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韓国KBSが12月1日,中国国際放送が12月3日,それぞれ日本語放送の放送開始記念日を
迎えた。遅ればせながら,改めて,お祝いを申し上げたい。
KBSは今年,日本語放送開始55周年ということで,毎年恒例となっている 『韓国歌謡コンクール
・グランプリ発表』 と 『最優秀模範リスナー発表』 の他に,記念のアンケート結果なども紹介した。
又,中国国際放送は来年,開局70周年の年となることから,北京にある放送ビル2階の展示室
を一新し,『国際放送事業成果展』 などのコーナーも設けて,訪問者の注目を集めているという。
海外からの短波放送は,かつては 『国の宣伝放送』 と呼ばれたことがあり,今なお,それを色濃く
残す放送局も見受けられる。しかし,KBSや中国国際放送に代表される多くの海外放送局では,
政治経済の問題だけではなく,その国の歴史や芸術文化,スポーツなどを紹介する番組が豊富
であり,そこに住む人々の日常生活の息吹と生活感覚に触れることができる。
今年後半には,朝鮮半島情勢が厳しくなり,日中間には難しい状況も発生した。
地球儀や世界地図を南北を逆にして見ると,ニュージーランドやオーストラリアの人々が "We are
the top of the world" と主張する理由が良く分かる。それと同じように,われわれが韓国や中国の
人々と,どのように付き合うべきか,自らの立場を守りつつ,相手の立場にも立って考えるには,
KBSや中国国際放送の日本語番組を聴くことは,大変有用であると考えられる。
KBS日本語班チーフのキム・ヒョソン (金孝宣,愛称 : ラッコ) さんは記念番組の中で,55年の
歴史を振り返りつつ,放送の送り手としての熱い想いを,次のように語った。
韓国から発する唯一の日本語メディアとして注目を浴びた放送開始の頃とは違って,
自由に情報を取得できるネット時代になった今こそ,韓日友好の懸け橋として,信頼
できる情報と,ラジオならではの温かさを,リスナーの皆様と共有できるよう,いつまで
も絶えることなく,電波をお届けしたいと思います。
当ブログ子も,この考えにまったく賛成であり,できれば国際短波放送全体が,その衰退に歯止め
が掛かり,隆盛の方向に向かうことを期待したい。
( Myコラム 過去記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/90339.html?m=l
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