国際短波放送情報

海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

アッピア街道、ポンペイ旅行記

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ローマに戻って、2日目の朝、朝食をとるために、8階のレストランに行くと、
男性スタッフが、「オハヨウ・ゴザイマス。ホソヤ・サン」 と、日本語で迎えて
くれた。彼は、われわれの顔を覚えていてくれたようで、ビックリするとともに、
嬉しくなった。
小規模なホテルなのでスタッフも少なく、それゆえ家族的であり、仲間内で、
「日本人の老夫婦が、また泊まりに来たよ」 と話題になっていたのかも知れない。

レストランは、北、東、南の三方がガラス窓になっていて、ローマ市内を一望する
ことが出来る。朝は、朝日が眩しいので、東側の窓にはブラインドが降ろされる。
レストラン後方のドアを開けると、屋上の一部がオープンテラスになっていて、
外に出ると、そこからは南、西、北の三方の市街地に朝日が反射して、金色に
輝き、神秘的にさえ見えてくる。

しかし、11月中旬の気候では、オープンテラスは寒過ぎる。
それでも、ひざ掛け兼用の毛布が用意されているので、それを使って、外のテラスで
食事をしている若いカップルが、何組かいた。
われわれは、いつも、室内レストランの、料理や飲み物が並んでいるところに近い、
右から二列目、一番手前の席に座っていた。

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1139574.html?m=l

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ローマに戻った、その日の午後、地下鉄に乗って、カラカラ浴場跡に出掛けた。
最寄りの駅の地上出口を出ると、ライフル銃を肩にかけた警備兵が立っていた。
依然として、テロ警戒態勢は継続中である。
任務中の警備兵に言葉をかけるのは躊躇したが、カラカラ浴場の方向を尋ねると、
丁寧に教えてくれた。

5分ほど歩くと、緑地公園の背の高い樹木の向こうに、もっと高い荒々しい
遺跡が見えてきた。事務所で入場券を買って、浴場跡の敷地に入ると、そこ
には緑の芝生が張られ、松の木が所々に植栽されていて、「遺跡」 というより
は 「市民の憩いの場」 といった趣きである。

更に進むと、カラカラ浴場本体の遺跡が現れる。
20〜30メートルほどの高さの、分厚い側壁が遺っており、まるで堅固な城壁を
想わせるようで、観る者を圧倒する。この建造物の中で、古代ローマの人々はお風呂
を楽しんだのであろうか。信じられない気持ちもあるが、一方で、人々の自由で優雅
な日常生活を想像した。そして、それは、膨大な数の奴隷によって支えられていたで
あろうことにも想いを馳せた。

ガイドブックは、次のように解説している。
  カラカラ浴場は、カラカラ帝によって西暦212〜217年に造られ、235
  年に周囲を囲む壁が完成した。メインの建物の内部は、中央に3つの温度の違う
  浴槽と大きなホールが配置され、その両脇にはアスレチック施設や汗を流すため
  の部屋、そして、更衣室などが左右対称に配置されていた。
  カラカラ浴場には、集会や講義のためのホール、図書館、商店なども併設される
  など、巨大娯楽施設として、ローマ人の人気を博していた。

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1139574.html?m=l

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一週間ぶりにローマに戻った。
ナポリからの特急列車は、予定より5分遅れて、11時20分にローマ・テルミニ駅に
到着した。ホテルは、最初に泊まったホテルと同じで、駅から徒歩5分である。
チェックインの開始時刻まで3時間もあるので、まだ部屋に入れないかも知れない、もし
ダメだったら、スーツケースを預けて外に出ようと思い、ホテルに向かった。

ホテルの受付で、「一週間ぶりに、ローマに帰ってきました」 と言うと、女性スタッフが
「どちらに行って来たのですか」 と言うので、「ナポリです」 と答えた。ちょうどそこに、
若いベルスタッフが現れて、彼は 「こんにちは」 とあいさつをしてくれた。われわれの顔
を覚えていたようで、受付の女性スタッフに 「このホテルに泊まっていたお客さんだよ」 と
紹介してくれた。彼女は、ウン、ウンと言う表情で頷いた。

これが幸いしたのか、女性スタッフはパソコンに向かって色々調べ、メイドさんと電話で
話をして、部屋の清掃を急ぐように頼んでくれた。そして、「あと30分待ってくれれば、
部屋に入れますよ」 と言って、3階のバルコニー付きの部屋を確保してくれた。前回は
5階の部屋だったので眺めは良かったが、今度はどうかなあと気になった。しかし、折角
彼女が遣り繰りしてバルコニー付きの部屋を確保してくれたのだから、厚意を受けることに
した。

部屋は、予想した通り眺めはイマイチだったが、バルコニーがあって、お洒落な感じはした。
部屋のレイアウトは、前回の部屋とほぼ同じで、ゆったりしている。
コーヒーを飲みながら、一息入れた後、遅めの昼食を食べるため、ホテルの外に出た。

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1139574.html?m=l

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車内検札が済むと、続いて、新聞を持ったスタッフが回ってきた。
ローマからナポリに来る時の列車内では、英字紙は持っていないと言われたので、
もらわなかったが、今度は、イタリア語は分からなくても、記念に一紙をもらって
持ち帰ろうと思っていた。

新聞係のスタッフに、念のため 「英字紙はありますか」 と尋ねると、「ノー」 と
いうので、「じゃ、イタリアの代表的な新聞を一つください」 と頼んだ。彼がくれた
のは “Repubblica” 紙であった。
ウィキペディアでは、「イタリア最大の部数を発行する日刊紙。1976年にローマ市
で創刊され、創刊時より中道左派の論調をとり、文体は堅めの論調が多い」 などと
解説されている。

タブレット端末を車内 WiFi につなぎ、自動翻訳させてみたところ、1面トップでは、
ローマ教皇が安楽死について語ったことを報じているようだが、詳細は読み切れない。
中のページを開いていくと、贋作ではないかと疑問視されているダビンチの絵が、
ニューヨークのオークションで高額で落札されたというニュースが載っている。
最終頁の 「世界の天気」 では、東京は 「晴れ時々曇り」 となっている。

間もなく、茶菓のサービスが始まり、ウェットティッシュ、コーヒー、クッキーなどが
サービスされた。本当は美味しいランチを期待していたが、昼前の10時過ぎの発車で
あり、1時間余りの乗車だから、この程度なのであろうと思われた。
ただ、このS字形のクッキーだけは、上品な味がして、大変美味であった。

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1139574.html?m=l

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一週間滞在したナポリとも、いよいよお別れである。
ナポリ始発、ミラノ行き特急列車に乗り、ローマに戻る。ナポリに来るときは、
Italo と呼ばれる電車に乗ったが、復路は、Trenitalia と呼ばれる電車に乗った。

ビジネスクラスの座席は 「1+2」 となっているので、1人席で向かい合った席を
ネットで予約しようとしたところ、「シニア & 早期割引」 は適用除外と表示された。
選択する余地はなく、通路側の前後する2席、3B と 4B が自動的に割り当てられ、
プリンターからA4版のチケットが現れた。
「窓側と通路側の2人席でなく、なぜ通路側の前後する席なのか?」 と気になって、
購入した後、座席表で確認すると、2人席がテーブルを挟んで向かい合って、実質的
には4人席のボックスのような形になっている。
「まあ、それも良いか!」 と、このチケットを持って、旅行に出発したのだった。

10時05分、ナポリ中央駅を定刻に発車した。ローマまで1時間10分の旅である。
隣に見知らぬ人と一緒になり、言葉が解らなかったら困るなあと思ったが、この特急
列車は、ナポリが始発駅であることもあり、車内はガラガラで、2人席が向かい合った
4人分の席を夫婦2人だけで独占することが出来た。ローマまでノン・ストップで走る
ので、{ラッキー!} である。

発車すると、間もなく、車掌が検札にやってきた。
彼女は、スマホのような端末装置を、チケットにプリントされているQRコードに向けた。
「ピッ」 と鳴って、OKである。

( アッピア街道、ポンペイ旅行記 一覧 )
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