旧 東京倶樂部★CLUB TOKYO:平成館

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終わりが見えません、2017年北京旅行の備忘録…。

今回はお茶屋さんについて。
と言っても、お茶を飲む茶房のことではなく、茶葉の購入について。
中華圏に旅行へ行ったら、お土産にお茶を買う日本人は多いですよね?

北京では、有名な老舗のお茶屋さん等が、至る所に支店を出しているので、
観光の合間にもサッと買えて、便利。
でも、時間に少し余裕があるならば、马连道(馬連道)へ。
馬連道は、何軒ものお茶問屋が集まるお茶屋街で、大陸北方地区では最大のお茶交易市場。
(“大陸全土”となると、恐らく、お茶の産地である雲南や福建など南部に、
馬連道以上の規模の場所があるのではないだろうか。←あくまでも推測)

以前は行くのがやや面倒だったのだが、
2014年に地下鉄7号線・湾子(灣子)駅が開業し、俄然便利になった。
但し、今回は母が一緒だったため、私はタクシーを利用。
具体的なアクセス方法は、一年前に記したこちらをどうぞ。

★ 馬連道茶城

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地下鉄駅から地上に出ると、その名もズバリ“马连道路(馬連道路)”という南北にのびる道が有り、
その両脇にお茶屋さんが軒を連ねているのだが、私は大抵马连道茶城(馬連道茶城)へ直行。
馬連道茶城は、馬連道のランドマーク的存在で、
全国の茶葉は勿論、お茶に関する物なら何でも揃う、いわば“お茶の総合デパート”。
この画像には写っていないけれど、
建物の前には、お茶に関する知識を網羅した書<茶經>を記し、
“茶聖”と呼ばれる唐代の著名な茶学者、かの陸羽(733-804)の像が建っている。




イメージ 2

建物は4フロアから成り、内1〜3階までがお茶売り場で、最上階はなぜか撮影機器売り場。
お茶屋さんは、壁で囲まれた比較的しっかりとした店舗を構えている茶商から、
一坪ショップ的な物まで無数。


また、前述のように、茶葉のみならず、お茶に関わるありとあらゆる物が売られている。

イメージ 3

茶壺や茶杯といった茶器なんて当たり前で、他にももっと大掛かりな物が色々有るし、種類も豊富なので、
中国茶樓開店を考えている人は、ここにさえ来れば、取り敢えず必要な物は一式揃うはず。


同伴の母は、日本の茶道はやってはいても、中国茶には詳しくなく、“有れば飲む”って程度の人。
でも、建物内をブラブラしていて、茶器には興味津々で、特に茶宠(茶寵)に心惹かれた様子。

イメージ 4

“茶寵 Chá chǒng”は、英語だと無理矢理“Tea Pet”と訳されることが多いみたい。
中国茶を淹れる台の上に、茶道具と一緒によく置かれているあの飾り物のこと。
素材は、茶壺などと同じように紫砂でできている物が多い。
中国人はお茶を淹れながら、たまにその飾り物にお茶を掛け、“育てている”。
まさに、可愛がっているペットと同じ。
(長期に渡り、お茶を掛け続けることで、紫砂製の物はツヤが出て来る。)
ハッキリ言って、無くてもお茶を飲むには困らないのに、
そんな無用とも思える物を置いておくなんて、茶人の遊び心ですね。


母は、小さなカエルがくっ付いたシリーズの茶寵を大層気に入り、全種類買うと言いだした。
私もカエルのモチーフは大好きで、そのシリーズの茶寵も気に入ったのだけれど、
「全部はやめておけ」と、数種類に絞らせた。
(母はいつも見た物を何も考えずに片っ端から全部買ってしまうが、
それらを持って帰るという力仕事は、私の役目になってしまうので…。)
で、(↓)こちらが購入した物。

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どれでも一個60元也。
どうせ小さくて軽いのだから、今回ばかりは母の言う通りに全種類買っておけば良かったかも…、
と後になってちょっと後悔。
(特にそら豆…!なんでそら豆を買わなかったのヨ、私…?!)


その後、店内をさらにブラブラしていたら、あるお茶屋さんの店頭で、似た茶寵を発見。
西瓜の上にカエルが乗ったデザインで、購入した物より大きい。

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試しに値段を聞いたら、40元だと言う。
大きい上に安かったから、こちらも購入。
でもね、帰国後、先に買った物と後で買った物を比べてみたら…

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先に買った小さくて高い方が、明らかに作りが精巧であった。
後で買った方のカエルは、ユルユルのゆるキャラ系。
(画像は、左が先に買った物で、右が後で買った物。)

★ お茶購入

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茶寵購入のついでに、そのお店で茶葉も購入することにした。
馬連道茶城の3階、南区13号に出店する欣茶缘(欣茶緣という福建の茶商。
前年に買って気に入った“小青柑”を売っていたのも、このお店を選んだ一因。

“小青柑 Xiǎoqīnggān”というのは、直径3センチ程の小さな柑橘系のフルーツ。
日本語でも英語でも、何て言うのか、誰に聞いても分からない。
この時も、お店の男性がネットで調べてくれたが、
結果は“カラフト柑”という私は聞いたことの無い物であった。
もしかして、まったく同じ物は日本に無いのかも知れないが、
私は、カボスやライムに近い物なのではないかと想像している。
その小青柑の中に、普洱茶(プーアール茶)を詰めたのが、お目当ての商品。

欣茶縁では、2種類の小青柑を販売。
安いのは一斤350元、高いのは一斤600元。
中に詰められているのは、雲南産の普洱茶。
あっ、ちなみに、こういう形状のお茶でも、他の茶葉と同じように、価格は一斤(500g)単位で記されている。
(確かに、不定形で、一個一個大きさも重さも違うから、価格が違ってきて当然。)


もちろん試飲もさせてもらえます。

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高いのと安いのでは、もうね、香りが全然違うの。
高い方は香りが非常にフレッシュで、普洱茶のお味も濃厚なのにまろやか。


そんな訳で、迷うことなく、高い方を購入。

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他の茶葉も買ったが、写真を撮り忘れた。
ホテルに戻って、袋の中を見たら、オマケに菊茶も入っていた。


母は母で…

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知らぬ間にどこかで花茶を買っていた。
お茶自体はどうでもよく、巾着袋に入った陶器の壺が欲しかったみたい。




馬連道は、中国茶好きな人には楽しい場所。
日本人が買いたがるようなお茶は、大抵ここで買えるはず。

イメージ 12

日本での放送がもう直最終回を迎えるドラマ『月に咲く花の如く〜那年花開月正圓』にしばしば登場する
大紅袍や茯茶も、勿論有り。…しかも選択肢豊富に。
(→『月に咲く花の如く』で、アクシデントから生まれたお茶“金花茯茶”については、こちらを。)

一国の首都で、この規模のお茶屋街を、私は他に知らない。
北京で、時間に多少余裕が有るのなら、中心部でお茶を買わずに、
馬連道まで足をのばしてみても良いかも知れません。



◆◇◆ 北京马连道茶城 Maliandao Tea City ◆◇◆
北京市 宣武区 马连道路 11号 

 地下鉄7号線・湾子(灣子)駅
D出口から出て、馬連道路を南下 徒歩15分程度

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mangoさん、こんにちは!小青柑、私も大好きです❤上海出身の中国語の先生が入れてくださったお茶が美味しくて、名前を聞いたら分けてくださったのが小青柑でした。でも、日本ではあまり売ってませんね😢これをきっかけに、中国茶に俄然興味が湧き、色々試しています。先日は、横浜中華街で云南省普?嚢茶の餅茶なるものを購入しました。中国茶の世界も奥が深いですよね!

2019/6/10(月) 午前 8:56 [ ゆう ]

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ゆうさん:
小青柑は、あちらでは数年前から流行っているようですが、
日本ではどうでしょうねぇ?
日本だと、普洱茶は「漢方薬くさい」と言って駄目な人も多いですし。
中国茶は、熟成の度合い、形状が無数にあり、本当に奥が深いですよね。
色々試すのが楽しいです。

2019/6/12(水) 午後 8:56 mango


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