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あとたったの数日で2017年も終わり。
Yahoo!ブログの不具合は、これっぽっちも改善されず、長文投稿不可能な状態が続いている。
そして、このまま年を跨ぎ、新年になってもシラを切り通し、
リニューアルβ版に強制移行させる魂胆なのか…?あぁ、恨めしい…。


ところで、日本より一足早く、2017年12月22日に中国で公開された
陳凱歌(チェン・カイコー)監督手掛ける日中合作映画『空海 KU-KAI〜妖貓傳』が、
公開から4日の26日、早くも興行収入3億元(≒51億円)に達したらしい。
これから週末、年末へと流れ込むから、まだまだ伸びるのでしょう。

ちなみに、(↓)こちら、日中『空海』ポスター比較。

イメージ 1

昔の中国だと、「映画の内容は良いのに、野暮ったいポスターで損しちゃって、残念よねぇ」
なんて事が多々あったけれど、今では、こういうヴィジュアルデザインの分野でも、立場が逆転。
『空海』のポスターも、残念極まりないのは、日本の方であった…。
日本に優秀なデザイナーが居ないとは思わない。
いくつかの案から最終案を選ぶ決定権を持つ人間が酷く悪趣味なのであろう。


百歩譲り、悪趣味なデザインに目を瞑っても、他にも諸々の問題が。
まず、これだと、まるで阿部寛&染谷将太主演最新作のポスターにしか見えなーい…!
(もっとハッキリ言ってしまうと、阿部ちゃんが主演で、染やんがサブキャラ …笑。)

ご存知の方も多いと思いますが、
本作品は、あくまでも染谷将太&黃軒(ホアン・シュエン/ホアン・シュアン)のダブル主演作。
黃軒の知名度が日本で低いから仕方が無いと捉える人もいるだろうが、だったら中国版ポスターの方は?
中国で黃軒は今やトップスタア。
中国では、人気でも知名度でも、染やんは黃軒の足元にも及ばないが、
それでもポスターの中で同等に扱ってもらえているではないか。


さらに言わせていただきます。
この映画、いつの間にか…

イメージ 2

『美しき王妃の謎』なんていうサブタイトルが付けられていた…。
以前、こちらにも記したように、この物語には“王妃”など登場しないはずである。
この場合の“王妃”は、恐らく(いや絶対に)楊貴妃を指しているのだろうけれど、
“王妃”と“貴妃”ではまるで別モノ。
これまで予告編の中などで“王妃”という言葉を使ってはいても、
そういう誤りはシレーっと訂正し、公開に漕ぎ着けるものだと思っていたら、
訂正するどころか、この先ずっと付きまとうタイトルにまでしてしまうとは…。
角川も東宝も馬鹿ばっかりで、「それおかしいですよ」と指摘できる社員はいないのか?
日本の人材不足は現実だと確信。

なぁ〜んか、せっかくの『空海』日本公開に、気持ちがどんどん淀んできてしまう…。


なお、私mangoの一押し、主演の黃軒については、こちらの“大陸男前名鑑:黃軒”をどうそ。

黃軒は、もう一本の主演映画、
馮小剛(フォン・シャオガン)監督作品『芳華〜Youth』も現在中国で絶賛上映中。

イメージ 3

こちらは、本来2017年国慶節に封切られるはずが、突如公開無期延期のお達しが出たものの、
結局『空海』よりちょっと前の12月15日に無事劇場公開され、
現時点での興行収入は、すでに、な、な、なんと10億元(≒170億円)越え。


売れっ子・黃軒は、すでに次へ向かっており、本日は新作映画のクランクイン。

イメージ 4

新作は、曹保平(ツァオ・バオピン)監督の『她殺(仮題)』。
共演・范冰冰(ファン・ビンビン)の犯罪劇で、
役作りのために黃軒がスポーツ刈りにしたということくらいしか、現時点では不明。
この頭だと、犯罪者も警察もどちらもイケそう。どのようなお話なのでしょう。




長文投稿不可能なのに、話が脱線してしまった…。
軌道修正して、ポスター。
迷走する斜陽ニッポンを憂う暗い話ばかりではなく、希望の光もあるのです。

私が、その光を感じたのは、張震(チャン・チェン)主演×路陽(ルー・ヤン)監督作品
『繡春刀2:修羅戰場』が、2018年2月に日本で公開されると知った時。
これは、明代末期の錦衣衛を描く歴史ヒューマンドラマにも拘わらず、
『ブレイド・マスター』などという陳腐な邦題で公開された『繡春刀』(2014年)の続編で、内容は前作の前日譚。
たとえ陳腐でも、前作の続編であることを強調したいのなら、
『ブレイド・マスターⅡ』とか『ブレイド・マスター EPISODE1』などという
陳腐の上塗りをした邦題になると想像していたら、
ガラリと一転、中文原題からの要素を取り入れた『修羅 黒衣の反逆』と命名。

変わったのは邦題だけではない。ヴィジュアルも激変。

イメージ 5

明代とは信じ難いライトセーバーみたいに発光していた剣が、ちゃんと渋い鋼の色になっているではないか。

邦題といい、このヴィジュアルデザインといい、あからさまに分かる激変に、ビックリ。
配給会社が変わったわけではない。
これまでにも、数々のダッサイ邦題やポスターで、私を何度も驚愕させてくれたT社である。
T社、どうしたの…?!やれば出来る子だったの?もしかして、社内で大改革があったとか?
安っぽい横文字邦題の封印は、
“英語=カッコイイ”と信じて疑わない英語コンプレックス世代の老社員が遂に退職してくれたのだろうか。
まぁ、どういう事情かは分からないけれど、この変化は嬉しい。
このまま益々良い方向へ進化することを望みます。
日本語字幕の改善にも期待。

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閉じる コメント(4)

私も、この映画には王妃は出てこないし、王室というフレーズも予告編にあったと思いますが、何なんでしょう?蘭陵王の時もありましたが、皇室とか皇帝、貴妃というのは日本のマスコミでは使ってはいけない単語なのでしょうか?日本では天皇陛下の皇室しか認めないとか?わざわざ、王ランクに落とす理由が知りたいです。

2017/12/30(土) 午後 3:23 ruizi74 返信する

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ruizi74さん:
やはり変ですよね??!
『空海』の翻訳者が誰なのかはチェックしておりませんが、
映画だと、未だに英語経由で日本語字幕を付ける場合が有るというのも問題だと感じます。
西洋だと文化が違い過ぎて、“貴妃”“貴人”“昭儀”と位を細かく分けられても
それに相当する適当な訳語が無いんですよね。
『宮廷の諍い女』の英語版もチラッと見たら、相当混乱して無理矢理でした。
中国語から日本語への直接訳だったら、そのまま書き写せば良いだけなのに…。
『空海』の場合は、翻訳者が中国史や中国文化に対する素養が無い上、
配給会社にも誤訳をチェックできる人が居ないという事だと感じます。
つまり、大作なのに、日本側で関わっている人間がことごとく低レベル…。
昔だったら、これくらいいい加減でも許されたでしょうが、
最近は日本でも、大陸時代劇を観る人がかなり増え、
ごくごく普通の女性の方が、映画関係者より知識が豊富になっているから、
こんな低レベルな日本語訳では、もうアウトですよ。

2017/12/30(土) 午後 8:02 mango 返信する

確かに、日本であまり知られていない人物なら、貴妃か王妃かはあまり問題にならないかもしれませんが…英語ならどちらもprincess?…しかし楊貴妃は誰でも知ってるはず。あと、日本語の問題?例えば、英王室の女王の息子を皇太子と呼ぶ日本語の方にも、そのあたりをごちゃまぜにしている混乱があるのかも。

2018/1/3(水) 午前 2:28 ruizi74 返信する

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ruiziさん:
上にリンクした2017年11月18日のエントリにも書きましたが、
陳凱歌監督は、トロントの映画祭に参加した際、
自ら英語で喋って応対したインタヴュで、私の記憶違いでなければ、
楊貴妃のことを“Concubine Yang Guifei”と呼んでいたはずです。
“Concubine”を“王妃”と訳したのなら、それはそれで大間違いですし、
ただ単に、日本の映画関係者に無教養な人が多いだけなのだと察します。
原作者の夢枕獏は中国史にも精通しているはずなのに、なぜ言わないのか不思議です。

2018/1/3(水) 午後 7:58 mango 返信する

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