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海外からの日本語短波放送を中心に、メディア関連の様々な話題を紹介します

オランダ旅行記

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ライデンは、「大学の町」 である。
オランダとスペインの 「八十年戦争」 の最中、1575年に当時のオラニエ公により、
ライデン大学が創設された。オランダで最初の大学である。
以後、世界中からやって来た、多くの人々がライデン大学で学んだが、江戸時代に長崎に
滞在し、医学などの分野で活躍したシーボルトも、その一人だったという。

ライデン大学の校舎の外壁には、芭蕉の句や菅原道真の歌を毛筆調でプリントした幕が
掲げられている。日本文化に対する関心の高さが窺える。
  荒海や 佐渡によこたふ 天の川  芭蕉
  東風吹かば匂ひおこせよ梅の花
        あるじなしとて春を忘るな  菅原道真

大学の構内に入ると、大きな植物園がある。1590年に造られたもので、オランダ最古
の植物園と言われ、その一角に日本風の 「シーボルト記念庭園」 がある。
ここには、シーボルトが日本から持ち帰ったケヤキ、カエデ、フジなどが植えられ、彼の
胸像の周りには、彼が大好きだったアジサイが植えられているが、われわれが訪ねたのは、
アジサイの花が咲き始める前の季節だった。
https://www.hortusleiden.nl/

ライデン大学が制作した日本語のリーフレット 「日本とシーボルト」 には、次のように
記されている。
  1990年に当植物園は開園400周年を迎え、これを記念してシーボルト記念庭園
  が設けられました。これは日本で西洋医学の教育者として有名になり、オランダでは
  数多くの新植物を紹介した人物として知られるシーボルトを記念する庭園です。
  (中略)
  東屋は杉の良材を用いて建てられており、日本風に床を上げ軽やかな空間を作り出して
  います。屋根は銅板葺きとし、棟は壁を雨水から保護するために使うのと同じ瓦構造で
  仕上げてあります。
  (中略)
  シーボルトの胸像脇にはアジサイが植えられています。Hydrangea macrophylla "Otaksa"
  です。
  1826年にシーボルトは美しい日本の娘、其扇 (楠本滝、お滝) に出会いました。彼は
  恋に落ち、二人の間に娘イネが生まれます。イネは日本で最初の女医として父の歩んだ道を
  たどることになります。このアジサイはシーボルトの日本人妻、お滝にちなんで名付けられ
  ました。

( オランダ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1142583.html?m=l

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アムステルダム滞在の最後の日、電車に乗って、少しだけ遠出をして、ライデンとハーグ
の町を訪ねてみることにした。
当初は、アムステルダム以外の都市まで出かける時間的余裕があるかどうかわからず、
「全国乗り放題」 のチケットは購入しなかったので、区間毎にそれぞれの切符を買って、
乗車しなければならない。
ライデンでは 「ライデン大学植物園」 と 「シーボルトハウス」 を見学し、ハーグでは
「国際司法裁判所」 とフェルメールの作品を所蔵している 「マウリッツハイス美術館」 を
訪ねる予定である。

先ずは、朝の通勤通学電車に乗って、ライデンに向かう。2階建て快速電車は、勤め人と
学生で満員に近かったが、幸いにも眺めの良い2階の座席に座ることが出来た。
われわれは、移り変わる車窓に見入っていたが、彼らにとっては、毎日通いなれた風景
なのであろう、緑濃い車窓に目をやることもなく、静かに本を読む人、パソコンで仕事を
する人など、皆んな、それぞれの貴重な時間を過ごしている。(写真・上)

アムステルダムのホテルの最寄駅から、30分ほどで、ライデン中央駅に到着した。
この駅も、オランダらしい斬新なデザインで、白を基調とした鉄骨に総ガラス張りの近代的
な建築物である。(写真・中)
お節介ながら、私の拙い職務経験からすると、こう言ったオシャレなビルは、清掃などの
維持管理に要する費用が嵩み、大変だろうなあと思われた。

お昼前、ライデンの町に別れを告げ、ハーグに向かう。今度は、各駅停車の電車で、10分
ほどの乗車である。日本の電車と違って、ゆったりとした座席配置となっている。(写真・下)

夕刻、ハーグからアムステルダムに戻る電車に乗った。
われわれのホテルの最寄り駅に停まる、各駅停車の電車に乗ったところ、後続の快速電車に
度々追い付かれ、その都度、待ち合わせとなる。おまけに、来る時の路線と異なる、遠回りの
コースを走る電車に乗ってしまったらしく、ホテルの最寄り駅まで50分くらいのつもりだった
が、1時間半もかかってしまった。

( オランダ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1142583.html?m=l

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オランダに来たからには、「風車」 も見なければならない。
ガイドブックには、アムステルダムの街の外れに 「リーカーの風車」 があると、小さな
囲み記事に書いてあったので、アムステルダムに着いて間もない頃、一度、訪ねたのだが、
たどり着くことが出来なかった。
記事には、「"Rai" という最寄駅で降りて、左手に公園を見ながら歩けば、公園の終わった
ところにある」 と簡単に書いてあるだけだったので、そのとおりに歩いたが、どこまで
行っても 「公園」 が続くばかりで、風車が見えて来ない。この日は、陽が沈みかけて
きたので、やむなく駅に戻った。

それから一週間ほどして、もう一度トライすることにした。
今度は、"Rai" 駅で下車した後、徒歩によらず、バスに乗って、公園がどこまで続くのか
確認しながら、公園の終わりが近付いてきたら、降りようと思った。
バスに15分ほど乗ったところで、「この辺に違いない」 と思って降りてみたが、「風車」
の気配はない。最寄駅からここまで、とても歩いて来られる距離ではない。

バスを降りてはみたものの、通りを歩く人はなく、誰かに尋ねることもできず、困り切って
いると、カバンを持った一人の老齢の紳士が、向こうから歩いて来た。
「風車はどこでしょうか」 と尋ねると、「わからない」 という。
しかし、彼は、そうは言ったものの気になったのであろう、カバンの中から、ヨレヨレの
地図を取り出し、天眼鏡を使って、調べ始めた。
そして、「あった。あった。ここに "Windmill" と書いてある」 と言って、風車の位置を
指差して、教えてくれた。有難いことだった。
彼にお礼を言って別れ、5分ほど歩くと、森の向こうに 「リーカーの風車」 が見えてきた。
それにしても、あの老紳士が、何のために、あんなヨレヨレの地図を持ち歩いていたのだ
ろうか。不思議に思ったが、余計な詮索は無用である。

緑の森が開けると、広い草っ原に大きな風車が一基だけ建っている。遠くから眺めた時には、
そんなに大きく見えなかったが、風車の下から見上げると、その大きさに驚く。悠然と回り
続ける4枚の羽 (「羽」で良いのか、「プロペラ」 と言うべきか) には圧倒され、吹っ飛ばされて
しまうような恐怖感さえ覚える。

風車から、ちょっと離れたところに、17世紀の画家レンブラントの像が建っている。
彼は、この辺りをよくスケッチしていたという。

近くを流れるアムステルダム川には、ボートから風車を見物している観光客がいた。
川辺のサイクリングロードを、走り抜ける若者がいた。
野原で、草花を摘みながら、幼い子に優しく語り掛ける若い母親がいた。
風車の敷地に隣接する 「学校農園」 では、小学生が作物の手入れをしていた。
「リーカーの風車」 の周りには、「オランダの田舎」 を想わせる、ゆったりとした
時間が流れていた。

( オランダ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1142583.html?m=l

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アムステルダムには、ユニークな名称の教会が沢山ある。
「旧教会」も、その一つであろう。ガイドブックには、「その名のとおりアムステルダム
最古の教会で、14世紀初めに建てられた。一歩教会の中に入ると、外の世界がウソの
ような静けさに包まれる」 と解説されている。
残念ながら、われわれが訪ねたときは、「改装中につき5月25日まで閉鎖中」 の張り紙
が出ていて、教会の中に入ることは出来なかった。
https://www.holland.com/jp/tourism/destinations/amsterdam/oude-kerk-jp.htm

そこで、近くにある 「屋根裏部屋の教会」(上記写真) を訪ねることにした。
狭く急な階段を上ると、居間があり、更に上ると、上層階に礼拝堂が現れる。備品も、
キリストの絵も、如何にも古い歴史を感じさせるものばかりである。
ガイドブックには、次のように記されている。
  スペインと独立戦争を戦ったオランダでは、スペインのカトリックに対抗して
  プロテスタントが力を持ち、1579年にはカトリックのミサが禁じられてしまう。
  そこでできたのが、「屋根裏部屋の教会」 と呼ばれる、隠れキリシタンならぬ、
  隠れカトリック教会だ。
  市内に数ヵ所あったが、ここが現存する唯一のものとして一般公開されている。
  礼拝堂をはじめ、18世紀の部屋がそのまま残され、当時の市民の暮らしぶりを
  知ることができる。
  https://www.holland.com/jp/tourism/destinations/amsterdam/ons-lieve-heer-op-solder-museum-jp.htm

( オランダ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1142583.html?m=l

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呑兵衛老人にとっては、ハイネケン・エクスペリエンスは、ぜひ訪ねてみたいところの一つで
ある。目的は、見学そのものよりは、生ビール2杯の試飲にある。

ハイネケン・エクスペリエンスは、謂わば 「ビール博物館」 の趣きで、ハイネケン社が最初に
オープンしたビール醸造所の建物である。1988年、他の醸造所にその役目を譲って閉館した後、
1991年にミュージアムとして生まれ変わった。
https://www.heineken.com/jp/Heineken-Experience

ここも、オンラインで事前予約していれば、入場料は18ユーロであるが、窓口で当日券を購入する
と、税込みで22ユーロ (約2800円) と、かなり高額である。
窓口でクレジットカードでの支払いが済むと、チケットとゴム製のリングを渡してくれる。

見学コースの第一歩は、ハイネケン・ビールの歴史について、ガイドさんが一通り解説してくれる。
スタート地点には、「ハイネケン」 のラベルが、古いものから最近のものまで、展示されているので、
見学者は皆んな、ここで想い出の記念撮影をする。(左上写真)
その後は、20人ほどのグループ単位で、決められたコースに従って、次々に展示室を移動する。
展示室は4〜5ヵ所あっただろうか、否、「展示室」 と言うよりは、シアターと言う感じで、四方の
壁が360度スクリーンとなっていて、激しい音楽にのせて、デジタルアートの映像が、ビールの
製造工程とハイネケンの過去、現在、未来を紹介する。(左下写真)

目まぐるしく変化するデジタルアートと強烈な音響は、老体にとっては 「喧噪」 以外の何物でもなく、
その 「喧噪」 から解放されると、やっと、元 「ビール工場・醸造所」 の見学に入る。
大きな仕込み釜が並び、ホップから麦汁へ、やがて発酵してビールへと進む製造工程を学ぶ。
途中で、甘い麦汁を試飲させてくれる。麦汁というものを、初めて飲んだが、本当に甘い。(右下写真)

この施設は、現在は、実際に稼働しているビール製造工場ではないので、躍動的な製造ラインを見る
ことは出来るわけではない。施設内を一応見学し終わると 「お疲れさま」 と言うことで、見学コース
最後の部屋で、小さなグラスに入った生ビールが提供される。
グループの全員が 「カンパーイ」 と声をあげて、飲み干す。
確かに、「美味しい!」 と感じる一杯である。

このセレモニーが済むと、後は自由に、地下のビアホールに下りていく。
入館する時に、チケット売り場で渡されたゴム製のリングに、プラスチックのボタンが2個付いていて、
ビールサーバーのスタッフに、リングをはめた手を差し出すと、ビール一杯につき1個のボタンが外され、
ビールを注いでくれる。(右上の写真では、ボタンが取られたため、2つの穴だけが見える)

いよいよ、本場のハイネケンを飲む時が来た。興奮しながら、しかし、心を落ち着かせて、口に運ぶ。
ところが、その興奮も、グラスを口にした瞬間、萎えてしまった。独特の臭いがする。ビールの味ではない。
1杯目を残したまま、2杯目をもらった。しかし、2杯目も同じような臭いがする。
まぁ、我慢できないほどではなく、残すのもモッタイナイので、全部飲み干して、グラスを返却カウンターに
持っていくと、「なるほど!」 と思う光景を目にした。

返却されたグラスを、スタッフは 「二槽シンク」 の洗剤が入っている方に入れ、チョチョッと洗って、隣りの
真水のシンクに入れた。それを取り上げ、クルクル回しながら水道水で洗い流して、オシマイである。スポンジ
などでグラスを丁寧に洗浄しているわけではなく、後はカゴに入れて、熱風で乾燥させるのであろう。これでは、
あの匂いが残るわけだ。

「ハイネケン・エクスペリエンス」 の見学は、文字通り 「後味の悪い」 ものとなった。
入館料金が、展示内容を勘案しても、高額すぎるし、試飲のビールも、新鮮ではあったのだろうが、グラスに
洗浄不足によるものと思われる異臭が付着していて、全く不味いものであった。

因みに、札幌市にあるアサヒビール北海道工場では、入場料が無料で、実際の製造過程を見学した後、
出来立ての生ビールを3杯試飲でき、簡単なおつまみもサービスされる。
また、余市町にあるニッカウヰスキー余市蒸留所も、入場料が無料で、同社の歴史や製造過程の見学に
続き、2種類のウィスキーと1種類のアップルワインを試飲させてくれる。

( オランダ旅行記 一覧 )
https://blogs.yahoo.co.jp/swl_information/folder/1142583.html?m=l


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