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帰国便の出発時刻は13時10分であるが、万一のことを考えて、9時半過ぎに
ホテルをチェックアウトし、電車でスキポール国際空港に到着したのは10時半
だった。
前の晩、ホテルの受付デスクで印刷してもらった搭乗券を見せると、航空会社の
スタッフがスーツケースを預ける区域に案内する。スーツケースを自分で重量計
の台に載せ、搭乗券のQRコードをスキャンさせると、荷物のタッグと控のカード
が自動的に出てくる。便利なモノである。
パスポートに出国スタンプを押してもらい、搭乗待合エリアに進む。
予定通り、12時30分に搭乗が始まった。
ところが、出発時刻の13時10分になっても、機体は全く動かない。
間もなく、機長が 「ただ今、技術的問題が発生して、米国ボーイング社の技術
スタッフと検討しているので、少し待ってほしい」 とアナウンスした。
その後も、何回か同様のアナウンスが繰り返されたが、15時30分になり、
「出発の見込みが立たないので、取り敢えず、お席でランチを食べていただき
ます」 と、機長がアナウンスした。
ランチとワインで、ほろ酔い気分になっていると、16時30分に、「申し訳
ありませんが、一旦機外に出ていただきます。ロビーでお待ち願います」 との
アナウンスが流れた。乗客は 「ダメかぁ〜」 という表情で、しかし、静かに
ロビーに戻った。
香港行きの便なので、香港で降りる乗客は悠然と構えているが、われわれは香港で
乗り継いで、東京に飛ぶ予定なので、連絡便に乗れないことになり、困ってしまった。
係のスタッフに尋ねても、「香港のスタッフが対応してくれるから心配するな」 の
一点張りである。
ロビーから外を見ると、機体の前輪付近で、技術作業員が数人で、忙しく動き回って
いるのが見て取れる。
ロビーで待つこと、2時間。
18時30分になり、再び搭乗開始。
席に着いて、今度こそ離陸することを祈ったが、19時になって、驚きのアナウンスが
流れた。「この便は、きょうは出発することが出来ません。明朝、11時に出発すること
になりました。乗客の皆さんには、ホテルで一泊していただきます。ご迷惑をおかけして、
申し訳ありません」 という、機長のアナウンスである。
ホテルの名前や、ホテルへの移動方法もアナウンスされた模様だが、全く聞き取れない
まま、取り敢えず、ロビーに出た。
( オランダ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1142583.html?m=l
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