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2013年10月13日、人気アニメ「アンパンマン」の著者として有名な、絵本作家のやなせたかし氏が、逝去されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
やなせ氏は、人気アニメ「アンパンマン」の著者として以外にも、作詞家としても有名で「手のひらを太陽に」「夕焼けに拍手」等の素晴らしい歌を作詞されました。
私はやなせ氏が作詞された「手のひらを太陽に」「夕焼けに拍手」などの歌が大好きで、我が子達への子守唄として、何度も何度も歌わせて頂きました。
中でもMYUが綺麗な夕焼けを見るたび、つい歌ってしまう(笑)「夕焼けに拍手」についての想いは、以下の記事に記載させて頂いたこともありました・・・
『循環する生命世界』(1)
また「手のひらを太陽に」ついては、私の魂の双子の兄にあたる伊勢白山道氏が
書いて下さった、以下の記事に大変共感しましたので、御紹介させて頂きます。
「手のひらを太陽に」〜つなごう心と心プロジェクト〜
上記は「かまくら春秋社」より、やなせたかし氏責任編集にて刊行されていた、
「詩とファンタジー」サイトから、お借りした画像です。
それから先日ひろみさんの「人生、波瀾万丈」ブログで拝見した、やなせ氏のインタヴュー記事がとても素適だったので、以下に御紹介させて頂きたいと想います。
「アンパンマン、永遠に・・・」
やなせたかし氏 日本人の正義とは困った人にパン差し出すこと
NEWSポストセブン 2011.05.03 16:00
(転載開始)コラムニストの石原壮一郎氏は、震災直後、事務所で付けっぱなしにしていたラジオから『アンパンマンのマーチ』が流れてきたのを聞き、思わず落涙した。
そして自分がレギュラーを務めているラジオ番組の企画で「被災者を元気づける曲」として、この曲を躊躇わずイチ押ししたという。なぜそれほどまでに心を揺さぶられたのか。
「震災で被災地の悲惨な状況を見て心を痛めたり、原発事故で不安を感じたり、モヤモヤとした複雑な感情が入り交じっていたと思うんです。その中でこの歌が、たとえいろいろなことがあっても人は生きて行かなくてはならないんだということを教えてくれました。漠然とした生きる事への不安に対して、それでも生きていけと励ましてくれたのです」
人々を勇気づけるこの歌はどのように誕生したのか、どのような想いが込められているのか。自ら作詞を手がけた「アンパンマン」作者で今年92歳、漫画界の大御所やなせたかし氏に、ノンフィクション・ライターの神田憲行氏が聞いた。
* * *
やなせ:「アンパンマン」を創作する際の僕の強い動機が、「正義とはなにか」ということです。正義とは実は簡単なことなのです。困っている人を助けること。 ひもじい思いをしている人に、パンの一切れを差し出す行為を「正義」と呼ぶのです。なにも相手の国にミサイルを撃ち込んだり、国家を転覆させようと大きなことを企てる必要はありません。アメリカにはアメリカの“正義”があり、フセインにはフセインの“正義”がある。アラブにも、イスラエルにもお互いの“正義”がある。つまりこれらの“正義”は立場によって変わる。でも困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場が変わっても国が違っても「正しいこと」には変わりません。絶対的な正義なのです。
やなせ氏は第二次世界大戦では砲兵として中国に駐留していた。大東亜共栄圏の美名のもと「正義の闘い」だと信じていたものが、戦後、侵略戦争だと知った。「天皇陛下万歳」と叫んでいた者たちが「民主主義」に走り去っていく姿も見た。全ての正義が相対化されていくなかで、絶対的な正義とは何か考えていって、突き当たったのが飢えに苦しんだ兵隊時代の記憶だった。そこから「自分を食べさせて人を救う」ヒーローが生まれた。
やなせ:うん。だから正義って相手を倒すことじゃないんですよ。アンパンマンもバイキンマンを殺したりしないでしょ。だってバイキンマンにはバイキンマンなりの正義を持っているかも知れないから。それに正義って、普通の人が行うものなんです。政治家みたいな偉い人や強い人だけが行うものではない。普通の人が目の前で溺れる子どもを見て思わず助けるために河に飛び込んでしまうような行為をいうのです。ただし普通の人なので、助けに行って自分が代わりに溺れ死んでしまうかも知れない。それでも助けざるを得ない。
つまり、正義を行う人は自分が傷つくことも覚悟しなくてはいけない。今で喩えると、原発事故に防護服を着て立ち向かっている人々がいます。自分たちが被爆する恐れがあるのに、事故をなんとかしなくてはという想いで放射能が満ちた施設に向かっていく。あれをもって、「正義」というのです。怪獣を倒すスーパーヒーローではなく、怪獣との闘いで壊された街を復元しようと立ちあがる普通の人々がヒーローであり、正義なのです。
――未曾有の国難といわれています。日本は復興できるのでしょうか
やなせ:(笑みを浮かべて)出来るのに決まってるじゃないか!あの戦争だって日本は焼け野原になって、原爆をニ個も落とされて人が何十年も住めないと言われたんだよ。それがあそこまで復興できたんだから。日本人は粘り強く、正しく立派に生きている人たちです。間違いなく復興できますよ!
やなせ氏は震災直後に1000万円を寄付し、さらにグッズの売り上げを寄付にする活動を継続中である。
「被災地の子どもたちがアンパンマンが助けに来てくれると思ってるらしいんだ。だからこうして活動していると知ると、喜んでくれるんじゃないかと思うんだ」
取材後、私(神田)が仙台で被災した従兄弟に小さな子どもが2人いることを話の流れで言うと、やなせ氏は目を見開いて「この事務所にあるオモチャどれでもいいから持って行きなさい。送って励ましてあげなさい」と言ってくださった。秘書の方が丁寧に選んで手渡してくれた二つのオモチャを持つだけで、帰り道の私の気持ちは温かくなった。(転載終了) アンパンマンマーチ
震災救助活動応援歌〜Rescue efforts for earthquake in Japan〜
アンパンマンたいそう
〜 東日本大震災 応援 CM バージョン 〜
正義とは何か
〜やなせ氏がアンパンマンに込めた想い〜 「アンパンマンマーチ」も「アンパンマンたいそう」も、詞はやなせたかし氏が
自ら作詞されています。本当に涙が出そうなほど素晴らしい歌詞で、私は幼い子ども達と一緒に、この歌を歌うのが大好きでした・・・・
アンパンマンマーチ(全歌詞)
アンパンマンたいそう(全歌詞)
やなせたかし氏の御冥福をお祈りしながら・・・
アンパンマンとゆう素晴らしい日本のアニメが、世界中の子ども達の未来の為に、これからもずっと継続されてゆく事を、心から祈り願いたいと想います。
〜いま心に刻みたい、やなせ氏の珠玉の言葉〜
正義って、普通の人が行うものなんです。
政治家みたいな偉い人や強い人だけが行うものではない。
怪獣を倒すスーパーヒーローではなく、怪獣との闘いで壊された街を復元しようと立ちあがる普通の人々がヒーローであり、正義なのです。
悪人を倒すのが正義ではない。困った人を助け、献身する事です。
しかし正義を行うことには必ずリスクがあり、
自分を犠牲にしたり、深く傷つくこともある。
ほんとうの正義というものは、決してかっこうのよいものではないし、
そして、そのためにかならず自分も深く傷つくものです。
そしてそういう捨身、献身の心なくしては、正義は行えませんし
また、私たちが現在、ほんとうに困っていることといえば、物価高や、公害、飢えということで
正義の超人はそのためにこそ、たたかわねばならないのです。
やなせ氏が、たくさんの人々に伝えたかった事・・・ それはきっと
困った人を助け、献身しようとする心にこそ、
ほんとうの正義が宿るとゆうこと。。。
だから自らのリスクを顧みず、誰かを助けずにはいられないと想う、
そんなあなた方、普通の人間ひとりひとりが、
ほんとうのヒーローであり、正義なんですよとゆうこと。。。
アンパンマンマーチとアンパンマンたいそうとは、
やなせ氏の、そんな素晴らしい想いがこめられた「人間賛歌」
なのだと想います。。。
今世界中には、戦争や災害や飢饉などに、困っている人たちが、
現実に、たくさん存在しています・・・
そうやって、飢えや戦争で、
大切な命を失いそうな人達を、ほんとうに助ける事が出来るのは・・・
わたしたち普通の人間ひとりひとりの、
困っている人を、助けずにはいられないと願う、
「想い」と「行動」だけなのだと想います。。。 アンパンマンは君さ 勇気をだして
アンパンマンは君さ 信じることさ
ほらかがやくよ
君はやさしいヒーローさ
アンパンマンは君さ 元気をだして
アンパンマンは君さ 力のかぎり ほらキラめくよ 君はやさしいヒーローさ ああ、やさしい君は
いけ! みんなの夢まもるため
やなせ先生、長い間、本当にどうもありがとうございました
どうぞ安らかに、お休みください
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