味覚人生 〜ココロのグルメ〜

神は必要な物をあたえたまう。苦しいことも楽しいこともその人には必要なもの。それならそれを悠々と味わう

仏具

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雪駄

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雪駄


おしゃれは足下から,とよく言われる。
私も会社員時代は,靴には気を遣った。別にめちゃくちゃ高い靴を
買っていた訳ではなく,なるべく綺麗に手入れしていた。
会社を辞めて,ヨーロッパを旅行した時も,もう必要ないと思いつつ
革靴を買ってしまった。でもこれが足にピッタリですごい履き心地がいい。

僧侶の足下は,雪駄である。
写真の左は一般的な草履。
真ん中は雨天用に足先にフードが付いている。
右は下駄。
共通するのは,鼻緒が白いこと。

どれをどの場面で履くか? 特に指定はない。
ただ,法要などで下駄を履く人は少ない。
値段の方は,ピンからキリまでありますが,私が履いているのは
2000円ぐらい。安い方。当然高いのは何万円もします。
一般のサラリーマンの靴代よりは安いと思います。
耐久年度は1年ぐらい。そう考えると安い買い物かもしれない。

草履に白い足袋。やはり足下は綺麗にしておきたい。

香水

香水


仏教ではこの語を「こうすい」とは読まず,「こうずい」と読む。
現在では,もっぱら体臭を除くため,またおしゃれの一つ・化粧品として
西欧から普及したものを指しているが,香は元来古代インドで発達したもの。
さまざまな香水を水に溶かし体に塗る塗香(とこう,または ずこう)が,
この「香水」あるいは「香油」のことである。

仏教の供養として「十種供養」がある。
華・香・瓔珞(ようらく)※装身具のこと ・抹香・塗香・焼香・
幡蓋(ばんがい)※荘厳具 ・ 衣服・伎楽(音楽)・合掌 の十種。
4割が香関係で占められている。それだけ,インドでは
香は欠くべからざるものだったようだ。

暑くジメっとしていますが,お香を嗅ぐとなぜかピシっとします。

ちなみに,仏教の儀式で焚く香は,本来弔問客が持参するのが習わし。
それが,できないときに 香の代金を相手に渡す習慣が,現在の「香典」の
起源である。

ピカピカ

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ピカピカ

毎年年末恒例の大掃除。その中でもちょっと大変なのが,
仏器磨き。文字通り仏器を綺麗にピカピカに磨くのである。
たぶんだれもこんなことを紹介しないと思うので紹介させて頂きます。

準備するモノ。

ピカール(磨き洗剤),布(タオル),ゴム手袋,新聞紙。

最近ピカールは,ホームセンターで売っている。ピカールは
金属(真鍮,銅,鉄など)を磨く洗剤でドロドロで白い液体。
ゴム手袋がなくても良いが,急に別の用事をするとき,外せばいいので便利。

まずは,布にピカールを付ける。少し多めが良い。そしてひたすら
ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ・・・と力をこめて磨く,磨く,磨く。
ただこれだけ。そうすると,青黒い汚れが布につく。そして
仏器に残ったピカールを拭き取るため新聞紙で綺麗に拭き取る。
これで完了。

写真二枚目の左が,磨く前。右が磨いた後。違いがわかりますでしょうか?
磨く前は黄色がかった金色ですが,磨いた後は白っぽい金色になります。

この仏器磨きは,結構楽しい。磨いていて綺麗になるのがわかり
なんか嬉しい。

ちょっと疲れるが,結構嬉しい掃除です。

親玉

親玉

現在あまりよいイメージの言葉ではない「親玉」。
盗賊の頭(かしら)などグループのリーダーを表わす。

先日御紹介した数珠には,他よりひときわ大きい中心となる
珠がある。これが親玉。これが現在のように使われたのは,
「八犬伝」のエピソードに基づいている。

この物語の中で役小角(えんのおづぬ)が伏姫に数珠を授けるのだが,
この数珠には親玉が8つあったという。主人公となった八犬士は,
この8つの親玉が飛び散って生まれたのである。ここから,
中心人物のことを親玉というようになった。

最近では,文字通り「悪の親玉」がよくニュースに登場する。
悪いことをすれば悪いことが,良いことをすれば良いことが
返ってくる。神佛は必ず見ていてくれる。

数珠

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数珠(じゅず)

「ずず」とも読む。坊さんの七つ道具。
珠数,誦珠とも書き,念珠(ねんじゅ)ともいう。

佛・菩薩などを礼拝するとき手に掛け,
また称名や陀羅尼を誦えるときに数を数える時に
用いる。緒で貫通された珠の数は108個が基本の数で
これの10倍あるいは,半分,4分の1などの数を用いる。
宗派によって多少形の違いがある。

これは108の煩悩を断つことを表わすという。だから
念珠の糸が切れると縁起が悪いという人もいるが
逆に煩悩を切り離せた,という良い解釈をする人もいる。

添付写真の右側が,標準の108珠で,左が最近ファンションにも
なってりる腕輪念珠です。材質は色々ある。木材や石など。
木で代表なのは,梅,紫檀,菩提樹。石では水晶,翡翠,瑪瑙など。
親玉(写真の透明な大きな珠)に付く小さい珠は,
10個と20個と2本ある。これは,念仏・真言を数える時
108個の珠を数えた時,つまり一周した時に一つを上にあげる。
これが,10回続き全部上がったら約1000回唱えた計算になる。
1000回唱えたら別の小さい珠をあげる。そうすると都合約2万回まで
数えられる。

インドでは,右手が清く,左手が不浄とされている。そこから
来ているのか,数珠も左手にする。

値段の高い・安いもあるが,お坊さんが好きな材質・色を選べる。
たぶん坊さんが唯一できるおしゃれかもしれない。

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