息子:今日はね、小学校の向かい側にある高校が、入学試験だったみたいなんだ。
母:ふ〜ん、そうなんだ。もうそうゆう季節だね。
息子:それでね、正門の向かい側の歩道の真ん中でさあ、「あら〜お久しぶり〜元気だったあ?」とか、受験生の母子達が、束になってずっとぺちゃくちゃ喋ってるんだよ・・・それで歩道と信号がふさがれちゃってさあ。下校する小学生達が次から次へと信号に来るのに、みんな通れなくて困って、仕方ないから車道にあふれちゃって・・・あそこ車通り多いのに、すんごい危なくて、ほんと迷惑だったよ。
母:へ〜。だったら、そのお喋りしてる人達に、「すみませんが、少し場所を移動していただけますか?」って、お願いすれば良かったのに。
息子:え〜、そんな事言える訳ないじゃん。そんな事言えるのは、空気読めない「KY」な人だけだよ。
母:??? どおして〜?
息子:どおしてって・・・せっかく久しぶりに会って、楽しそうにお話してるのに、邪魔したら悪いでしょ〜。
だから内心「邪魔だなあ」と思いながらも、みんな避けて通るんだよ。
どいてくださいなんて、とても言えないよ(笑)
母:へえ〜、そうなんだ・・・MARは優しいね。でも、お母さんだったら、絶対言うと思うな。
だって、数百人の小学生の通行を妨害して、大勢から心の中で、「邪魔な人達」と思われるほうが、その人たち余程可哀想じゃない?それに、たくさんの小学生たちに、人様に対して「邪魔」という負の感情を抱かせる事自体、とても罪な事だと思うな・・・だからお母さんだったら、勇気を出して「どいて下さい」じゃなくて、「すみませんが、移動していただけますか?」ってお願いすると思う。
そうやってお願いすれば、普通の人ならみんなに迷惑かけてる現状に気づいて、「あっすみません」って、迷惑にならない場所に移動して、きっとまた楽しく話し始めてくれると思うけど・・・?
息子:いや、それは・・・確かにそれが理想なんだけど・・・もしそうならなかったら、どうするの?
母:お母さんは、きっとそうなるって、信じてるけど・・・もしそうならなくても、どうにもしないよ?
もし「あ、すみません・・・じゃあ、またね」とか別れさせ邪魔した事になったり、思いっ切り嫌な顔をされたりしても・・・お母さん一人が「KYな人」としてその人たちから恨まれて、内心で「ごめんなさい」って謝っておけば済むことでしょ?そうすれば数百人の小学生がその人たちを邪魔だと思ったり、思わせたりする、負の感情を発生させずに済む訳だから・・・単純に負の感情の総和が少なくなって良いと思う。
それにその人たちのせいで、車道にあふれた子ども達が、万が一交通事故にあってしまうかもしれない可能性を、「0」にしてあげられる訳だから・・・これはとても大きな意義があると思うな。
お母さんは、それがみんなの為に、一番良いと信じる事を、常に躊躇せず実行するだけだよ。
その勇気こそが、真の優しさであり、真の愛情だと、お母さんはいつも信じているからね (*^-^*)
息子:お母さんの言いたい事は、よくわかるけど・・・僕はまだ、そこまで強くなれないよ〜〜
そんなに強くなったら、僕はきっと、苦しくなってしまうと思うもの・・・
母:お母さんは、自分が正しいと思う事を伝えただけで、それが絶対正しいから、あなたも絶対そうすべき!と押し付けるつもりは、全くないよ(笑)
ただ、お母さんの考えも考慮に入れた上で、あなたの正しいと思う道を、進めば良いと思う。
みんながそうやって、自分の正しいと信じる道を、創造して生きれば良いと思うな。
お母さんの唯一の信念は、「みんなが正しい!」だから・・・ね(笑)
息子:わかったよ。僕は僕なりに、がんばるね(笑)
母:うん、ずっとずっと、応援してるからね(笑)