がっていない。東電は28日未明の会見で、注水しても圧力容器が満杯にならない原因を、「(圧力容器の)下の方に穴が開いているイメージだ」と、ようやく認めた。穴が開いた理由は「わからない」と言う。

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 圧力容器とは燃料ペレット、燃料被覆管、格納容器、原子炉建屋と合わせた5重の放射能閉じ込め機能の中で、最も重要な位置づけだ。福島第一原発の圧力容器は厚さ16センチの鋼鉄でできており、底部には、計測装置などを外部から差し込む貫通部などがある。その周辺から漏れている可能性が考えられる。

 東電は、水面から露出した核燃料が過熱して損傷した可能性を認めている。専門家によると、核燃料を束ねた燃料棒が損傷して崩れ、圧力容器下部に落下してかたまりになると、表面積が小さくなって効率よく水で冷やせなくなる。極めて高温になった燃料が圧力容器の壁を溶かして穴を開けた可能性もある。 この状態で注水を続けた場合、放射能を高濃度に含む水の外部流出が長引く可能性があるが、東電は、核燃料を冷やすには注水しかないとの立場だ。

 一方、原子力安全委員会(班目春樹委員長)は28日午前、臨時会を開き、2号機のタービン建屋地下1階にたまっている通常の10万倍の濃度の放射能を含む水について、一時溶融した燃料と接触した格納容器内の水が、何らかの経路で直接流入したと推定されると発表した。 ただ、屋外では極端に高い量の放射線は計測されていないとし、今後も水の漏出が続くとしても、炉心に注水し、蒸気を放出して冷却するという現在の冷却方法は継続可能と結論づけた。

 ※ 東電を窮地に追い込むアンビバレントな状況:原発の三つの安全策とは

 原子力発電所では、燃料として放射性物質(放射線を出す物質)のウランを使っていますので、外部に出さないための何段階もの安全対策をとっています。仮に事故が起こったとしても、ウラン燃料が燃えている原子炉を「止める」「冷やす」、そして放射性物質を「閉じ込める」という3つのレベルで備えています。 実際に2007年に発生した新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原子力発電所は被災し、微量の放射性物質の放出がありましたが、健康・環境への影響は心配のないレベルでした。地震後の調査で、「止める」「冷やす」「閉じ込める」という機能は、きちんと働いたことが確認されています。 (以上は、従来の「安全神話」です。)

 原子炉を「止める」ことが出来ても、再臨界がありうること。「冷やす」ために注水すれば、「閉じ込める」ことが出来ない状況。傍目から見れば打つ手のない状況に映るが、東電は何を模索するのか。 アルチュニャン副所長の言葉が重くのしかかる。

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 ◇ 原発修復に極限の数百人、1日2食、雑魚寝(2011年3月29日03時)

 予断を許さない状況が続く東京電力福島第一原子力発電所で、修復作業に当たっている作業員の厳しい労働環境が28日、明らかになった。 この日記者会見した経済産業省原子力安全・保安院福島第一原子力保安検査官事務所の横田一磨所長(39)によると、朝食はビスケットと野菜ジュース、夕食は非常食用の五目ご飯などと缶詰で、1日2食となっている。 夜は同原発1号機から北西に約300メートル離れた「免震重要棟」の緊急時対策室で雑魚寝する。各人に配布されているのは毛布1枚のみ。 東電によると28日現在、同社や協力会社の計450人が所内で作業に携わっている。

   現場作業員の苛酷な勤務状況

 横田所長によると、作業員らは、毎日午前7時にミーティングを行い、各原子炉の状況や作業手順を確認。午前10時頃から午後5時頃まで作業を行い、免震棟に戻って夕食となる。就寝は午後10時過ぎ。夜勤の作業員は寝ずに、計器の数値を監視する。

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 1日2回の食事のうち、朝は1袋十数枚入りのビスケットを2袋に野菜ジュース。夕食は、水を入れて発熱剤で温められるワカメご飯や五目ご飯、キノコご飯やドライカレーなどと鶏肉やサバの缶詰1個。飲料水は1人1日1.5リットル配られているが、貴重なため手洗いはアルコールを使っている。風呂やシャワーは使えず、着替えもほとんどない。 救援物資の増加も検討されているが、周辺の放射線量が高いため、ヘリコプターでの輸送はできず、東電のバスで運搬している。 東電の現地のリーダー格の男性職員は当初、「乾パンで飢えをしのいだ。わずかな仮眠で仕事を続け、乾パンをかむ力もなくなってきた。お茶が飲みたい」と本店社員に訴えていた。

 夜は冷え込んで寒いが、対策室や廊下で雑魚寝となる。対策室は約35メートル四方で、すし詰め状態だ。イスを並べて寝る作業員もいる。 地震が発生した11日からしばらく所内に詰めていたという東電社員は、当初は23時間勤務して1時間の仮眠を取る程度だったという。

 屋外の放射線量は依然として高い。このため、免震棟の床に鉛のシートを張るなどして、建物の内部の放射線量を毎時2〜3マイクロ・シーベルトに抑えている。 タービン建屋にたまった水などから高い放射線量を測定していることもあり、横田所長は今後の作業では、「水たまりを避けるなどの注意が必要だ」と話す。 作業員の交代はあるが、「幹部は(現場を)離れるのは難しい」(横田所長)状況だという。夜のミーティングの終わりには、東電社員の「がんばろう」のかけ声とともに一本締めで、士気を高めているという。



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   ◇ 今日の誕生花・カタクリ(ユリ科)

   花言葉は、「初恋」。

   片栗の一つの花の花盛り   高野素十

 雪解けの山の斜面を埋めて咲く カタクリの花そよぎ止まざり  鳥海昭子


 【参照】3月29日、マリモの日
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/41326793.html

 【参照】3月29日、立原道造忌(1939年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/47583016.html

 【参照】3月29日、ベトナム終戦(1973年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/30552560.html
 平成23年3月28日(月)昨日:2号機水たまりの放射能、通常の1千万倍。

 経済産業省原子力安全・保安院と東京電力は27日、福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)の2号機タービン建屋地下にたまった水から、放射能の強さが通常の原子炉の水の1千万倍にあたる値を計測したと発表した。炉内にあった燃料が崩壊し、大量の放射性物質が漏れ出た可能性が高い。水の表面から出てくる線量の計測でも、毎時1千ミリシーベルト以上の強い放射線量が計測された。

 保安院や東電によると、2号機タービン建屋のたまり水から26日に採取した水を調べた。放射性物質が放射線を出す能力(放射能)を示す単位(ベクレル)でみると、ヨウ素134で1ccあたり29億ベクレルだった。ほかにヨウ素131で1300万ベクレル、セシウム137で230万ベクレルを計測。炉内の冷却水は通常、1ccあたり数百ベクレルの放射能を帯びている。これに対し29億ベクレルは約1千万倍強い。 放射性物質の種類ごとにエネルギーが違うことなどを考慮した人体への影響を示す単位(シーベルト)でみると、毎時1千ミリシーベルト以上を計測した。今回の作業員の被曝線量の上限250ミリシーベルトに達しないようにするには、その場に15分と居られないことになる。

 2号機のたまり水は、1号機と同様に建屋内の復水器という装置に回収する計画だが、ポンプの復旧などに向けた電源ケーブルの敷設作業に支障が出る可能性がある。 24日に3号機タービン建屋地下のたまり水で作業員3人が被曝。他号機のタービン建屋でもたまり水が見つかり、東電が調べていた。3号機で事故後に検出したのは390万ベクレルで、通常の1万倍。26日時点で1号機、3号機は通常の千倍程度だった。 検出された放射性物質には燃料が核分裂してできる物質が含まれていた。半減期が8日と短いヨウ素131などが多量に含まれることなどから、保安院は、炉から取り出して時間が経っている燃料のプールより、原子炉から漏れ出た恐れが強いとみている。 2号機は炉心の水位が低い状況が続き、格納容器につながる圧力抑制室が爆発で壊れた疑いがある。特に2号機では、ほかの号機にはみられない、半減期が53分と短いヨウ素134が高い濃度で検出された。このため、炉内で部分的に核分裂反応が続いている可能性も出ている。

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 ◇ 放射性物質 「1千万倍」 は誤り 東電訂正(2011年3月28日00時)

 東京電力と経済産業省原子力安全・保安院は27日午前、福島第一原発2号機のタービン建屋地下1階にたまった水から1ミリ・リットルあたり29億ベクレルという高濃度の放射性ヨウ素134が検出されたと発表した。 運転中の原子炉内の水に含まれる放射性物質の濃度の約1000万倍にあたる数値だが、東電は同日夜の記者会見で「コバルト56をヨウ素134と間違えて、データを評価した可能性が高い」と検出事実を訂正し、さらに28日未明の会見でコバルト56でなく、「セシウム134だった」と再訂正した。

 原子力安全委員会の指摘を受けて、東電が汚染水の分析結果を再評価した結果、誤りに気づいた。ただし、セシウム134の場合でも、汚染水の放射性物質の濃度は原子炉内の水の約10万倍と、かなり高いレベルになる。

 ※ このようなレベルの方々が、核を扱っていることの危険を思うと … 。



 3月28日、続報 大震災18日目です。


 ◇ 津波の記憶が油断招く? チリ地震経験の高齢者に避難遅れか

 身元が判明した死者のうち6割が60歳以上だったことが分かった東日本巨大地震では、「余裕があっても逃げなかった高齢者がいた」という証言が目立つ。 体力的な問題に加えて、過去の津波の経験が避難の遅れに結びついた可能性もある。約140世帯、350人が住む大船渡市大船渡町の川原地区では約20人の死者・行方不明者が出ており、大半が高齢者という。 同地区の民生委員・木下正弘さん(65)は、地震直後から地区内を回り、「津波が来る。すぐ逃げろ!」と呼びかけ続けた。津波襲来までは約30分ほどの時間があったが、その間、避難せず、道ばたで海の方を見たり、話し込んだりするお年寄りの姿を何人も見たという。

 同地区では1960年のチリ地震でも津波があったが、今回はその到達点をはるかに超える津波が町を襲った。木下さんは「昔の記憶が油断を招いた可能性がある」と言う。木下さんの呼びかけを受けて避難した女性(79)は、「チリ地震の時はそれほど大したことなかったので、今回もあまり心配しなかった。同年配で逃げ遅れた人は多いと思う」と話した。

 また、高台の避難先から、家の2階から顔を出して津波にのみ込まれていったお年寄りを何人も見た、という同市内の女性(57)は、「津波の経験があるだけに、ここまでは来ないだろうと、高台までは避難しなかった高齢者が多かったのではないか」と語った。 今回の地震では岩手、宮城、福島、茨城、千葉の5県で年齢の分かっている死者2853人のうち、60歳以上が65.1%に上ったことが判明している。


 ◇ 104歳の陸上選手 津波で死亡 世界記録保持者(2011年3月24日)

 100歳以上の陸上競技投擲3種目で世界記録保持者の岩手県釜石市、下川原孝さん(104)が東日本巨大地震による津波にのまれ、死亡していたことがわかった。 体育教諭として県内の小学校や高校で指導し、50歳代で陸上競技を始めた。 98歳で投擲3種目に本格的に取り組み、全日本マスターズ陸上に出場。100歳で円盤投げ10メートル72、101歳でやり投げ12メートル42、102歳で砲丸投げ5メートル11の世界記録を樹立した。



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 1979年3月28日、スリーマイル島原子力発電所で重大事故発生。

 ◇ スリーマイル島原子力発電所事故(TMI)

 アメリカ東北部ペンシルベニア州のスリーマイル島原子力発電所で発生した重大な原子力事故。スリーマイル島 (Three Mile Island) の頭文字をとってTMI事故とも略称される。原子炉冷却材喪失事故 (Loss Of Coolant Accident, LOCA) に分類され、想定された事故の規模を上回る過酷事故 (Severe Accident) であった。国際原子力事象評価尺度 (INES) においてレベル5の事例。死者は出ていない。

 メトロポリタン・エジソン社のスリーマイル島原子力発電所は、州都ハリスバーグ郊外のサスケハナ川のスリーマイル島 (Three Mile Island) と呼ばれる、周囲約3マイルの中州にある。スリーマイル島原子力発電所は2つの原子炉を有し、そのうち2号炉は加圧水型原子炉 (PWR) で電気出力は96万kWであった。事故当日、2号炉は営業運転開始から3ヶ月を経過しており、定格出力の97%で営業運転中だった。事故は1979年3月28日午前4時過ぎから起こった。

 2次系の脱塩塔のイオン交換樹脂を再生するために移送する作業が続けられていたが、この移送鞄管に樹脂が詰まり作業は難航していた。この時に、樹脂移送用の水が弁等を制御する計装用空気系に混入したために、異常を検知した脱塩塔出入口の弁が閉じ、この結果、主給水ポンプが停止、ほとんど同時にタービンが停止。さらに二次冷却水の給水ポンプが止まったため、蒸気発生器への二次冷却水の供給が行われず、除熱が出来ないまま一次冷却系を含む炉心の圧力が上昇し加圧器逃し安全弁が開いた。

 この時、弁が開いたまま固着し圧力が下がってもなお弁が開いたままとなり、蒸気の形で大量の原子炉冷却材が失われていった。加圧器逃し安全弁が熱により開いたまま固着してしまったのだった。 原子炉は自動的にスクラム(緊急時に制御棒を炉心に全部入れ、核反応を停止させる)し、非常用炉心冷却装置 (ECCS) が動作したが、すでに原子炉内の圧力が低下していて冷却水が沸騰しておりボイド(蒸気泡)が水位計に流入して指示を押し上げたため、加圧器水位計が正しい水位を示さなかった。このため運転員は冷却水過剰と誤判断し、非常用炉心冷却装置は手動で停止されてしまう。 このあと一次系の給水ポンプも停止されてしまったため、結局2時間20分開いたままになっていた安全弁から500トンの冷却水が流出し、炉心上部3分の2が蒸気中にむき出しとなり、崩壊熱によって燃料棒が破損した。

 このため周辺住民の大規模避難が行われた。運転員による給水回復措置が取られ、事故は終息する。 結局、炉心溶融(メルトダウン)で燃料の45%、62トンが原子炉圧力容器の底に溜まった。 周辺地域への影響:放出された放射性物質は希ガス(ヘリウム、アルゴン、キセノン等)92.5 PBq(250万キュリー)、ヨウ素555GBq(15キュリー)、周辺住民の被曝は0.01 - 1mSv程度であり、住民や環境への影響はほとんど無かった。

 ※ 福島第一原発の事故は、初期の楽観論を嘲笑うが如くにTMIを一気に越えてしまった。東電が犯した「最初の決断の遅れ」は、今まさに重大な局面を招き込んでしまっている。未だに明確な出口すら見出しえない状況が続く。企業トップと現場との乖離、東電本社と下請け会社とのマスタースレーブ関係。そこには現場からのフィードバックが欠けている。会見で露呈する無責任で支離滅裂な物言いは、独占大企業の特徴を遺憾なく発揮しているように映る。事故現場で被曝している作業員が、まことに憐れに思われて仕方がないのだ。 身捨つるほどの企業なりや否や?



 ◇ ピンクが癒やし 桜の開花宣言 松山(2011年3月26日)

 松山地方気象台は25日、松山市内で桜が開花したと発表した。今年は平年に比べ3日早いが、昨年より11日遅いという。 同気象台では、1953年から観測を開始。1980年からは道後公園にあるソメイヨシノ1本を標本木とし、開花宣言を出してきた。 今年は1月に冷え込んだ一方、2月は平均気温が平年より1・2度高く、平年より若干早い開花となったという。現在は6輪だが、4月上旬には満開となる見込み。


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   ◇ 今日の誕生花・ソメイヨシノ(バラ科)

   花言葉は、「優れた美人」。

   さまざまの事おもひ出す桜かな   芭蕉

 少年兵のままに還らぬ人が顕(た)ち ソメイヨシノは今年も咲きぬ  鳥海昭子


 【参照】3月28日、薬師寺「お身拭い」
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/41306212.html

 【参照】3月28日、名張毒ぶどう酒事件(1961年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/30503786.html

 【参照】3月28日、椎名麟三忌(1973年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/47571513.html
 平成23年3月27日(日)昨日:秋田知事、宮城岩手被災者2万4000人受け入れへ。

 秋田県の佐竹敬久知事は26日、宮城県の村井嘉浩知事と岩手県の達増拓也知事をそれぞれ県庁に訪ね、仮設住宅などの用意が整うまで両県などの被災者を最大計約2万4千人受け入れる用意があると伝えた。宿泊機能がある公共施設や民間ホテルなどで受け入れ、3食を提供する。 被災者らは、できるだけ居住地域ごとに同じ施設に入ってもらう。移動のバスを秋田県が用意するなど配慮する。このほか、同県と県内市町村は職員計100人を宮城、岩手両県に交代で当分の間派遣し、避難所の運営などを支援する。



 3月27日、続報 大震災17日目です。

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 ◇ 海上保安庁、津波で流された船舶247隻を回収 順次持ち主へ引き渡し

 東日本大震災による津波で沖に流され、回収された船舶が247隻あったことがわかった。海上保安庁は順次、持ち主へ引き渡している。 海上保安庁によると、津波によって流され青森県から茨城県の沖合で26日までに回収された船舶は、大型船舶9隻と小型船舶238隻のあわせて247隻で、そのうち大型船2隻と小型船1隻は、すでに持ち主に引き渡したという。 国土交通省は、回収した船舶を岩手県の久慈港、宮古港、釜石港、大船渡港、宮城県の石巻港、福島県の小名浜港に収容する予定。 持ち主と連絡が取れ次第、引き渡すとしているが、持ち主が被災して連絡が取れなかったり、亡くなっているケースもあるという。


 ◇ 巨大津波 警鐘間に合わず 研究者落胆「数年先ならば … 」

 産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の研究チームは東日本大震災の発生前に、沿岸部の地層調査などから巨大津波に襲われる可能性を指摘し、対策を急ぐよう警告していた。研究者は「あと数年先なら、もっと手を打てたはず」と肩を落としている。 研究チームが調査を始めたのは2004年。東北では三陸海岸がたびたび津波被害を受けた歴史があり、専門家の間では古文書の記載などから、869年の貞観地震で仙台市なども巨大津波に襲われたと推定されていた。


 ◇ 福島第1原発 東電「貞観地震」の解析を軽視

 東京電力福島第1原発の深刻な事故原因となった大津波を伴う巨大地震について、2009年の経済産業省の審議会で、約1100年前に起きた地震の解析から再来の可能性を指摘されていたことが分かった。東電は「十分な情報がない」と対策を先送りし、今回の事故も「想定外の津波」と釈明している。専門家の指摘を軽んじたことが前例のない事故の引き金になった可能性があり、早期対応を促さなかった国の姿勢も問われそうだ。

 2009年6月、原発の耐震指針の改定を受け、電力会社が実施した耐震性再評価の中間報告書案を検討する審議会。869年に宮城県沖で発生したマグニチュード8以上とみられる「貞観(じょうがん)地震」を、岡村行信委員(産業技術総合研究所活断層・地震研究センター長)が「非常にでかいものが来ているのが分かっている」と取り上げた。 

   専門家は「貞観の再来」  『想定外』は言い訳

 多くの専門家は、東日本大震災を「貞観地震の再来」とみている。同研究所などは2005年以降、貞観地震の津波による堆積物を調査。同原発の約7キロ北の福島県浪江町で現在の海岸線から約1.5キロの浸水の痕跡があったほか、過去450〜800年程度の間隔で同規模の津波が起きた可能性が浮かんだ。 東電によると、現地で測定された地震動はほぼ想定内で、地震によるトラブルは少なかった。一方、非常用電源の喪失などの津波被害で、原子炉が冷却できなくなった。

 東電の武藤栄副社長は25日の会見で「連動地震による津波は想定していなかった」「(貞観地震に対する見解が)定まっていなかった」と釈明。東電の対応に、岡村さんは「原発であれば、どんなリスクも考慮すべきだ。あれだけ指摘したのに、新たな調査結果は出てこなかった。『想定外』とするのは言い訳に過ぎない」と話す。 (須田桃子、藤野基文)


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 ◇ 愛犬が83歳の女性を救う 散歩コースと逆の高台へ誘導

 東日本巨大地震による大津波で壊滅的な被害を受けた岩手県宮古市で、愛犬に命を助けられた女性がいる。 津波襲来までの30分間、愛犬は興奮した様子で女性を高台にぐんぐん引っ張り、安全な避難所に導いた。 女性は、海岸から約200メートルの同市田老川向に住んでいた赤沼タミさん(83)。メスのシーズー犬「バブ」と自宅の居間でくつろいでいるときに地震に襲われた。蛍光灯が消えると、バブはせわしなく走り回り、尾を強く振って鼻をクンクン鳴らしたという。

 赤沼さんが「散歩の時間にはまだ早いのに」と思いながら、玄関先で首にリードをつけていると、防災無線が大津波警報の発令を知らせていた。 田老地区で900人以上の死者・行方不明者が出た1933年の昭和三陸地震を体験した赤沼さんが「避難しなきゃ」と玄関を開けると、バブも勢いよく飛び出し、いつもの散歩コースと逆の高台へ向かった。

 赤沼さんの歩みが緩むと、バブは振り返って歩みを促すようなしぐさを見せ、追いつくと勢いよく前へ出た。それを繰り返すうちに、自宅から約1キロ離れた避難所への急坂を一気に上りきっていた。 振り返ると、歩いてきた道は津波にのみこまれ、自宅も濁流の中に。普段は散歩も嫌がるバブの行動に、赤沼さんは「津波を予知してたのかも」と不思議がる。 バブは今、近隣地区の集会場で赤沼さんら住民約60人と避難生活を送る。12歳の誕生日にあたる23日には、お気に入りのピンクの服を洗ってもらい、うれしそうなしぐさを見せたという。(浅見徹)



 ◇ 原発の東電社員がメール「過酷労働もう限界」(3月26日20時)

 東京電力の福島第二原子力発電所で働く女性社員が、東電本社の幹部に、現場の状況を電子メールで伝えてきた。事故を起こした企業の社員であり、被災者でもある立場の苦しさも綴っている。両親の行方はわからないという。 メールを受けた幹部は、かつて女性の上司として第二原発で働いていた。幹部からメール転送された東電関係者が、社員の名と所属を伏せて記者に見せた。関係者は「いまの状況で見せることが適切なのか迷ったが、社員の希望でもあり、現場の様子を知る参考にしてほしい」と話す。

 メールの送信日時は23日正午過ぎ。送り主は46歳の事務職女性社員。次のような内容で綴られている。 「1F(福島第一原発)、2F(第二原発)に働く所員の大半は地元の住民で、みんな被災者です。家を流された社員も大勢います。私自身、地震発生以来、緊急時対策本部に缶詰めになっています。個人的には、実家が浪江町の海沿いにあるため、津波で町全体が流されました」 「実家の両親は津波に流され未だに行方がわかりません。本当なら、すぐにでも飛んでいきたい。でも、退避指示が出ている区域で立ち入ることすらできません。自衛隊も捜索活動に行ってくれません。こんな精神状態の中での過酷な労働。もう限界です」。

 「被災者である前に、東電社員としてみんな職務を全うしようと頑張ってます。特に2Fは、自分たちのプラントの安全性の確保の他に、1F復旧のサポートも同時にやっていた状況で、現場はまるで戦場のようでした。社員みんな心身共に極限まできています。どうかご理解下さい」  「今回の地震は天災です。でも、原発による放射性物質の汚染は、東電がこの地にあるせいです。みんな故郷を離れ、いつ戻れるかどうかもわからない状況で、不安を抱え怒りを誰にぶつけてよいのか分からない! それが今の現実です」。 女性社員は「この現実を社内外に届けてください」と伝え、本社の支援を求めている。 (永田稔)


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 ◇ 原発の過酷な現場 食事はカロリーメイト・椅子で睡眠(3月25日8時)

 震災から25日で2週間。東京電力福島第一原発は予断を許さない状態が続く。一方で、現場の作業環境も劣悪さを増している。その一端を、東電社員の家族が明かした。 「睡眠はイスに座ったまま1、2時間。トイレは水が出ず、汚れっぱなし」。 今週初め。神奈川県に住む女性のもとに、第一原発で復旧作業にあたっている夫から初めて電話があった。夫は40代、東京本社の原発部門の社員。11日の震災発生後からほぼ連日、対応のため会社に泊まり込んだ。16日、ようやく自宅に戻ったが、出勤すると、そのまま第一原発行きを命じられた。

 「ヘリに乗る。福島に行く」、このメールを最後に、メールも電話もつながらなくなった。 16日は3号機から白煙が上がり、放射線量が上昇。自衛隊は上空からの放水を断念した。東電の会見では、夫の旧知の同僚がつらそうな顔で対応を迫られていた。 「お父さん大丈夫かな … 」。二人の小学生の子どもも不安を口にした。 夫は原発部門を希望したわけではなかった。理系の大学を出て入社し、「たまたま配属された」。以後、原発の現場と本社勤務を繰り返した。2007年の中越沖地震の際、柏崎刈羽原発で火災が起きた時も現地に2週間ほど詰めた。当時はメールや電話で様子を知ることができたが、今回は音信不通。自衛隊が接近をためらうほどの放射能の中で、「いったいどうしているのか」。

 20日、ようやく本社の専用線を経由して自宅に電話があった。「食事はカロリーメイトだけ。着替えは支給されたが、風呂には入れない」。あまり感情を表に出さない夫は淡々と語り、2分ほどで電話を切った。 23日の電話では、「そろそろ被曝量が限界のようだ … 」。 交代はまだか。もし夫が健康を害したら、家族はどうなるのだろう。政府に頼りたいが、新聞やテレビのニュースによると、菅直人首相は東電幹部に「撤退などありえない。覚悟を決めて下さい。撤退した時は、東電は100%つぶれます」と怒鳴ったという。不安と、悲しさがこみ上げた。 24日、原子力安全・保安院が、3号機のタービン建屋地下1階で作業員3人が被曝したことを明らかにした。 国民の、電力会社への厳しい視線は理解できる。でも、「いま体を張っているのは、家庭を持つ、普通の市民であることもわかって欲しい」。 (佐々木学)



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   ◇ 今日の誕生花・ヒヤシンス(ユリ科)

   花言葉は、「控えめな愛」。

   水にじむごとく夜が来てヒヤシンス   岡本 眸

 甘やかな香りただよう紫の ヒヤシンス置く窓辺明るし  鳥海昭子


 【参照】3月27日、遠藤周作の誕生日(1923年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/30452729.html

 【参照】3月27日、ガガーリンの命日(1968年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/41284606.html

 【参照】3月9日、ガガーリンの誕生日(1934年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/40882019.html

 【参照】桑田ねんざ、開幕メジャー絶望(2007年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/30465166.html

 【参照】3月27日、マジコン販売禁止判決から一ヶ月(2009年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/47559462.html
 平成23年3月26日(土)昨日:被曝現場の水溜まり、通常冷却水の1万倍濃度。

 東京電力は25日未明、福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)の3号機タービン建屋内で、被曝した作業員3人がふれた水たまりを調べ、通常の原子炉内の冷却水より約1万倍強い放射能を検出したと発表。原子炉か核燃料貯蔵プールにある燃料が壊れて漏れ出た放射性物質が原因と推定している。経済産業省原子力安全・保安院は、東電に作業員の放射線管理を見直すよう指示した。 東電や保安院によると24日、3号機のタービン建屋地下1階で、深さ約15センチの水たまりにつかりながら作業をしていた3人の作業員が被曝した。東電が事故後、この水を調べたところ、1立方センチメートルあたり390万ベクレルが検出された。

 原子炉を通る冷却水は通常でも放射能をおびるが、強さは1立方センチメートルあたり数百ベクレルほどだという。水からは放射性物質コバルト60やヨウ素131のほか、セシウム137などが検出された。普段の原子炉内の水では、ほとんど検出されない元素だ。 東電の担当者は「セシウムは破損した燃料棒から出てきたものと考えられる」という。第一原発1〜3号機の原子炉やプールの燃料は11日の地震後、一部が破損したと推定されている。東電は水がどこから来たか調べる。 屋外からの使用済み核燃料プールへの放水や海水の原子炉炉内への注入などで漏れ出た水などの可能性もある。

 東電によると、23日午後5時に同じ現場で作業した作業員の被曝量は0.5ミリシーベルトと低く、水も水たまり程度だった。そのため、作業員が放射線量の低い場所だと思い込み、線量計の警報が鳴っても誤作動と思って40〜50分間作業を続けて被曝したという。 保安規定に基づく内規では、現場の放射線量を測定して指示する放射線管理員が同行する。しかし今回は同行していなかった。東電福島事務所の担当者は、会見で「通常とは違う状況なので、管理員の被曝を避ける判断が入ったのかもしれない」と説明した。保安院はこうした経緯を問題視している。

 東電本店は25日、作業前の放射線量把握や警報が鳴ったり、濡れたりしたときには退避することを徹底するよう現場に指示した。 現在、海水や水道水、野菜などからセシウムが見つかっているが、放射能の強さは、今回見つかった水に比べればごく弱い。福島第一原発から水素爆発や蒸気放出などで漏れ、空中を漂っていたものが落下したと考えられ、今回見つかった水とは原因が違うとみられる。 東電の担当者は、今回の水に含まれる高濃度の放射性物質が、ただちに屋外に出る恐れは少ないとしているが、復旧作業に影響しそうだ。 今後、この水にウランやプルトニウムが含まれていないかどうかも調べるという。

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 ※ この緊急にして異常な状況下で、警報が鳴って誤作動だと思う現場当事者が、果たして居るものなのだろうか。命がけの作業をした者を、本人の錯誤で斬って捨てるが如き物言いではないか。東電の自己保身は、これまでの会見でも散見してきた。独占的大企業とは、こんなものなんだろうか。次世代に危険極まりない核廃棄物のお荷物を押し付けてゆく、“クリーンエネルギー”とは、一体何なのだろうか。我々世代のエネルギー大量消費が、次世代から厳しく非難されるのは間違いないだろう。



 3月26日、続報 大震災16日目です。


 ◇ 「自主避難」地域に1万人 自衛隊・消防が支援へ

 防衛省は25日、東京電力福島第一原子力発電所から20〜30キロ・メートル圏内の屋内退避区域で、住民の「自主避難」の支援に向けた現況調査を開始した。 総務省消防庁は同日、10都県の緊急消防援助隊員が介護の必要な住民の搬送にあたると発表した。政府は、事故の推移によっては原子力災害対策特別措置法に基づき、20キロ・メートル圏内に出している「避難指示」に切り替える可能性もあるとしており、住民の受け入れ先や移動手段確保などの準備を加速させる。 読売新聞のまとめでは、屋内退避区域にかかる8市町村では、既に住民が自主避難を始めたり、自治体が区域外への避難を呼びかけたりしているが、少なくとも1万人が残っているとみられる。

 枝野官房長官は25日の記者会見で、こうした住民の自主避難を積極的に促すよう関係市町村に指示したことを明らかにした。理由については「安全性の観点からは屋内退避が必要という状況は変わっていない。ただ、物資が届かない状況を踏まえた柔軟な対応は国としても積極的に支援する」と述べ、物流などの停滞の長期化で生活維持が困難になっていることを強調した。 藤井裕久首相補佐官は同日、「各党・政府震災対策合同会議」で、「場合によっては、強制的な(避難を求める)こともあり得ることを念頭に置きながら対応を進める」と述べた。

 これを受け、自衛隊は、消防、警察と協力し、関係市町村の電話連絡で所在確認できない住民の家を訪問することにしており、避難を希望する場合は自衛隊車両を使うことも検討する。 緊急消防援助隊員が搬送にあたるのは、主に在宅介護を受けている住民らが対象だ。総務省消防庁が東京、静岡、岐阜など10都県に要請し、了承された。 一方、政府の原子力安全委員会も25日、20〜30キロ・メートル圏内の住民の自主避難が望ましいとする見解を発表。班目春樹委員長は「環境モニタリングなどで放射線量が上がっていることなどが理由。念のためだ」と説明した。

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 ◇ 「汚染情報なぜ共有しない」 東電の対応、専門家らが批判(3月26日)

 東京電力福島第一原子力発電所3号機のタービン建屋内で起きた作業員3人の被曝事故をめぐり、東電側が1号機の同建屋でも同様の放射線量を6日前に把握しながら、注意喚起していなかったことが判明。東電側は26日、後手にまわった対応への釈明に追われた。専門家らは、杜撰な安全管理を批判している。 同日午前の東電本社。連日の記者会見に姿を見せた福島第一原発の藤森昭彦・環境担当は、注意喚起がなかった理由を問われ、言葉に窮した後、「十分な情報共有がなされていなかった。現場の混乱があったと思われる」。絞り出すような声だった。1号機関連の高い放射線量の公表が遅れたことについても、吉田薫広報部部長が「申し訳ない」と述べるにとどまった。

 経済産業省原子力安全・保安院も、東電から1号機関連の報告を25日未明に受けながら、公表したのはほぼ1日後。西山英彦審議官は「3号機に神経が集中していたという事情があった」と釈明。ある保安院職員は「バタバタした状況が続いて、保安院でも情報整理ができていないのだ」と混乱ぶりを嘆いた。

 元京都大学原子炉実験所講師の小林圭二さん(原子核工学)は、「情報共有されていなかったことは非難されるべきだ。一義的には放射線管理担当者の責任だと思うが、組織として杜撰だったと言われても仕方ない」と東電の対応を批判。同実験所の小出裕章助教(同)は、「作業員は非常に困難な状況で、一刻も早く冷却ポンプを復活させようと水に入ったのだろう。これを教訓に、東電側は情報を共有させ、作業員一人一人の身を守ることを考えないといけない」と話す。 また、宮崎慶次・大阪大名誉教授(原子炉工学)は、「長靴を履いていれば、水につかって作業してもやむを得ない放射線量だった。直接肌に触れることの危険性が、現場で作業する人にどの程度伝わっていたのか。東電が協力会社側にも十分に注意し、管理する必要があった」と指摘した。


 ◇ 官邸に報告なし 枝野長官、東電に不快感(3月26日)

 枝野官房長官は26日の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所3号機での作業員被曝事故の原因となった水の危険性を東電が事前に把握していたことが明らかになったことに不快感を表明、今後、東電に速やかな対応を求める考えを示した。 枝野氏は「首相官邸に報告はなかった。国民の不安、不信を招かないためにも、しっかりと情報を出すようさらに厳しく指導する」と強調。「あらゆる情報は正確にかつスピーディーに報告していただかないと、政府として適切な指示が出せない」とも述べた。



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 ◇ NZ地震、濱崎さんの死亡確認 日本人不明者残り3人(3月26日15時)

 外務省は26日、ニュージーランド南部地震で安否不明となっていた京都市の濱崎有希さん(23)の死亡をニュージーランド政府が確認したと発表した。同地震による日本人の死亡確認は計25人。残る安否不明者は3人となった。 濱崎さんは昨年3月に京都外国語専門学校からクライストチャーチに渡り、同校を退学した昨年9月以降も、倒壊したカンタベリーTVビルにあった語学学校キングスエデュケーションで勉強を続けていた。

 ※ NZクライストチャーチ地震:2011年2月22日午後12時51分、ニュージーランドのクライストチャーチ近郊で大地震(M6.3)が発生した。今やすっかり、東日本大地震の影に隠れてしまった観があるが、被災国同志互いに連帯感も高まっている。



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   ◇ 今日の誕生花・チューリップ(ユリ科)

   花言葉は、「愛の宣告(赤)」「魅惑」。

   遠山に雪のまだありチューリップ   高田風人子

   チューリップ深夜にもう一人の私   橋本美代子

 合掌のかたちの赤いチューリップ 今日の私をやさしくします  鳥海昭子

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 【参照】3月26日、鉄幹忌(1935年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/30404138.html

 【参照】3月26日、硫黄島で日本軍玉砕(1945年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/41262535.html

 【参照】3月26日、犀星忌(1962年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/47546276.html

 【参照】WBC連覇の陰でクローザー・藤川球児の苦悩(2009年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/47546189.html

 【参照】3月26日、セ・リーグ開幕(2010年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/50416231.html
 平成23年3月25日(金)昨日:原発と云うものは、階級差別を白日の下に晒す。

 被曝した3人(下請け)は24日午前10時ごろ、3号機の原子炉建屋に隣接するタービン建屋などの放射線管理区域に入り、電気ケーブルを敷設する作業を行っていた。 真っ暗な中を進む3人は、この40〜50分の作業の中で、深さ約15センチの水に踏み込んでしまった。3人はそこに浸かって、作業を続けたらしい。 前日の点検では、水はほとんどなかった。前日は、3号機への放水は行っていない。

 いずれも防護服の上にカッパを着用。ヘルメットと全面マスク、ゴム手袋もつけ、同じ会社の2人は作業用の短靴を、別会社の1人は長靴をはいていた。作業を終えた3人が午後1時過ぎに胸に装着していた線量計を調べると、高い放射線量が確認された。 胸の線量計は、20ミリ・シーベルト以上を超えると、9分間にわたり断続的にアラームが鳴り続ける。この作業中にアラームが鳴ったかどうかは確認されていない。

 ※ 放射線に関して十分な知見を持つ者は、このように不用意な被曝をすることはない。そもそも、放射線の専門家がこのような危険ゾーンに踏み入ることは、万が一にもないのだろう。そして、本社正社員も被曝することはないのだろう。誰もやりたくないような作業を、協力会社と言われる下請けが安価に請け負っているのだろうか。



 3月25日、続報 大震災15日目です。

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 ◇ 福島第一原発事故、スリーマイルを超えてレベル6相当(3月25日3時)

 東京電力福島第一原発の事故は、放出された放射能の推定量からみて、国際評価尺度で大事故にあたる「レベル6」に相当することがわかった。すでに米スリーマイル島原発事故(レベル5)を上回る規模になった。局地的には、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に匹敵する土壌汚染も見つかっている。放出は今も続き、周辺の土地が長期間使えなくなる恐れがある。 原子力安全委員会は、SPEEDI(スピーディ)(緊急時迅速放射能影響予測)システムで放射能の広がりを計算するため、各地での放射線測定値をもとに、同原発からの1時間あたりの放射性ヨウ素の放出率を推定した。事故発生直後の12日午前6時から24日午前0時までの放出量を単純計算すると、3万〜11万テラベクレル(テラは1兆倍)になる。

 国際原子力事象評価尺度(INES)は、1986年のチェルノブイリ原発事故のような最悪の「レベル7=深刻な事故」を数万テラベクレル以上の放出と定義する。実際の放出量は約180万テラベクレルだったとされる。今回は少なくともそれに次ぐ「レベル6」(数千〜数万テラベクレル)に相当する。 経済産業省原子力安全・保安院は18日、福島第一原発の1〜3号機の暫定評価を「レベル5」と発表したが、今後放出量の見積もりが進めば、再検討される可能性が高い。 土壌の汚染は、局地的にはチェルノブイリ事故と同レベルの場所がある。

 原発から北西に約40キロ離れた福島県飯舘村では20日、土壌1キログラムあたり16万3千ベクレルのセシウム137が出た。県内で最も高いレベルだ。京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子力工学)によると、1平方メートルあたりに換算して326万ベクレルになるという。 チェルノブイリ事故では、1平方メートルあたり55万ベクレル以上のセシウムが検出された地域は強制移住の対象となった。チェルノブイリで強制移住の対象となった地域の約6倍の汚染度になる計算だ。今中さんは「飯舘村は避難が必要な汚染レベル。チェルノブイリの放射能放出は事故から10日ほどでおさまったが、福島第一原発では放射能が出続けており、汚染度の高い地域はチェルノブイリ級と言っていいだろう」と指摘した。

 金沢大の山本政儀教授(環境放射能学)によると、1メートル四方深さ5センチで、土壌の密度を1.5程度と仮定すると、飯舘村の1平方メートルあたりのセシウム濃度は約1200万ベクレルに上る。チェルノブイリの約20倍。「直ちに避難するレベルではないが、セシウムは半減期が30年と長い。その場に長年住み続けることを考えると、土壌の入れ替えも必要ではないか」と話した。

 健康への影響はどうか。チェルノブイリ原発事故では、強制移住の地域では平均50ミリシーベルト程度の放射線を浴びたとされる。しかし汚染地での長期の住民健康調査では、成人では白血病などの発症率は増えていない。 甲状腺癌は増えたが、事故当時小児だった住民が放射性ヨウ素で汚染された牛乳などを飲んで内部被曝したためとみられている。飯舘村の24日午後までの放射線の総量は、3.7ミリシーベルトだ。 長瀧重信・長崎大名誉教授(被曝医療)は「チェルノブイリ原発事故後でも小児甲状腺癌以外の健康障害は認められず、すぐに健康を害するとは考えにくい。高い汚染が見つかった地域では、データをもとに住民と十分に話し合って対応を考えてほしい」と話している。


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 ◇ セ・リーグも4月12日開幕 4月は東京ドームを使わず(3月24日)

 プロ野球セ・リーグは24日、東京都内で緊急理事会を開き、今季の公式戦開幕を4月12日まで延期することを決めた。4月中は東京電力・東北電力管内でのナイター開催を自粛し、デーゲームでも大量の電力を消費する東京ドームは使用しない。 1年を通じ、9回を終えて試合時間が3時間半を超えたら新しいイニングに入らないことも確認した。先に同様の決定をしていたパ・リーグに合わせる形となり、御老体に振り回されて迷走を続けたセの開幕問題は、4月12日にセ・パ同時で決着した。26日の12球団オーナー会議で正式決定する。

 4月12日より前に予定していた試合は主にシーズン後半に組み込む。4月中に東京ドーム、神宮である試合は、相手球団の本拠開催に変更することも検討する。セ、パとも公式戦144試合を維持するため、クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズの日程は後ろにずらす。シーズン終了が12月になる可能性もあるという。

 セは今月17日に予定通り25日に開幕することを決定。監督官庁の文部科学省から節電の要請を受け、1カード(計9試合)だけ延期して開幕を29日までずらし、節電にも努める修正案を19日に決めた。しかし、その後も文科省や日本プロ野球選手会などから強く見直しを求められていたもの。


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 ◇ 電源不足で国民総力戦に(03.20)

 福島第一原発事故は危機的な状況であり、それを乗り越えるのは自衛隊や消防庁、そして東電の現地要員やメーカ各社の要員であり、国民は不安を抱えならがも見ているしかない。 外野で応援しているしかないが、東電は、2火力発電所を4月までに再開し発電能力2割増の約4200万キロワットなるが、夏場で5500万〜6000万キロワットの電力供給は無理という。このため、夏には東京都の千代田、中央、港の3区を除く23区も計画停電対象になるという。

 このような非常時であり電気が足りないのに、読売巨人は東京ドームでナイターを強行するという。担当者によると、プロ野球開催時の1日の電力消費量は5万〜6万キロワット時になる。これは、一般家庭の平均電力使用量が1日あたり約10キロワット時だから、約6千世帯分に相当する量になる。そして、ドーム球場のため、ナイターをデーゲームにしても、抜本的な対策とはならないという。ナイター時間は一番電力を使う時間であり、この時間に一般家庭6千件分の電力を使うなど正気の沙汰ではない。それでも、ナイターに読売が固守するのは、テレビのゴールデンタイムに中継したいからなのだ。儲けの為には、関東の一般市民が困っても関係ないという態度である。

 それだったら、関西や中部の他球場を使うべきである。60HZ地域は電力不足はないから、照明を煌々と点けても文句はない。横浜の本拠・横浜スタジアム(横浜市中区)は、1日の消費電力は1試合平均で2万1千キロワット時。デーゲームにすれば、照明の分だけ節電できるといい、デーゲームで対応するようである。ヤクルトの本拠・神宮球場(東京都新宿区)は、ナイター開催時の電力消費量は1日あたり7千〜8千キロワット時と少ない。これもデーゲームに対応するようだ。

 もし、野球を東京ドームで読売巨人が実施するなら、国民はこれをボイコットし、見に行かないことと、TV中継も見ないことと、スポンサーに抗議して、それでも実施するなら、スポンサー製品もボイコットしよう。東日本の国民総力戦に反した行動を取るなら、読売を皆で倒産まで追いやるしかない。強い決意で、国民は読売を追及していこう。あまりにも、身勝手すぎる。

 ※ このような過激な意見も、巷にはあるようだ。



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   ◇ 今日の誕生花・レンギョウ(モクセイ科)

   花言葉は、「達せられた希望」「情け深い」。

   連翹に挨拶ほどの軽き風   遠藤梧逸

   連翹の雨にいちまい戸をあけて  長谷川素逝

 レンギョウの鮮やかに咲きいたる庭 今日旅立ちの子らを見送る  鳥海昭子

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 【参照】3月25日、受胎告知の日
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/50411491.html

 【参照】3月25日、樋口一葉の誕生日(1872年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/41239977.html

 【参照】3月25日、川島芳子銃殺刑(1948年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/47532540.html

 【参照】3月25日、愛知万博が開幕(2005年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/30359791.html

 【参照】3月25日、大相撲春場所、賜杯は白鵬(2007年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/30381157.html

 【参照】松坂大輔が大リーグ開幕戦で先発(2008年)
 http://blogs.yahoo.co.jp/sw21akira/41252437.html

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