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平成26年4月4日(金)昨日:福井県立恐竜博物館、入館70万8329人。 過去最高の入館70万8329人「ジュラ紀に」全身骨格化石が呼び水に 福井県立恐竜博物館(勝山市)は3日、2013年度一年間の入館者数が70万8329人に上ったと発表した。「恐竜エキスポふくい」を開催し、過去最高だった開館初年度(2000年度)の70万237人を更新。ここ数年は50万人台で推移していたが、13年度は前年度を16万7千人も一気に上回った。博物館の取り組みと今後の集客策、増え続ける来館者への対応を探った。(山内道朗) 記録更新の呼び水となったのが、昨年3月から常設展示が始まった大型草食恐竜カマラサウルスの全身骨格化石。状態が良い全身15メートルの標本は話題を呼び、その後、同館が登場する映画やドラマの公開、秋篠宮ご家族の来訪が入館者数を押し上げた。 竹内利寿館長は「12年11月から、カマラサウルス展示の機運を高めるために、継続的にイベントをしたことが流れをつくった」と分析。恐竜博物館に行けば何かやっているとの意識付けに成功し、12年12月から今年2月まで15ヶ月連続で月間の入館者数記録を更新。3〜4割がリピーターで、女性グループや若いカップルも増えた。 竹内館長は「恐竜に例えるなら開館からこれまでは黎明期の三畳紀。これからは繁栄するジュラ紀」とさらなる入館者増に意気込む。 14年度は、7月に野外博物館がオープンする予定だが、それ以外は今のところ例年夏から秋にかけて開催する特別展ぐらい。追い風が吹き続けた13年度の記録を更新するためには、新たな集客策が必要になる。 その一つが関東方面からの誘客だ。来館者のうち中京・関西方面が7割を占めるのに対し、関東は1割にも満たない。県は14年度当初予算で、北陸新幹線金沢開業に向けて首都圏や沿線各駅で、恐竜を中核にしたPR事業に4900万円を盛り込んだ。 竹内館長は「関東の人口は3千万〜4千万人。伸びしろはある」。さらに「博物館はアミューズメントとともにアカデミックを交えた運営が必要」と、勝山市北谷町杉山で進む第四次発掘調査の成果も期待する。 本日4月4日は、“異次元”の金融緩和の導入から1年 ですけど … 。 日銀、導入1年 “異次元”緩和でも回らぬお金 円安で物価は上昇 日銀が民間銀行などに供給するお金の量を大幅に増やす「量的・質的金融緩和」を導入してから4日で一年を迎える。円安が加速し株価は上昇、マイナスが続いた消費者物価の上昇率もプラスに転じた。だが、お金の大量供給に見合うほど銀行から企業への貸し出しは伸びず、緩和そのものの効果は鈍い。円安による電気料金の急騰など家計負担も増している。(中日東京経済部) 「効果を着実に発揮している」。 日銀の黒田総裁は就任から丸一年を迎えた3月20日、大規模緩和の効果をこう強調した。 安倍政権の経済政策の「第一の矢」と位置づけられた大規模緩和は、黒田氏が就任早々に導入した。今年末までに市場に流すお金の量を、2012年末に比べて2倍の270兆円に拡大。消費者物価指数(生鮮食品を除く)を2%上昇させることで、日本経済を苦しめ続けたデフレから脱却しようとしている。 総裁が自信をみせるのは、昨年3月にマイナスだった消費者物価が、プラスに転じたため。円安も進み輸出企業の業績も回復。日経平均株価も1年で約2千円値上がりした。 日銀はこの一年、市中の国債を買いまくり、巨額のマネーを供給した結果、3月末時点での日銀による資金供給量は前年比50.6%増の約220兆円と過去最大を更新。銀行は多額の資金を手にしたことになるが、2月末の貸出残高は2.2%増えたのみ。 一方で銀行が日銀に預ける当座預金残高は急激に膨らみ続けており、巨額のマネーは、日銀にとどまったままというのが実情なのだ。 さらに、3月の日銀短観が示すように、企業の間で消費税増税による景気の先行きへの警戒感が強い。新興国経済への不安やウクライナ情勢も重なり、企業の輸出が回復するかどうかも見通せない。現状では株価も伸び悩んでおり、民間エコノミストの一部では「夏には追加緩和の可能性もある」との指摘もある。 ■ 生活を圧迫する もろもろの事情 … 消費者物価は順調に上がっているようにみえるが、家計への負担は増すばかりだ。円安による輸入物価の上昇で、電気やガス、ガソリン価格は上昇。食品価格も値上がりした。消費者物価の上昇は、こうした生活必需品の値上がりの影響も大きい。 一方、家計の負担増を和らげる賃金上昇の動きは鈍い。厚生労働省の毎月勤労統計調査では、2月まで所定内給与は21ヶ月連続で減少している。 「賃金が上昇せずに、物価だけが上昇するということは普通は起こらない」。黒田氏は家計への不安の打ち消しに躍起だが、消費税増税で景気の冷え込みは確実だ。物価上昇に所得増が追いつかなければ、国民生活は圧迫されるばかり。目標達成への道のりは決して平坦ではない。 ◇ 池尾和人・慶応大教授に聞く 「“偽薬”の副作用が怖い」 日銀の大規模緩和に関し、この一年の評価を慶応大の池尾和人教授(金融システム論)に聞いた。 − 金融緩和をどう評価するか。− 「世の中の気分が回復し明るくなっているのは嬉しいことだが、今後の副作用が怖いというのが率直な思いだ。景気改善は政府が公共事業を増やしているからという面が非常に強い。通常、大型の財政出動は金利情勢に大きく影響を与えるが、日銀の金融緩和により長期金利の上昇を抑えている」 −効果はなかったのか。− 「円安を進める効果はあったが、金融政策としては大した効果は挙げていない。少子高齢化といった日本経済が抱える根本的な問題を見ないようにして、政策を進めている感がある。本物の薬のように見えながら、薬の成分が全く入っていない偽薬を国民に飲ませ、気分良くしているだけ、といったところだ」。 ※ “偽薬”の表現がまことに適切で、なんだか哀しくなります。 ※ 鎌倉を驚かしたる余寒あり 高浜虚子 ◇ 今日の誕生花・ニリンソウ(キンポウゲ科)(二輪草) 花言葉は、「かわいらしい」。 銅像に集まる人や花の山 子規 ※ 明治31年暮れに、上野恩賜公園に西郷の銅像が建つ。 ふと春の宵なりけりと思ふ時 虚子 ※ 春宵一刻値千金 … 、ふと俳人になりたしと思ふ逢魔が時。 腕立て伏せ地べたに尽きてあたたかし 能村研三 春暁の勤め一途にゆく跫音(あしおと) 山口誓子 ※ 「跫」の一字で「あしおと」だが、誓子は「跫音(きょうおん)」を 敢えて訓読させている。漢語を殊更に訓読させる風は好きではない。 清純に二輪草白く咲きそろう 谷間傾(なだ)りを風わたりゆく 鳥海昭子 ※ ニリンソウは、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。1本の茎に2つの花が付くことからその名がつきました。葉柄がないこと、葉に斑点が有ることが特徴です。 ニリンソウとヤマトリカブトの葉が似ています。ニリンソウの若芽を山草として食べることがありますが、間違えてヤマトリカブトを食べて中毒になることがあるそうです。ご注意を。 |

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