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歴史は多面的である。
果たしてどの説が本当なのか? 真実はどうであったのか?
真実は神のみぞ知る。
しかし考えてみれば、我々が歴史から得ようとしているのは、
その真実であろうか?
見方を変えて見れば、同じ事件も受け取る側の立場、価値観、人生観、世界観、人間観に
よって大きく評価は変わってしまう。
だから歴史なんか学ぶ意味なんか無いと主張する人がいる。
とんでもない間違いだと思います。 特に闘争世界は直視すべきです。
逃げてはいけません。 宗教家も含んで。
物事の「本質」を掴むことは、具体的に認識する為に必要なことである。
本質を明確にするには、本質的なもの以外を捨て去ること、
つまり抽象化せねばならない。
人類が歴史から受け取るべきものは、事件そのものの再現ではなく、その事件が
発生した由来、因果関係、底に流れている人間社会の本質を理解することです。
意志選択、実行しているのは人間なのです。
単なる事件の再現をいくら追及して見ても、それは現象を追いかけているだけで
一見具体的に見えようとも、その根本的本質は得られてはいません。
現象こそが抽象的なのではないでしょうか?。
本質を理解することで、人間を知り、社会を知り,普遍化された結論が与えられる
と思うのです。
この認識が、己を知り、人を見分ける目であり、
特に組織内人事では絶対必要条件だと思うのです。
現実に、今の社会で人事が正しくないからこそ
ニュースにあのような事件が伝えられているのではないでしょうか?
(この記事を私の不平と取られるならば、それは私の不徳とする処です)
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