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皆さんが,異口同音に,HCJB日本語放送は 『家族的』 であると語った。
先月,東京淀橋教会で開かれたHCJB日本語放送 [アンデスの声] 50周年記念
集会でのことである。
この集いは,尾崎一夫・久子さん夫妻が1963年6月に日本を離れ,1964年5月
にHCJB日本語放送 『アンデスの声』 の放送を開始して50年になるのを記念して,
尾崎一夫さんが,尾崎夫妻の放送を様々な形で支えてくれた人々と放送を聴き続
けてくれたリスナーに感謝するために開かれたものである。
(上記画像は2013年5月のベリカードで,マイクに向かう尾崎夫妻である)
尾崎夫妻の番組制作に勤しむ姿を取材したフジテレビのドキュメンタリー (1976
年制作) も,放送伝道の活動を支え続けている教会関係者も,尾崎夫妻の招きで
エクアドルを訪ねた福音歌手も,そして,短波でHCJBを聴き続けているリスナー
も,一夫さんと久子さんの仲睦まじい夫婦愛,子供たちとの伸び伸びとした家族愛,
信仰に支えられた人間愛,それは 『HCJB日本語放送』 そのものであると讃え,
その生き方を 『家族的』 であると表現した。
HCJB 『アンデスの声』 日本語放送は2000年12月31日,エクアドルからの最後
の放送をナマ番組として放送した。36年の歴史に幕を閉じようとしていた。この番組
を放送するために,尾崎さんはリスナーから 『一言メッセージ』 を募ったところ,沢山
のメッセージが寄せられた。
その一部は,36年間の記録をまとめた 『アンデスの声 リスナーズアルバム』 (山田
耕嗣編集,2001年,マガジンランド発行) に収められている。そのとき,私は,次の
ようなメッセージをFAXで送った。
≪リスナーの目線と,普段着のままで,人生を照らしてくれた≫
その後,様々な経緯を経ながらも,日本の熱烈な尾崎ファンの “日本語放送復活”
コールに応えたいと言う尾崎さんの願いが天に届いたのであろうか,オーストラリア
政府からHCJBのクヌヌラ送信所建設が認可されたのを機に,2006年6月,奇跡
ともいえるHCJB日本語放送の再開が実現したのである。
現在,土曜日には尾崎さんが制作したインタビュー番組などが放送され,日曜日
には淀橋教会の峯野龍弘先生の聖書解説が放送される。お二方とも,そのお話
は,単なる 『説教』 というものではなく,ご自身の人生経験に根ざした,言い換え
れば,リスナーにとって身近な話題,例えば,毎日の仕事の中で経験する様々な
試練,社会生活で経験する複雑な人間関係,そう言った,誰もが直面するであろ
う問題の解決にヒントを与えてくれる,元気を与えてくれるお話が多いことから,
リスナーたちはHCJBの番組に耳を傾けるのだ。
振り返れば,『アンデスの声』 で紹介される,南米各地の移住者から届くお便りと
それに対して尾崎夫妻から発せられるメッセージは,家族同士の語らいを想わ
せるものであった。
ここでも,リスナーの目線で,普段着のままで,リスナーに語りかけたのである。
久子さんは2006年9月,夫である一夫さんと娘さんやお孫さんたち,家族に
見守られながら,息をひきとった。静かで,厳かな最期であったと言う。
http://www.hcjb.org/hcjb-global-news/memorial/veteran-japanese-hcjb-world-radio-program-producer-dies-of-cancer.html
今回の記念集会についても,尾崎さんは天国の久子さんにいろいろと相談した
ことであろう。そして,集会が滞りなく執り行うことが出来たとの報告を聞いて,
久子さんも喜んでいることだろう。
記念集会の翌日,突然に一つの悲報が届いた。
集会で配られたパンフレット 『HCJBアンデスの声 50年の歩み』 を制作した
田邊裕一郎さんのおばあちゃんが病気のため亡くなったのだ。
エクアドルで,田邊さん一家と尾崎さん一家は,正に 『家族』 そのもののお付
き合いであったと聞く。
改めて,久子さんと裕一郎さんのおばあちゃんのご冥福をお祈りしたい。
そして,HCJB日本語放送が,家族的な放送として,リスナーの目線で,
普段着のまま,末永く続くことを祈る。
※ 尾崎一夫さんの 『ふるさと訪問日程』 は次のとおり。
http://japanese.hcjb.org/SW_Schedule/2013Japan_Schedule.pdf
※ HCJB日本語放送のホームページは次のとおり。
http://japanese.hcjb.org/
※ HCJB日本語放送 [アンデスの声] 50周年記念集会の記事一覧
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/879687.html?m=l
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こんばんは。
リスナーの集い、お疲れ様です。関連記事も含めて、拝読いたしました。
私もお二人のご冥福を祈ります。
2013/6/5(水) 午前 0:37 [ ISHIZAKI Kyoshiro ]
ISHIZAKI さん,こんばんは。
HCJB日本語放送は,リスナーの視点に立って番組作りを
していることが,放送が長続きしていることの大きな理由だ
と思っています。
2013/6/5(水) 午後 11:13 [ Hosoya ]