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韓国旅行記

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今回の韓国旅行では,首都ソウルで政治の舞台を見学し,テグ (大邱) とキョンジュ (慶州) で
世界遺産を詣で,そして,クアンジュ (光州) では 『光州事件』 について理解を深めたいと思って,
出かけた。

テグから新幹線 KTX に乗り,オソン(五松) 乗換えで,光州には1時間20分ほどで到着する。
『光州事件』 で犠牲となった人々を追悼する 『国立5・18民主墓地』 に行きたくて,ガイドブックや
ネット検索したところ,この墓地は郊外にあるため,KTXの駅から地下鉄で街中に出て,バスを
利用して行くらしいことが分かった。

地下鉄の駅で,改札を出て,バス停の位置を確認しようと案内図を探したが,韓国語が分らず,
ウロウロするばかり。すると,駅の女性スタッフが英語で語りかけてきた。『518番』 のバスに
乗りたいことを告げると,地上に出ればバス停があるからと言うので,取り敢えず地上に出た。
すると,そこは大通りの交差点で,十字路になっている。『518番』 のバス停が分らない。

この時点では,何の想いもなく,一所懸命に 『518番』 のバス停を探していたが,後で冷静に
なって気付いたのだが,『光州事件』 の起きた5月18日を忘れないために,この街では様々な
ところに 『5・18』 が見え,バスの路線番号に 『518』 が付けられているのは単なる整理番号
ではなく,それ以上の意味を持つものと推測された。

次々と通り過ぎていくバスの番号を見ていると,やがて,『518番』 のバスが走っているのを
見つけた。ところが,対向車線にも同番号のバスが走っていて,上りと下りのどちらの方向の
バスに乗れば 『民主墓地』 に行かれるのかが分らない。
取り敢えず,バス停に行って待っていると,『518番』 がやって来た。ドライバーにメモ書きを
見せると,反対側のバス停で乗るようにと教えてくれた。

賑やかな市街を抜けると,のどかな農村風景が現れ,やがて,なだらかな山のすそ野に入って
行く。1時間弱で,『民主墓地』 に到着した。

正門横の案内所で,『日本語のリーフレットをほしい』 と頼むと,『日本語のリーフレットはない
ので,英語版をあげる。今,日本語を話すスタッフのところに連れて行ってあげる』 と言って,
われわれをメモリアルホールに案内してくれた。

この日は,『民主墓地』 の広大な駐車場は空っぽで,参観客はわれわれだけのようだった。
日本から来た遠来の訪問者を,丁寧にもてなしてくれたのであった。

視聴覚室で,『光州事件』 の記録映像フィルムを見せてくれた。1時間ほどのDVD映像には,
目を覆いたくなるような場面が数多く含まれていたが,幾つかある言語のバージョンの中から
日本語のナレーションにセットしてくれたので,内容はよく理解できた。

放映が終わると,女性スタッフが,日本語で館内の展示パネルを解説しながら,案内してくれた。
『光州事件』 については,日本で報道された程度のことは知っていたが,実相は,もっともっと
深刻なものであったことを,再認識させられた。

『光州事件』 とは,1980年,民主化が進むかに見えた韓国で,軍の実権を掌握した全斗煥
(チョン・ドゥファン) 将軍が全土に戒厳令を布告したことに抗議して,5月になると,光州市では
大学生を中心とする市民運動が起きたが,5月18日になって,軍は総力を挙げて,この運動を
徹底的に弾圧したため,多くの死傷者が出た事件である。
今日に至るも,犠牲者の正確な数は把握できていないらしく,『民主墓地』 には,犠牲となった
遺体が,身元が分からないまま埋葬されている人もいるという。

軍が光州市に通じる交通網を遮断して,生活物資が街に届かないように兵糧攻めをする過程,
市民運動が発生した当初は,運動を支持していた地元のラジオ放送局も,軍の圧力に屈して,
軍が発表する情報しか放送しなくなる過程,市内からの通信手段が軍によって断たれ,国内の
放送局から光州市で起きていることが報道されなくなる過程,それでも欧米の通信社や新聞社
のジャーナリストが軍の目を盗んで光州市を脱出して,世界に向けて光州市の実情を報道する
過程が,DVDのドキュメンタリーフィルムに記録されていて,極めて貴重な史料である。

『国立5・18民主墓地』 のホームページは次のとおり。
http://518.mpva.go.kr/

『光州事件』 については,次のサイトが参考になる。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/19/kwangju-35th-aniv_n_7311100.html
http://cgi2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009030171_00000
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E5%B7%9E%E4%BA%8B%E4%BB%B6

『韓国旅行記』 一覧は,次のとおり。
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1126963.html?m=l

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一日がかりの海印寺 (ヘインサ) 参詣を終わって,テグ (大邱) の
バスターミナルに戻った来た。
夕食には早かったが,少しお腹が空いたなあと思っていると,バス
ターミナルの向い側にある商店街に,『UDON』 の旗を立てている,
こぎれいなレストランが目に留まったので,入ることにした。

写真入りのメニューには 『UDON』 とあるが,冷麺に似た感じが
するものの,うどんとも,冷麺とも違うようだ。どちらかと言えば,
ラーメンに近いように思われる。美味しそうに見えたが,念のため,
辛くないかと尋ねてみると,辛くないというので,頼んだ。

この店は,中年の夫婦で経営していて,娘さんが手伝いに来ている
ように見えた。娘さんが簡単な英語で,味や食べ方を説明してくれた。

どんぶりが,テーブルに運ばれてきた。
細い麺と澄んだスープに,ニラとキュウリとモヤシが載っているだけで,
極めてシンプルである。
先ず,スープを口にしてみた。冷たく,辛くはない。オーケー! である。

麺は腰が強く,量も,そんなに多くなく,腹ごしらえには十分である。
細いラーメンにあっさり味のスープを加え,そうめん風にした感じで,
美味である。

日本の 『うどん』 を模した,韓国の謂わば 『創作料理』 を食べて,
バスと山歩きの海印寺参詣の疲れが,一挙に吹っ飛んだ。

『韓国旅行記』 一覧は,次のとおり。
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1126963.html?m=l

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海印寺 (ヘインサ) の第一門に到着した。
海印寺聖宝博物館から,緑深い山道を30分以上歩いただろうか。
参詣を終えて下ってくる人も,われわれを追い越して登って行く人たちも,
ナップザックとペットボトルを持ち,みんなハイキング姿である。私のよう
に手提げカバンを持って歩いているような人はいない。

第一門は,正式には,『一柱門 (イルジュムン)』 と呼ばれる。門の扁額
には,右書きで 『伽倻山海印寺』 とある。博物館でもらったリーフレットに
よれば,『紅霞門』 とも言われ,その素朴な美しさと周囲の景色との調和
が素晴らしい。

鳳凰門,梵鐘閣,観音殿,大寂光殿など,様々な建物や建造物を拝観し,
さらに進んでいくと,一番最後,高いところに,『八万大蔵経』 が保管されて
いる 『海印寺 蔵経板殿』 がある。

観光案内書や絵葉書にあるように,何枚もの蔵経板が整然と並ぶ光景が
見られるものと期待していたが,『蔵経板殿』 の中には入ることが出来ず,
僅かに格子越しに内部を覗くことが出来るが,暗くて,ほとんど見えない。
それも,建物から1メートルほどの外周にロープが張られていて,格子に
手をかけて,中を見ることも出来るわけではない。
これを観たくて,遥か日本からやって来たのに,山の麓から,大汗をかき
ながら,1時間近くかかって,坂道を歩いて来たのに,ガッカリである。

申し訳け程度に,『蔵経板殿』 の横には,世界遺産に登録された認定書の
複製と,内部写真のパネルが展示してある。
貴重な文化遺産を,末永く保管していくためには,やむをえない措置なので
あろうと,自分に言いきかせた。

われわれが帰国して間もなく,7月初め,韓国KBSの日本語ホームページ
には,『韓国の遺産,世界の遺産』 と題する特設サイトが開設された。
『海印寺 蔵経板殿』 の解説は,次のページに掲載されていて,興味深い。
http://world.kbs.co.kr/special/unesco/contents/about/a2.htm?lang=j

『韓国旅行記』 一覧は,次のとおり。
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1126963.html?m=l

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海印寺 (ヘインサ) の参詣は,『海印寺聖宝博物館』 から始まる。
入場料を払って館内に入ると,メインホールには 『海印寺』 を中心とする
周辺の地形と建造物の模型がパノラマ展示してある。ほぼ5メートル四方
のガラス張りである。

その左手には,世界遺産の 『大蔵経板』 の複製が展示されている。
ホンモノは,これから登って行く,海印寺・蔵経板殿に保存されている。

展示の解説は韓国語ゆえ,全く解らないが,パンフレットコーナーには
日本語のものもあるので,それを読みながら,展示を観て回る。何ヵ所か
の展示物にはビデオ映像も流されている。

この博物館では,日本語のホームページも用意している。
http://www.haeinsamuseum.com/japanese/intro/sub1.asp

博物館で,海印寺の歴史を一通り観終って,外に出ると,前庭に,奇妙な
(と言ってはいけないのかも知れないが) 二つに割れた仏像が建っている。

これが何を意味しているのか,いろいろ調べてみたが,適当な解説が
未だに見つけられないでいる。

博物館の後ろに回り,海印寺を目指して,山道に入る。

『韓国旅行記』 一覧は,次のとおり。
http://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1126963.html?m=l

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韓国仏教の象徴であり,世界文化遺産の蔵経板殿のある海印寺 (ヘインサ) を訪ねた。
ここに行くには,観光バスに乗れば分かりやすいらしいが,われわれは時間がたっぷり
あるので,地下鉄とバスを乗り継いで行くことにした。

ガイドブックを参考にして,先ず,大邱 (テグ) の地下鉄に乗ってバスターミナルを目指す。
ホテルを出て,ターミナル最寄り駅の 『聖堂池 (ソンダンモッ)』 まで,約1時間かかる。
下車して,地上に出ると,目の前がバスターミナルである。窓口で,バスの切符を購入。
海印寺行きのバスは,1時間に2本である。20分ほど待って,バスに乗車。

ドライバーは少休息しているらしく,ドライバーがいないのに,お客は勝手に乗り込んで
いくので,われわれも乗り込んだ。やがてドライバーが乗ってきたので,念のためと思い,
『海印寺』 と書いたメモを見せて,このバスで良いですかと言うジェスチャーをしたところ,
そのドライバーは 『違う,違う』 と言って,隣の2番乗り場のバスに連れて行ってくれた。
間一髪,親切なドライバーのおかげで,セーフとなった。
この国では,車輌は右側通行,右ドアであることを忘れてしまい,このため,1番と2番の
バスの乗り場を勘違いしてしまったようだ。

1時間余り乗って,鬱蒼とした木々が多くなり,山道に入ってきた。バス停ではないのに,
チェックポイントみたいな所があって,係員がバスに乗り込んできて,『入山料』 を徴収
する。

間もなく,バス停に止まり,何人かのお客が降りた。
本来ならば,われわれも,ここで降りるべきだったのだが,『終点』 で降りるのだという
先入観があり,もう一つ向うのバス停まで行って,降りた。

バス停の前には,近辺の案内図を書いた看板があったが,全て韓国語で,チンプン
カンプンである。乗ってきたバスが折り返し点で,待っていたので,ドライバーに 『海印寺』
のメモを見せて尋ねると,さっき,何人かのお客が降りた方向を指差して,向こうだと
教えてくれた。

200メートルほど戻って,ようやく,海印寺にたどり着いた。
いや,正確に言えば,ここは,まだ,『海印寺』 そのものではなく,山の麓に過ぎない
のである。
10分ほど歩くと,『海印寺聖寶博物館』 があり,そこで,『海印寺』 の全体像を勉強する
のである。
海印寺まで,そこから,1時間ほど,山道を歩くことになる。

『韓国旅行記』 一覧は,次のとおり。
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