縷々なヒトリゴト

日々溢れてくる想いの一片でも、目にしていただけるだけで、とても嬉しいです。

読書【日本】

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前回の「リストカットシンドローム」の続編。

今回は大量服薬(OD=オーバードーズ)にも
触れている。

私もかつてODで入院したことがある。
最低だ。

鼻からチューブを入れられて
口から吐けるようにされる。
胃洗浄をされる。
時間が経った薬もあるため、
活性炭を注入される。

リストカットと同じで
大抵、死ねない。

私が飲んだのは
プロザックと言う
日本ではまだ未公認の抗鬱薬で
個人輸入していた。

それを200錠ほど飲んで、
何時間後に発見されたのかは
分からないし、
致死量だったのかも
分からない。

この本の中では
リストカットを
後悔している人も
していない人も
紹介されている。

でも、
リストカットは
いい意味でも悪い意味でも
「自分のことしか考えていない人」が
するものだと感じた。

もちろん周囲に対する
気遣いがあれば、
リストカットなんてできない。

そこまで
追い詰められてこそ
できる行為であって、
ファッションなんかではない。
(最近は、ファッション化しているとも聞くけれど・・・)

もっと、
周囲の人のことを
考えられる人でありたいと願う。

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今でも信じている人がいるのかも知れないが、
手首を切っただけでは大抵死ねません。

リストカット(いわゆる自傷行為、手首切り)は
生きる為のポジティブな行為だと私は思います。

この本のインタビューを受けた人のほとんどが
その為にリストカットしています。

実際、私もそうでした。

生きなければいけない現実と
死にたい憧憬の狭間にあったのが
リストカットと言う行為でした。

もちろん、
心配してもらいたいから、
孤独を知ってほしいから、
と言う理由で切る人もいます。

でも、大抵は
「生きる為」に自傷行為をしている人が多いと感じました。
そして、ちゃんと、
リストカットでは死なないことを知っている・・・。

一概には言えませんが、
リストカットをする人には
第一子・自己評価の低さ・両親の重圧等が
共通して見られるようです。

決して、その手段を
ただ取り上げないでほしいのです。
代わりになるものを与えず、
ただ、リストカットを止めてほしいといっても、
無理な話です。

彼らにとっては、
まさに「生きる為」の最後の手段なのですから。

以前に感じた私のリストカット論です。リストカット

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「人間失格」/太宰治

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生きていくことに否定的であり、
弱すぎる自分を重ねる思いがした。

人間、失格。
それを決めるのは自分だ。

生きている以上、
人間は誰かに迷惑をかけているものだし、
例え健康で仕事が出来ても
それに変わりはない。

産み落とされる瞬間、
子供が泣くのは、
「この世に生きるのは嫌だ」という
泣き声であると聞いたことがある。

それにしても主人公の
「それで死ぬことにしました」と
あっさり言えるのは
文学のなせる技巧なのだろうか。
それとも著者の本心なのだろうか。

酒と薬と淫売婦に溺れ、
そもそもの初めから生きる気力もない。
引きずられてしまいそうな作品だ。

人間失格←ここから読めます。

「斜陽」/太宰治

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久々に読み返してみたが、
母を亡くして読み返した今、
ずっしりとその状況・言葉の重みを感じた。

そして、弟・直治の遺書。

生きる権利もあれば
死ぬ権利もある、という言葉。

でも、お母様がそれを喰いとめていた。
母を亡くした直治は
生きる理由も一緒に失くしてしまったのだと思う。

「とにかくね、生きているのだからね、インチキをやっているに違いないのさ。」

と言う言葉は、著者自身の心の叫びのように思われる。
「死ね」と言う言葉を飲み込む代わりに、
「大丈夫?」と声をかける偽善!

インチキでも、今私は生きている。
偽善者でもあろう。

母のいない今、
死んだって構わないだろう。
でも、喰いとめる何かがある。

太宰文学の中心的な存在の作品。
でも、マイナーな作品も好きだ。

今年こそ、斜陽館を訪れてみたい。

エイズに対して恐ろしいのは、無知なことである。
エイズは血液、精液以外からは感染しない。
だから、空気感染もしないし、一皿の料理を一緒に食べても大丈夫である。
通常の生活を共にしても、抱き合ってもキスする程度のコミュニケーションも心配は要らない。

しかし、もし目の前にエイズ患者がいたら、一体何ができるだろう?
頭で解っているからと言って、実際に行動できるだろうか。

作者はエイズセミナーに参加し、徹底的にエイズの知識を学んだにも関わらず、
実際にボランティアで1人の女性患者の家に行った時に、恐怖をとめることができなかった。
大丈夫だと解ってはいるのに、ためらいのようなものを感じ、自己嫌悪に陥ってしまう。

エイズ患者にとって1番辛いこととは何か。
もちろん、日に日に蝕んでいくHIVがもたらす痛みとの闘いもあるが、
親しい友人・家族と隔離され、腫れ物に触るように扱われ、
言葉では表面上、心配はしているような振りはするものの、
人間としてはもう扱われなくなることなのだ。

エイズはその特異性から、必ず告知される。
そして、それは死への約束そのものである。

生まれたばかりの赤ん坊に対してもそれは同様だ。
生まれた赤ん坊が立つ間もなく、余命を宣告される。
母親なら当然持つであろう感情である自分の子の成長を夢見ることさえ許されない。
そして、最終的にその事実に耐えられなかった母親は、
自分の子供の首を絞めて殺してしまうというケースもあった。

一時期のエイズパニックは過ぎたものの、
私たちのエイズに対する知識が向上したとはとても思えない。

私は友人や家族が例えエイズにかかったとしても、ハグやキスができるだろうか?
それは頭では解っていても、実際に現実に直面しないと結論は出せそうにない。

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