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スペイン旅行記

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アルへシラスは,ヨーロッパ大陸からアフリカ大陸に船で渡る際の
起点となる街である。

多くの旅行者は,ここからモロッコやアルジェリアに向かうと言うが,
われわれは時間的な制約や安全上の問題もあり,それは諦め,
湾の向うに位置し,アルへシラスの街からは陸続きとなっていて,
バスで入ることができる 『イギリス領ジブラルタル』 を訪ねることを
予定していた。

夕方,私がラジオに聴き入っている間,連れ合いは眼下の港に頻繁
に出入りするフェリーを眺めていた。
暗くなるとともに,航跡は何本もの光りの線となって行き交い,旅情を
誘う。『あのフェリーに乗って,アフリカに渡ってみたい。このチャンス
を逃したら,もうアフリカの地を踏むことは出来ないかも知れない』 と
という。

私自身も,『アフリカ大陸』 への想いが捨て難い。
そこで,イギリス領ジブラルタル行きを変更して,アフリカ大陸に位置
しながら,スペイン領となっている 『セウタ』 の街に,フェリーで行って
みることにした。

朝一番のフェリーの乗客は,われわれを含めて7〜8人だけである。
ところが,船内に入ってみると,沢山の男たちが乗り込んでいた。
このフェリーは,お客だけではなく,物流などのトラックを積んでいる
ので,その運転手さんが多いのだ。

フェリーはジブラルタル海峡を滑るように進む。水平線が弧を描き,
地球は円いことを実感する。
間もなく,左手前方に,小高い山が見えてきた。これは,スペイン領
セウタである。続いて,右手前方に,かなり高い山々が見えてきた。
こちらはモロッコ領である。

夢にまで見たアフリカの地を,遂に踏むときがきた。
アフリカに旅をしたいと思いつつ,これまで実現しなかった。

小さな街,それもスペイン領の街を訪ねたのでは,アフリカを旅した
とは言えないかも知れないが,ここが 『アフリカ大陸』 であることは
間違いない。大きな感動を覚える。
アラブ服姿の人々が行き交い,ここは正しく 『アフリカ大陸』 だ。

上の写真は,左がセウタの高台から望むモロッコの山々である。
右は,この街で食べた魚介類の唐揚げミックスとシーフードサラダで
ある。味付けはアフリカ風と言うよりは,スペインそのものであったが,
これもまた美味で,二人で食べても十分なボリュームであった。

( 『スペイン旅行記』 タイトル一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1045214.html?m=l

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スペイン南部の港町,アルへシラスに着いた。
ホテルのカーテンを空けると,正面の湾の向うに,大きな山が見えた。
受付で,『あの山は何と言うのか』 と尋ねると,『ジブラルタルだ』 と
教えてくれた。

事前のガイドブック勉強では 『イギリス領ジブラルタル』 は,もっと
左手に見えるはずだった。そして,あんなに高い山になっているとは
思わなかった。
ガイドブックに頼ることなく,自分の足で歩き,自分の目で確かめると
いう,旅の大原則を改めて知らされた想いだ。

アルへシラスの街では,このイギリス領ジブラルタルからの放送と
海峡の向うのアフリカ大陸からの放送が,どのように聴こえるのかを
確認したいと思っていた。

早速,スーツケースからラジオを取出し,WRTHを見ながらダイアルを
回してみた。
"Radio Gibraltar" は中波の1458kHzを初め,当然のことながら,FM
放送も数波で良く聴こえてくる。音楽を挟んで地域密着の情報番組が
続くが,毎正時には "BBC News" が流される。
http://www.gbc.gi/

"British Forces Broadcasting Service, Gibraltar" も,FM放送で音楽を
流し続けている。
http://www.bfbs.com/radio/stations/gibraltar

一方,モロッコの "Radio Mediterranee Internationale" と思われる放送が
171kHz (長波) で聴こえてくる。私にとっては,初めての長波受信で
ある。残念ながら,言語が理解できず,局名も確認できない。

アルジェリアからと思われる放送も,良く入る。
"Radio Algerienne" と思われる局が,549,837,1017kHzなどで聴こ
えている。

これらの局には,現地から受信報告を書こうと思ったが,英語の受信
報告では筆も進まず,国際返信切手券も手持ちがなかったので,日本
に帰国してから送った。未だ,返信は得られていない。

( 『スペイン旅行記』 タイトル一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1045214.html?m=l

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一週間ほど世話になった,セビーリャのアパートともお別れである。
日本を発つ前,連れ合いがネット検索をしていて,パティオ (中庭) のある
いかにもスペインらしい滞在型アパートがあると言うので,ここを予約して
出掛けた。

ホテルのようなキメ細かなサービスはないけれども,『日常生活』 が出来る
よう環境が揃っていて,リビングルーム,ダイニングキッチン,洗濯乾燥機,
それに寝室という,日本の 1LDK マンションの感じである。
http://www.booking.com/hotel/es/corral-de-san-jose.ja.html

『中庭で朝食とコーヒー』 という夢を抱いていたが,春とはいえ朝の気温は
低めで,そんなオシャレな経験は出来なかった。
しかし,昼下がり,中庭の椅子に腰を下ろして青空を眺め,夜は,メロンと
生ハムとワインを堪能 ― 『スペイン』 を満喫する日々であった。

道路に面した出入り口は,日本のお城の大手門の扉を想わせるような
木製の頑丈な扉と鉄格子の扉で,二重にガードされている。
日中は,木製扉は開いているので,鉄格子扉の鍵を開けて出入りする。
夜間は,両方の扉を,自分で開錠して出入りする。

チェックアウトは,フロントにキーを返すという形ではなく,先ず自分の部屋
のドアを閉めて,二重扉の出入口に向かう。
キーで扉を開け,その状態のまま,スーツケースを外に出し,一旦,扉の
中に戻り,壁に設置されている自分用の郵便ポストにキーを投げ落とす。
そして,再び外に出て,扉を閉めると,自動的にロックされて,二度と入れ
なくなるという仕掛けだ。
ちょっと心配になったが,これが 『文化』 というものだろう。

( 『スペイン旅行記』 タイトル一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1045214.html?m=l

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日曜日の朝,セビーリャの街は,静に,そして,ゆっくりと動き出す。
きょうで,この街とはお別れである。

私にとって,この街の魅力は,迷路のように複雑に入り組んだ石畳
の道である。しかも,本当に狭いのである。
この街を歩くときは,地図を片手に,今来た道を良く覚えていないと,
帰れなくなるかも知れないほどだ。

車一台がやっと通れるような道路が,到る所にある。
車が来れば,人々は建物にへばり付くようにして立って,車が過ぎ
去るのを待つ。

このような街をつくったのは,人々の生活の知恵なのであろうか。
それとも,何世紀も前の為政者が侵略者を惑わすために,殊更に
複雑な街づくりをしたのであろうか。機会であれば,調べてみたい。

輝く太陽が真南に差し掛かる頃,街角にあるレストランは,賑やか
になる。道路にはみ出したようなテラスでは,友人同士,家族連れ,
それぞれのテーブルには,美味しそうな料理とワインが並び,語らい
を楽しんでいる。テーブルが一杯で,ワイングラスを自分の椅子の
下の石畳に置いている紳士もいる。

われわれも,店の前のタテ看のメニューに誘われて,この店に入って
みることにした。ケーキ屋さんに併設したレストランのようだ。
http://www.confiterialosangeles.com/

と,言っても,チョークで書かれたスペイン語のメニューを読めるわけ
ではなく,女性店員に英語で尋ねると,『ねぇ,英語で訊いてるよ!』
という感じで,別の女性店員を呼んでくれた。

第1グループから一品,第2グループから一品を注文するのだという。
二品にパンが付いて,10€ である。二人で別々のものを注文すると,
四品を味わうことができる。

左の写真がイベリコ豚の煮込み料理,右が鮭のグリル焼きである。
連れ合いは,スペインでぜひ食べたいと言っていた,イベリコ豚の
煮込み料理に大喜びである。どんな料理か分からずに注文したの
だったが,思いがけず,食べたかったものに出会うことができた。

この他に,サラダと温野菜のあんかけをとったが,何れも,われわれ
の好みの味付けだ。特に,イベリコ豚は,じっくりと,柔らかに煮込ん
であり,本当に美味しかった。しあわせ,しあわせ,である。

( 『スペイン旅行記』 タイトル一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1045214.html?m=l

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セビーリャの南12kmのところに,コリア・デル・リオという小さな町がある。
路線バスは,われわれを含めて7〜8人の乗客を乗せて,様々な村落を
経由して,50分ほどで到着する。車窓からはスペイン南部の農村風景を
楽しむことができる。

伊達正宗の命を受けた支倉常長を中心とする慶長遣欧使節がローマに向かう
途中,スペイン国王に拝謁するため,1614年10月に,この街に立ち寄ったと
いう。

そのような縁から,1992年の慶長遣欧使節団渡航380年記念事業により,
宮城県からコリア・デル・リオの町に支倉常長の銅像が贈られた。
この銅像は,川沿いの公園に静かに建っている。

そのことを,ガイドブックの小さな囲み記事で知り,彼の銅像を訪ねてみよう
と思い立った。

終点でバスを降りたものの,方向が全くわからない。ウロウロしていると,
ちょうど,巡回中の若い男女の警察官が通りかかったので,『支倉の銅像は
どちらですか』 と尋ねたところ,『この道を真っ直ぐ行けば良い』 と指差して
くれた。

ところが,行けども,行けども,たどり着けない。
途中,歩道で立ち話をしているオバちゃん連中に,尋ねてみた。
すると,貫録のある,ひとりのオバちゃんが,『オーッ,ハセク〜ラ!』 と言って,
連れ合いの手を引っ張って歩き出した。1ブロック歩いたところで,『あっちだ』
と教えてくれたので,お礼を言って,そこで別れた。

教えてもらったとおり歩いても,未だ分からない。
今度は,向こうから,颯爽と歩いてきた女性に尋ねてみた。
この女性も親切で,われわれと一緒に,大きな通りに出るまで,歩いてくれた。
そして,『あの角を,左に入ったところだ』 と教えてくれた。

この街の人々は,皆んな,『ハセクラ』 を知っているのだ。
多くの人たちの親切によって,ようやく支倉常長の銅像に達することができた。

帰国後,インターネットで関連情報を調べてみると,この銅像が落書きなどで汚さ
れているとの情報に接した。この銅像を贈った宮城県の担当部署と関連サイトの
主宰者に,現在は綺麗になっていることを,写真を添付して知らせたが,現時点
までに何の反応もない。

しかし,ご自身のホームページで支倉常長のことを書いておられた,元宮城県知事
の浅野史郎先生に 『ネットで,支倉常長の銅像が汚されているとの情報に接したが,
現在は綺麗に維持されている』 と知らせたところ,多忙にも拘らず,直ぐにお礼の
返信メールをいただいた。
これも,一つの旅の想い出となった。

( 『スペイン旅行記』 タイトル一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1045214.html?m=l

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