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ホノルル国際空港に着陸したのは,現地時間の朝の7時過ぎ。
空港の外に出ると,ハワイ特有のシャワーの後で,相当に蒸し暑く感じられた。
大きなスーツケースを持って市バスに乗ることは制限されているので,乗合いの
シャトルバンに乗って,ホテルに向かう。乗客は8人ほど。それぞれの滞在ホテル
を回って,お客を降ろしていく。われわれが投宿するホテルは,一番最後になり,
到着したのは9時過ぎだった。
未だチェックインが出来ないので,荷物をフロントに預けて,街に出た。
ホノルルでの 『初仕事』 は,市バスのシニア割引のパスを購入することだ。
東京を出発する前,市バス 『The Bus』 のホームページで,この割引パスは
ダウンタウンの市役所分室で購入できることを知り,そこに足を運んだ。
何とか探して,市役所分室にたどりつき,市バスのシニア割引パスを購入したい
と申し出ると,窓口の女性スタッフが 『最初の基本カードの作成には顔写真が
必要なので,市バスのオフィスに行ってほしい。その後の,毎月の更新手続きは,
ここでも可能だが・・・』 と申し訳なさそうに言う。
仕方なく,ホノルル郊外にある市バスのオフィスに行くため,バスに乗った。
オフィスの近くで降ろしてくれるように運転手に頼んでいたのだが,1時間近く
乗っているのに,声がかからない。地図を見ると,予め調べておいた,オフィスが
あるはずの地域も通り過ぎてしまったように思われた。
バスが信号停止したところを見計らって,運転手に尋ねてみた。
すると,もう,とっくに通り過ぎてしまったという。
彼も責任を感じたらしく,対向車線の車列が途切れたところで臨時停車して,向い
側の停留所を指して,『すぐ降りて,あのバスストップでAラインの特急バスに乗れ』
と助言してくれた。信号機もなく,横切る歩道もないところで,片道4車線の車道を
横切るのは大丈夫かと不安になったが,ここは進むより他ない。
オフィスで,旅券を見せて,『シニア割引パス』 を作ってもらう。
先ずは,顔写真の撮影である。担当の体格の大きいオジさんが 『はい,笑って』 と
いうが,人間,そう簡単に笑顔になれるものではない。ましてや,異国で,大変な
回り道をして,ようやくが見つけて,ほっとしたばかりである。時差ボケもあり,疲れ
切っていた。
コンピューターに個人情報を入力して,20分ほどで,夫婦2人分のカードが完成した。
カード作成代は,一人分10ドルである。これに,『9月有効』 のステッカーを貼るので,
それに5ドル。合せて,15ドルを支払った。
バスに1回乗れば2.5ドルかかるから,7回乗れば元が取れる勘定になる。これが
あれば,ホノルルの町はもちろん,オアフ島の全域を回ることができ,路線を間違えて
何回乗り換えても,その都度料金を支払う必要がない。苦労して購入する価値は
十分にある。
このカードは2019年9月まで有効で,再びホノルルに行く機会があれば,5ドルで
その月分のステッカーを購入して貼れば,乗り放題となる。
次回以降は,そのステッカーを,市内にある市役所の分室で購入できるから,楽である。
そして,このカードの,何よりのメリットは ――
運転手に,このカードを提示して乗車すると,それを乗客が見ていて,『あっ,シニアだ』
と思うのであろう,みんな席を譲ってくれるのだ。有難いことである。
"The Bus" のホームページは次のとおり。
http://www.thebus.org/
( ハワイ旅行記 ・ 記事一覧 )
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1117359.html?m=l
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