今日の出来事ロジー

7月19日は、 河合隼雄 の命日です。

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 ◇ 2008年『ラフマニノフ ある愛の調べ』(パーベル・ルンギン監督)

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 予告編


 映画『ラフマニノフ ある愛の調べ』公式ホームページ
 http://rachmaninoff.gyao.jp/

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 この愛が、旋律となる。

 「逢びき」、「シャイン」から「のだめカンタービレ」まで。
 天才作曲家・ラフマニノフ(1873年-1943年)の、音楽史に名を刻む「あの名曲」誕生に秘められた物語が、今紐解かれる。

 1920年代、N.Y.カーネギーホールではひとりの男に惜しみない拍手が送られていた。その男とは、数々の難曲を生み出し、超越的な技巧で自ら演奏をこなす“ピアノの魔術師”と呼ばれた20世紀最大の作曲家、セルゲイ・ラフマニノフであった。混乱のロシアから亡命し、アメリカで成功したラフマニノフだったが、やがて作曲に行き詰まり日に日に憔悴していく。そんなある日、彼の元に贈り主不明の白いライラックの花束が届く。その甘い香りを嗅いだ瞬間、かつての情熱的な恋の記憶が蘇る。姿を現わさない花の贈り主に、次第に心を馳せ始めたラフマニノフの中には、再び一つの旋律が生まれつつあった――。
 2008年G.W. Bunkamuraル・シネマ、銀座テアトルシネマ、他にて全国順次公開。


 Rachmaninov 「Elegy」 by Rachmaninov



 Rachmaninov 「Elegy」



 Rachmaninov 「Elegy」in e flat minor



 Rachmaninov 「Elegy」 by Talin



 Rachmaninov 「Elegy」



 Rachmaninov 「Elegy」 by Sofya Gulyak



 ◇ セルゲイ・ラフマニノフ
   Sergey Vasilievich Rachmaninov(1873年〜1943年)
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 1918年、ロシア革命を逃れてアメリカに移住。カーネギーでの演奏会で喝采を浴び、演奏旅行に出かける。だが、故国への想いと作曲の苦悩から衰弱してゆく。

 彼はピアニストのなかでも巨大な手の持ち主で、12度の音程を左手で押さえることができたと言われている(小指でドの音を押しながら、親指で1オクターブ半上のソの音を鳴らすことができた)。また指の関節も非常に柔軟で、右手の人指し指、中指、薬指でドミソを押さえ、小指で1オクターブ上のドを押さえ、さらに余った親指をその下に潜らせてミの音を鳴らせたという。
 『明日への遺言』(2008年、上映中)

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 監督:小泉堯史
 出演:藤田まこと(岡田資)、富司純子(妻)、西村雅彦、蒼井優、田中好子
 ロバート・レッサー(弁護側、実にフェアな弁護をする)
 フレッド・マックイーン(検察側、スティーブの息子で父親そっくり)

 太平洋戦争末期、無差別爆撃を実行した米軍機の搭乗員を処刑した責任を問われ、B級戦犯として戦争裁判(横浜)にかけられた岡田資(たすく)中将。傍聴席から妻・温子や家族が見守る中、彼はひとり“法戦”に挑んだ。

 部下を守るため全責任を負った岡田中将の潔い姿は、次第に法廷内にいる全ての人の心を動かしていく。そして、判決が下る…。戦勝国アメリカとの法廷戦争において、自己保身に終始する指揮官の多い中にあって、最後まで誇り高く毅然として立ち向かった岡田資中将と、その家族の深い絆を描いた真実の物語。

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 ※ 映画のほぼ全編が法廷シーンと言う、極めて地味な作品だが、静謐な緊張感が美しく撮られている。富司純子などはセリフは一切なし、わずかにナレーションのように短いコメントが画面にかぶるのみ。表情の微妙なニュアンスのみで夫と会話をする。終始3台のカメラが回っており、法廷に登場する全ての役者は全方位の演技が求められた。長いシーンでは7〜8分を一気に撮ったと言う。英語と日本語との応酬で、ヘッドホーンを通じて通訳の言葉を聞くのだが、小泉堯史監督は実際に、日本人には日本語を、アメリカ人には英語を流している。映画で観るかぎりは不要と思われることでも、実際の軍事法廷をそこに出現させることに、監督としてのこだわりがあったようだ。


 ○ 1945年(昭和20年)3月10日零時8分、東京大空襲

 アメリカ空軍B29爆撃機344機による焼夷弾爆撃。
 死者約10万人、焼失家屋約27万戸。第二次大戦で最大級の被害。
 明白なる無差別爆撃であり、戦争犯罪であった。
 そして、名古屋、大阪へと。ついには、広島、長崎へ。
 勝者の戦争犯罪が裁かれることはなかった。そして、勝者アメリカは…
 今もなお、振り上げた拳を下ろせぬまま、もがき苦しんでいるのだ。

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 ◇ カーチス・エマーソン・ルメイ
  (Curtis Emerson LeMay, 1906年11月15日〜1990年10月1日)

 第二次世界大戦期の米合衆国軍人。戦後は空軍参謀総長まで登りつめた。
 戦略爆撃の専門家、東京大空襲を初め日本焦土化作戦の立案者。

 第二次世界大戦開戦当初、ルメイは無名の大尉であった。戦争はルメイにビッグチャンスを与え、中佐に昇進させた。英国に渡り第8空軍の一員として、ドイツ爆撃を指示。絨毯爆撃の戦術で大きな打撃を及ぼし、その功績で1944年に少将となる。

 その後、第21爆撃集団司令官に赴任、グアムに移動。ルメイは対日作戦として、日本の都市の無差別戦略爆撃を立案する。これは前任者・ハンセルの精密爆撃作戦が手ぬるいと判断したため。高高度からの爆撃の標的破壊率が5%に過ぎなかったため。

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 ルメイが考案した日本本土爆撃の主なポイントは、
 低空(1,800メートル以下)からの爆撃とする
 爆弾は焼夷弾のみとし、最大積載とする
 搭載燃料を最小限とし、防御用の銃座は外す
 攻撃は夜間とする、この4点だった。

 さらにルメイは、日本の「木と紙でできた家屋」を効率良く破壊延焼する専用焼夷弾を開発した。ルメイの焦土化作戦は、東京大空襲をはじめ大成功をおさめる。日本側は都市の軍需工場、民間住宅を問わず、全て徹底的に焼き払われ壊滅的な打撃を受けた。焦土化作戦は東京・名古屋・大阪等の大都市を焼き払った後は、地方の中小都市までが対象となった。

 ルメイが考案した日本焦土化作戦について、当初「民間人攻撃は国際法に反する」と反対の声があがっていた。しかし「日本では民間人の居住地区でも軍需物資を作っている。それを考えれば民間人攻撃は戦略上重要なことだ」と押し切ったという。

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 ※ 昨今、「品格」の言葉が安っぽくなったとは雖も、真の品格何れにありや?

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 ◇ 戦争犯罪者・ルメイに勲章を授与する我がニッポン

 日本政府は、サンフランシスコ平和条約により賠償請求権を放棄しているとは言うものの、対日無差別爆撃を指揮した当事者に、わざわざ勲章を与えることもあるまい。1964年、佐藤栄作内閣の時に、航空自衛隊の育成に貢献したとの理由で、カーチス・ルメイ少将に対し勲一等旭日大綬章を授与している。

 後年、ルメイ自身が「自分たちが負けていたら、自分は戦犯として裁かれていただろう」と述べている。だが、ルメイは同時に「この空襲が日本の降伏を早め、日本軍による米軍への被害を最小限に止めた」と付け加えることも忘れない。同様の理屈は、広島、長崎についても言われるようだ。ルメイの前任者は、軍事目標への精密爆撃にこだわった故に更迭されている。ルメイは米軍の意志に沿って、戦争犯罪に手を染めたのだ。

 勲章授与に関しては、もうひとつの興味深い話がある。元海軍航空参謀の源田実が戦後、自衛隊幕僚長時代に、みすみす性能の劣るロッキード戦闘機をF104Jとして選定した見返りに、アメリカから勲章を授与されており、源田実の勲章授与の返礼として、ルメイに勲章を贈呈した、と言うもの。

 通常、外国人にたいしては天皇陛下が自ら臨席して授与(親授)するが、この時、昭和天皇は臨席なされなかった。天皇代理としての佐藤栄作総理大臣より授与する形をとった。源田実は退官後、参議院議員になっている。佐藤栄作は、後にノーベル平和賞を受賞している。そして、佐藤B作は、佐藤A作にはなれなかった。

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 陸軍中将・岡田資は、昭和20年に設けられ本土決戦に備えて、愛知県・岐阜県・静岡県・三重県・石川県・富山県を管轄する東海軍司令部の司令官の職にあった。戦後、彼は捕獲搭乗員38名の処刑の責任を問われ、1948年5月、B級戦犯として、横浜の連合軍裁判所において裁かれる。

 低空飛行攻撃は、日本側の対空高射砲攻撃の射程内に入り、被弾するB−29の数が増え脱出し捕虜となるアメリカ兵が続出する。爆撃下の各司令部は、その対応に苦慮していた。そこで、憲兵司令部は外事課長の私信を各司令部に送る。文面は、各司令部において適当に厳重処分せよというものだった。以後は各司令部で、「適当に厳重処分=処刑」と判断し略式裁判が行われ、その殆どが重要戦争犯罪者の判決で直ちに斬首された。

 戦後GHQ横浜BC級裁判で、捕獲搭乗員処刑の責任への追及が行われた。「適当に厳重処分せよ」との私信を出した外事課長は、処刑せよという命令は出していないと逃げ切り、無罪。その結果、多くの現場の責任者が有罪となった。

 岡田中将は、「米軍の不法を研究するに従い、之は積極的に雌雄を決すべき問題であり、わが覚悟において強烈ならば、勝ち抜き得るものである」と判断した。そしてこの裁判を「法戦(ほっせん)」と称した。武力では負けても、正義を賭けた法の上での戦いを続ける、という覚悟だった。法戦は身の防衛に非ず、部下の為也、軍の最期を飾らんことを」。岡田中将は処刑の判断責任はすべて自分にあるとして、一緒に起訴された19名の部下たちを救おうとした。さらに、搭乗員の処刑は「無差別爆撃を行った戦争犯罪人」への処置として正当であったことを立証して、日本軍に有終の美を飾ろうとした。

 絞首刑の判決が下されて退廷する時、岡田中将は家族にひと言、「本望である」と告げ莞爾として立ち去る。翻って昨今のわが国に目を移せば、謝罪会見、責任転嫁のオンパレード。嗚呼、やんぬるかな。

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 ※ 身はたとへ武蔵の野辺に朽ちぬともとどめおかまし大和魂(松陰辞世の句)
 『ワンダフルライフ』(AFTER LIFE)HP
 http://www.kore-eda.com/w-life/index.htm

 1999年 118分 ビスタサイズ 監督:是枝裕和

 死んだ人の思い出作りを手伝う職員達の一週間を描いた作品。
 小説『ワンダフルライフ』(是枝裕和著)は早川文庫より発行。


 ◇『ワンダフルライフ』あらすじ
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 月曜日。木造の建物の事務所に、職員たちが集まってきた。所長の中村、職員の望月、川嶋、杉江、アシスタントのしおり。彼らの仕事は、死者たちから人生の中で印象的な想い出をひとつ選んで貰うこと。そして、その想い出を映像化して死者たちに見せ、彼らを幸福な気持ちで天国へ送り出すというものだ。そう、ここは天国への入口(リンボ)なのである。今日も、22人の死者たちがリンボの施設にやってきた。職員たちは、彼らへの面接を開始する。

 火曜日。死者たちは、それぞれに印象的な想い出を決めていく。それらは千差万別。戦時中、マニラのジャングルで米軍の捕虜になった時に食べた白米の味を選んだおじいさん。子供を出産した瞬間を選んだ主婦。幼少時代、自分を可愛がってくれた兄の為にカフェーで・赤い靴・の踊りを披露した時のことを選んだおばあさん。パイロットを目指してセスナで飛行訓練した時のことを選んだ会社員などなど。だが、中には想い出を選べない人もいた。渡辺という老人は、自分が生きてきた証になるようなものを選びたいと言うが、それが何か分からない。伊勢谷という若者は、あえて想い出を選ぼうとしなかった。

 水曜日。今日は、想い出を決める期限の日だ。望月は担当の渡辺に彼の人生71年分のビデオを見せることにした。ビデオで人生を振り返り、想い出を選んで貰おうというのだ。だが、それでも渡辺は決めかねている。学生時代、就職、結婚…、ヒントを出していく望月であったが、渡辺は全部そこそこの人生だと言うばかり。そんな時、望月はモニターに映った渡辺の妻・京子の顔に一瞬目を奪われるのだった。

 木曜日。職員たちと撮影クルーの入念な打ち合わせの後、スタジオにセットが組まれ、撮影の準備が進んでいく。

 金曜日。撮影の日である。渡辺も漸く想い出を選ぶことが出来た。それは、最後に妻と映画を観に行った帰りの公園のベンチでの風景だった。

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 土曜日。いよいよ、上映会の日だ。死者たちは、再現された自分たちの想い出の映画を観て天国へと次々に旅立って行った…。こうして今週の仕事を終えた望月。ところが、彼は渡辺のビデオの片づけをしていて、渡辺からの手紙を見つける。そこには望月こそが、京子が渡辺と結婚した後も決して忘れることのなかった死んだ許嫁であると気づいていたことや、彼女の望月に対する愛を知っていたからこそ、嫉妬心から一番大切な彼女との日常を想い出として選べなかったこと、しかし望月と出会い、彼の優しさに触れたことでそれを乗り越えられたことなどがしたためられていた。

 だが、望月が京子とのことを渡辺に黙っていたのは、渡辺に対する優しさからではなく、他人と関わることを避けてきた自分が傷つきたくなかったからだと認識していた。実は、この施設で働く職員は皆、想い出を選べなかった死者たちで構成されており、先の大戦で京子の愛を確信するまでに到らないまま彼女と死別した望月は、彼女との想い出を選べないでいたのである。だが、望月は渡辺の残した手紙を読んである決心をする。しおりと一緒に、既に亡くなっていた京子のフィルムを探し出しそれを観る望月。そこには、出征前の望月と過ごした公園のベンチでの一時が写っていた。それを観た望月は、短い生涯だった自分が他人の幸せな想い出に参加していたことを知り、それを幸せと感じることが出来るのだった。望月は、中村の許可を得て、人の幸せに参加できた自分を想い出として撮影して貰うことにした。

 日曜日。望月の撮影がされた。ただベンチに座っているだけの望月を撮影するクルー。そして上映が行われ、彼は天国へと旅立って行くのだった。

 月曜日。新たな一週間の始まりだ。望月の代わりに職員となったしおり、そして結局想い出を選ばないままの伊勢谷がアシスタントとして川嶋の下につくことになった。今日も、死者たちがリンボの施設の玄関を潜る…。



 映画『ワンダフルライフ』REVIEW/COMMENT
 Last Update : 2003/11/04(初出:装苑)
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 是枝裕和監督の『ワンダフル・ライフ』は、一風変わった「幽霊譚=ゴースト・ストーリー」である。

 どことも知れぬ場所にぽつんと立つ古ぼけた建物に、死んだばかりの人々がやってくる。そこは「この世」と「あの世」の中間地点に位置する、とある施設。彼らはここで月曜日から日曜日までの一週間を過ごすのがきまりなのだ。水曜日までに、自分の生きた人生に思いをめぐらし、もっとも大切な思い出をたったひとつだけ、選び出すことを彼らは求められる。そして土曜日(金曜日?)までに、その思い出は施設の職員たちの手によって「映画」に撮られ、日曜日(土曜日?)には上映会が行われる。その映画を見ながら、最良の記憶とともに、彼らは正式に「あの世」へと旅立っていく。

 死んだ人といっても、老人もいれば若い人もいるし、すぐに思い出を見つけられる人もいれば、なかなか決められない人や思い出せない人、あるいは、過去を掘り返すことを拒否する人もいたりする。職員たちは「思い出探し」のカウンセラーみたいなもので、彼らとじっくり話し合いながら、もっとも素晴しい「記憶」を「映画」にできるよう、誠実に取り組んでいく。

 物語はこんな施設での、ある一週間を、ゆっくりとしたテンポで描いていく。何人かの「幽霊」たちが、思い出を見つけようとしていくエピソードが、並行して語られていくのだが、非常に興味深いのは、それぞれの役柄を演じている俳優たちに混じって、素人がたくさん起用されているということだ。彼らが語る「人生でもっとも大切な思い出」は、脚本に書かれたフィクションではなく、彼ら自身の、ほんとうの思い出なのである。

 セスナ機に乗って雲を間近に見た時の思い出。夏休み前日、通学中の都電のなかで抱いたワクワクする想い。兄に買って貰ったワンピースを来てお遊戯を踊ったこと…。この映画のいくつかの部分では、出演した素人の人々への実際のインタビューがそのまま使われている。その意味では、これは一種のドキュメンタリーでもあるわけだ。しかも、この映画のなかでは、そんなほんとうの思い出も、物語の枠組みのなかで、「幽霊」たちの「映画」に撮られることになるのである。

 こんな風にして、この映画では、フィクションとドキュメンタリーとが、いや、もっと詳しくいうと、事実と記憶と現実と想像とが複雑に、しかし穏やかに混じり合って、きわめてデリケートな世界を作り上げている。「時間」から置き去りにされたかのような「幽霊」たちの世界を舞台にしてはいるが、是枝監督が描こうとしたのは、ファンタジックなおとぎ話ではなく、私たちがこうして生きている「時間」のほうであり、誰もが胸の奥に隠している「ワンダフル・ライフ」の思い出についてなのである。

 一瞬ごとに、「今」はすぐさま過去になっていく。それは何だか悲しいことだ。けれども反対に、思い出はそれがいつのことであっても、いつでも、今すぐに、思い出すことができる。思い出した時、そこに「過去」が生まれる。そこには記憶違いや美化が含まれているかもしれない。しかし、それで何がいけないのだろう。大切なことは、実際にどうだったか、ではない。いま、まさに頭の中で点滅している思い出が、いったいどのようなものであるのか、なのだ。

 映画という発明の素晴しいところは、いろいろなやり方で、「時間」を映し出すことができる、ということだろう。この映画を見終わった時、きっと多くの人が、自分自身の「ワンダフル・ライフ」について、問い直してみるに違いない。そしてそれは、グルリと回って、思い出を刻一刻と紡ぎ出していく「現在」について、想いを馳せることにも繋がっていくだろう。私も、そうだった。

 主人公である施設の若い職員を演じるモデルのARATAは、とても好演していると思う。淡々とした物腰が、ナイーヴな役柄に似合っていて、印象に残る。内藤剛志、寺島進、新人の小田エリカ、谷啓らの演技も素晴しい。派手な映画ではないけれど、見逃して欲しくない作品だと思う。
(Last Update : 2003/11/04)(初出:装苑)


 「ワンダフルライフ」 是枝裕和




 ◇ もうひとつの『ワンダフルライフ』(フジTV)
   2004年4月13日〜6月29日(火)21:00〜21:54(平均視聴率12.5%)
  (元プロ野球選手が成績不振の少年野球の監督を務めるストーリー)

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『Hypercube』 (2002年)

 ◇ CUBE2 HyperCube (2002/カナダ) 監督:アンジェイ・セクラ

    CUBEが四次元の多重立方体(HyperCube)となって戻ってきた。
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 心理療法医のケイトが目覚めた時、彼女は冷たく光るCUBEの中にいた。他にも経営コンサルタントのサイモン、盲目の学生サーシャ、技術者のジェリー、老婦人ペイリー。
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 彼らに襲いかかる数々の殺人トラップ。「60659」という数字。時間と空間が歪むHyperCube。兵器メーカー・アイゾン社とCUBEとの関係。そしてCUBEの秘密とは? CUBEから脱出したケイトも抹殺される、何故??
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 『Cube 2 Hypercube』 (2002年)

 Hypercube Trailer



 HyperCUBE part 1



 HyperCUBE part 2



 HyperCUBE part 3



 HyperCUBE part 4



 HyperCUBE part 5



 HyperCUBE part 6



 HyperCUBE part 7



 HyperCUBE part 8



 HyperCUBE part 9(END)


 キャスト(&役名)

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 Kari Matchett (ケリー・マチェット) ( Kate Filmore )

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 Grace Lynn Kung (グレース・リン・カン) ( Sasha )

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 Geraint Wyn Davies (ジェラント・ウィン・デイヴィス) ( Simon Grady )

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 Matthew Ferguson (マシュー・ファーガソン)( Max Reisler )

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 Lindsey Connell(リンゼイ・コーネル)( Julia )

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 Barbara Gordon(バーバラ・ゴードン)( Mrs. Paley )

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 Neil Crone (ニール・クローン)( Jerry Whitehall )

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 Bruce Gray(ブルース・グレイ)( Colonel Thomas H. Maguire )


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 Rotating Tesseract



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『キューブ 』 (1997年)

 ◇『キューブ 』(CUBE) (1997年、カナダ、監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ)

 Cube Trailer


 ある日、目覚めると、そこは[Cube]だった。それは不気味なトラップが仕掛けられた不条理世界だった。「何故?」に対する一切の回答を拒否するラビリンスだった。6人の脱出への試行錯誤が全て徒労に帰した時…。

 Cube 1/13


 ひたすら目の前の現実に対処して、脱出を模索する破獄の名人・レン。洞察力と行動力でメンバーを引っ張っていく警察官・クエンティン。博愛主義的な理想家で正義感を振りかざし、[Cube]の不条理に立ち向かう精神科女医・ハロウェイ。退屈な毎日を送っていた数学科の女子学生・レブン。

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 他の登場人物に発見されるまで、ずっと最初の部屋から動かなかった精神障害を持つ青年・カザン。彼はサヴァン症候群であり、天才的な因数分解の暗算能力を持つ。そして無気力な独身男性で、いかにも胡散臭いワース。彼は[Cube]外壁の設計者であった。外壁は一辺が130メートルの立方体であり、出口は一つしかないことが判明する。

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 Cube 5/13


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 ◇ 続編『Cube 2: Hypercube』(2002年)

    3次元から4次元に進化した[Cube]世界。

 ◇ 完結編『Cube Zero』(2004年)

    すべての謎が解かれる。時間設定を『キューブ』より以前に戻す。

 ※ 不条理劇の完結編(種明かし)ほど興を削がれるものはない。言わずもがなの蛇足のフルコースとなってしまうからだ。そんな事で納得して、何が面白かろう。すべて種明かしをしてしまったら、如何なる恋愛関係も成立し得ない。不条理劇は、不可知のままで完結している。それこそが、[Cube]の見どころなのだ。

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