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ロサンゼルス国際空港に無事に着陸した。
入国審査場は大勢のお客でごった返しているので,どの列に並ぼうかと
ウロチョロしていると,女性の係員が 『向こうの Express line に行け』 と
促してくれた。小さな子供と一緒の家族連れに配慮してくれたのだろう。
家族全員で審査ブースに進む。
米国への入国にあたっては,日本を出発する前に,”ESTA” と呼ばれる
電子渡航認証システムの手続きを済ましておかなければならない。しかし,
この手続きが済んでいても,実際の入国にあたっては顔写真を撮られ,
かつ両手の指紋も取られる。
手荷物を受け取ってロビーに出ると,『細谷様』 のカードを持った男性が
待っていてくれた。これから,われわれをサンディエゴのホテルまで搬送
してくれるドライバーである。
『ミニバン・サービス』 は,クルマを運転できない旅行者にとっては便利で
ある。インターネットで検索すると,いろいろな会社があるようだが,万一
トラブルが発生した時のことを考えて,日本語の通じる会社に予約した。
スーツケース4個,ストローラー (ベビーカー),それに小さな手荷物などを
載せると荷物スペースはほぼいっぱいである。ドライバーの隣に私,その
後ろの席に長男夫婦と下の孫娘,一番後ろの席に私の連れ合いと上の
孫娘が座った。さあ,これから3時間,ハイウェーを南下していく。
サンディエゴの夕陽が沈む前に,到着できるだろうか。
ここはアメリカ,当然右側通行で,時々,中央分離帯寄りの車線を走る
のが気になった。『CAR POOL』 と白い文字が車線に描かれている。
ドライバーの男性が説明してくれた。『カー・プール・レーン』 と言って,
平日の朝と夕方の時間帯に,2人以上乗っている車が走る車線だという。
ラッシュアワーの渋滞緩和策の一つらしい。
時差ボケで,否,機内で十分な睡眠がとれなかったためであろう,皆んな
グッスリと眠り込んでしまい,シーンとしている。私とドライバーが時々
言葉を交わすのみである。何かトラブルが起きないとも限らないから,
添乗員役の私は眠ることは出来ない。必死に我慢している。
そのおかげで,車窓から海岸線の美しい風景を楽しむことが出来た。
ロサンゼルスからサンディエゴまでは,これまでも何回か南下したことが
あるが,いつも電車に乗っていたので,クルマでハイウエーを走るのは
初めての経験である。アメリカの道路の幅広さには改めて驚く。
途中,廃炉にすることが決定しているという原子力発電所を右手に
見ながら走った。恐怖心と言うのではないけれども,どことなく良い
気持ちがしない。
ハイウエーを下りて,サンディエゴ市内に入った。
市内と言っても,町の中心部からはかなり離れているので,郊外と
言った趣きである。これから滞在するのは,普通のホテルではなく,
マンションの数室をホテルとして利用させているところなので,ビル
のサインがあるわけでもなく,無事に到達できるか不安もあったが,
クルマのGPSのお陰で迷うことなく到着することが出来た。
既に,夏時間の午後6時を回っていた。
( 南カリフォルニアの旅記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1080166.html?m=l
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