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国家が国家を裁くのはおかしい、国際法があって初めて可能となる筈だと思う。この人たちはそのことに普遍性を確認しながら裁判に臨んだのだろうか?
[裁判管轄権問題]
当事者である連合国が裁判を行う権利を持つか否か。
もし持たぬとすれば裁判は成立せず被告は釈放される。
勿論そのようなことが起こり得ると考えた被告、弁護人は一人も居なかった。
「その第一は、当裁判所に於いては平和に対する罪、また人道に対する罪について御裁きになる権限がないと言うことであります」(清瀬弁護人)
「裁判長、十一の国が本法廷に集まり告発の席にいます。彼らは秩序ある国家の代表であります。これらの国は地球全住民の1/2から2/3を含んでおりますが、今次侵略戦争における莫大な量にのぼる資源の損失とおびただしい数の悲惨な人的損失は殺人、略奪等の犯罪行為によるもので、こんにちこれら十一ケ国が本公判において世界中にこの不幸を招いた責任者を罰しないことがあるでしょうか。これら十一ケ国の連合国がこの侵略戦争を武力により終結させたのでありますが、彼らがこの侵略者に対し、こんにちただ手をこまねいて、なんら法の処置を加えずに放置しておくことができるでしょうか」(キーナン検事)
キーナン主席検事は弁護側の法律論議は、文明を救う為に行っているこの裁判に対する挑戦だと言う。
法律論による反対で犯罪人が処罰されないなら、人類は生き残る法律的権利がなくばるではないか。
キーナンの反駁はスターリンの演説を引用し、ルーズベルトの言葉をひき、休憩を挟んで延々2時間に及んだ。
再び反論に立った清瀬弁護人は、時の大統領トルーマンの言葉をひいて報いた。
「世界の歴史始って以来、初めて戦争製造者を罰する裁判が行われつつある」(トルーマン)
と言う言葉である。
「あなた方の大統領自身が従来の法律的観念では律しえない裁判が行われていることを認めているではないか。それなのに、この裁判が適法であり公正であると主張するのは矛盾ではないか」(清瀬)
「トルーマン大統領が言ったと言うことは本件について何らの関係はありません」(ウェッブ裁判長)
[アメリカ人弁護人による補足動議]
ファーネスは主張する。
「真に公正な裁判を行うのならば、戦争に関係のない中立国の代表によって行われるべきで、勝者による敗者の裁判は決して公正ではありえない」(ファーネス)
国際法は国家利益の追求のために行う戦争をこれまで非合法とみなしたことはないとブレークニーは言う。
歴史を振り返ってみても戦争の計画、遂行が法廷において犯罪として裁かれた試は一つもない。我々はこの裁判で新しい法律を打ち立てようとする検察側の抱負を承知している。
しかし、そういう試みこそが新しくより高い法の実現を妨げるのではないか。平和に対する罪と名付けられた訴因は、故にすべて当法により却下されねばならない。
国家の行為である戦争の個人責任を問うことは法律的に誤りである。
なぜならば国際法は国家に対して適用されるものであり、個人に対してではない。個人による戦争行為と言う新しい犯罪をこの法廷が裁くのは誤りである。
戦争に関し国際法の法規が存在していることは戦争の合法性を示す証拠であります。
戦争の開始、通告、方法、終結をきめる法規も戦争自体が非合法なら全く無意味です。
戦争での殺人は罪にならない。それは殺人罪でない。戦争が合法的だからです。
つまり合法的な人殺しなのです。殺人行為の正当化です。たとえ嫌悪すべき行為でも、犯罪としての責任は問われなかったのです。
キット提督の死が真珠湾爆撃による殺人罪になるならば、我々はヒロシマに原爆を投下した者の名をあげることができる。投下を計画した参謀長の名も承知している。この国の元首の名前も我々
は承知している。彼らは殺人罪を意識していたか。
してはいまい。
我々もそう思う。それは彼らの戦闘行為が正義で、敵の行為が不正義だからではなく、戦争自体が犯罪ではないからです。
いかな証拠で戦争による殺人が違法なのか。
原爆を投下した者がいる!
その投下を計画し、その実行を命じ、それを黙認した者がいる!
その人たちが裁いている。(ブレークニー)
このくだりは、現在日本で発行されている速記録には、以下通訳なしとして印刷されていない。ブレークニーの論法は必ずしも原爆という新兵器の非人道性を正面から攻撃するものではなかった。しかし昭和21年5月という占領下の日本で原爆問題に触れることだけでも連合国代表によって構成される法制を刺激したに違いない。
アメリカ人弁護士の協力が必要であるという要請は日本側から出され。マッカーサーが25人の派遣を承認したものであった。
果たして昨日までの敵国人である被告の為に、アメリカ人が心から弁護できるものかどうか、ただ裁判の公正を装う見せかけに過ぎないのではないか。
こうした危惧と不信を抱いた被告、弁護人も多かったと言う。しかし、この日ファーネス、ブレークニーの弁論は法廷の日本人を驚かせた。
アメリカ人弁護人は日本人弁護人同様に、いやそれ以上に法の公正を要求し、その裁判の欠陥を突いて止まなかった。
しかし、日米弁護人の裁判管轄権に対する真正面から異議に対しウェッブ裁判長は5月17日言葉すくなに却下を申し渡した。理由は将来宣告するとして明らかにされず休廷となった。
裁判は有無を言わさず成立した。
私は思う。
清瀬さんは全力を尽くして戦い、責任を十分に果たしたと思う。
しかし、アメリカ人弁護人の強烈な理論的追求はどうだろう!
それをさせるマッカーサーも凄い。
こんなことは日本ではあり得ない。
正にこの弁論をもって、この裁判の結論をたたきつけたと言えるのではないだろうか。
これだけの整理された理念と、現実的打算などにも微動だにしない信念は凄い。
今の日本にこれだけの人物がいるのだろうか?
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甚だ僭越ながら、この世の歴史は勝者によってのみ書き換えられる。
勝てば官軍なんですね。
過去を振り返っても仕方ありません。
勝ち負けじゃなく、かつての戦争で亡くなられた一人ひとりの命を無駄にしない為の方策を探して行きたいと思います。
2013/10/6(日) 午後 8:54
ネコライダーさん、こんにちは。
過去にこだわらず、まっすぐ突き進むのは良いことです。
しかし、ルールは守られるべきです。
国際間のルールはまだまだですね。
日本の若者は公開の場で、どれだけ自分の考えを主張できるのか。
思想なき享楽人が多すぎると思いませんか?
過去に学ばずして何に学ぶか。
一瞬の光陰 軽んずべからず。
学びて思わざれば、
すなわちくらし、
思いて学ばざれば、
すなわちあやうし
earth-words.org/archives/2868
2013/10/7(月) 午後 7:05
私はカミラ夫人がカミィラかな あそこにいそいそいるのがおかしいと思う。
2013/10/24(木) 午前 11:26 [ 佐々木はれみ ]
佐々木はれみさん、初めまして。
カミラ夫人って、あのカミラ夫人ですか?
カミラ・ロー(本名)カミラ・ローズマリー・マウントバッテン=ウィンザー
(旧姓)カミラ・パーカー・ボウルズ
1947年7月17日生まれ(61歳)
ズマリー Camilla Rosemary, 旧名: カミラ・パーカー・ボウルズ
だとすると年齢的に無理な話だと思いますが?
2013/10/25(金) 午後 5:18
背景変えたんですね。未だ思い出せない。
とかに元警察官のかたを配置したりガードマンにしたりは 当然だと思います。
ただ
2013/10/25(金) 午後 8:50 [ 佐々木はれみ ]
佐々木はれみ さん、今日は。
?・・スミマセン理解不能です。
2013/10/26(土) 午後 3:56
祝 可決
在日スパイとその子供を吊るせ
2013/12/6(金) 午前 0:38 [ re**u*g*2*0l ]
re**u*g*2*0l さん、意味不明です。
2013/12/12(木) 午前 5:36