「森の若葉」 金子光晴 なつめにしまっておきたいほど いたいけな孫むすめがうまれた 新緑のころにうまれてきたので 「わかば」という 名をつけた へたにさわったらこわれそうだ 神も 悪魔も手がつけようない 小さなあくびと 小さなくさめ それに小さなしゃっくりもする 君が 年ごろといわれる頃には も少しいい日本だったらいいが なにしろいまの日本といったら あんぽんたんとくるまばかりだ しょうひちりきで泣きわめいて それから 小さなおならもする 森の若葉よ 小さなまごむすめ 生まれたからはのびずばなるまい |
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気難しいおじいちゃんも、孫娘のかわいさにはクラクラってところでしょうね。金子光晴は難解というイメージがありましたが、こんなに優しい視点で書いた詩もあるんですね^^
2006/5/1(月) 午後 10:16
しろねこさん 孫への愛情と、優しさがあふれる詩ですよね、飽きずに孫を見ている、おじいちゃんの姿が浮かんできます。
2006/5/2(火) 午後 1:03
金子光晴さんの書いたものはこれしか知りませんが、私は優しいと言うより諦観じみたものを感じました。何というか、虚しかったです。
2018/1/21(日) 午後 6:40 [ 伽藍堂 ]