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おかげさまで今年6月で当ブログは丸10年を迎えることができました これを機に心機一転 場所を変えて当ブログを再スタートします これまで読書感想ブログにお付き合いいただきありがとうございました はてなブログで再会できることを楽しみにしています |
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『ダイヤルMを廻せ!』(論創社)は今年6月に刊行された倒叙ミステリの傑作です
舞台劇用の戯曲だったんですね ちなみにアルフレッド・ヒッチコック監督による同名映画化が特に有名ですが特段の映画通ではない若い世代の人々には初耳の作品なのかもしれません 本書は一見かなりシンプルで古風なミステリに見えますが実はたいへん周到な布石(部屋の鍵や密通の手紙など)が効果的に張り巡らされていています
加えて無駄な描写は無用な登場人物は皆無に近くほぼ完璧な出来だといえるでしょう つまり本書は数度の再読で真価が確認できるたぐいの稀有の不朽の名作に列せられるでしょう ちなみに書名の『ダイヤルMを廻せ』のMはマーダー(殺人)の意味で犯人は殺し屋に電話を使って殺人のタイミングを告げています 【以下ネタバレ注意】ところでその電話のベルが鳴ったあとでマーゴは殺し屋の襲撃に対してハサミを使って応戦するわけですがどうして都合よくハサミが手近にあったのでしょう? よくよく読み返すとこのハサミはその夜一人きりになったマーゴがスクラップブックの整理で使用していたことが推測できます この事例からも本書はたいへんよくストーリーが練られていることがわかりますよね
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『EVと自動運転 クルマをどう変えるか』(岩波新書/鶴原吉郎著)は今年5月に刊行された自動車産業関連本です 本書を読めば業界にこれまでの概念を超えた著しく大きな変化が訪れてすさまじい激震が走ることがよく理解できるでしょう 自動車関連に勤務していなくても一般常識として本書を一読しても損はないしクルマの未来について周辺の人々と語り合うのにもってこいの参考書となるでしょう 世界の自動車販売台数の1/3を誇る日本の自動車メーカー各社が今後どのように腐心してこの大きな荒波を乗り越えていくのか? 注目するとともに勝利できるよう応援していきたいですね それにしてもこの予測不能で不確実な時代 自動車業界だけでなくどの業界もこれからますます厳しさに拍車がかかりそうですね
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先進国や中国を中心に今や世界は超情報社会に突入 国家や巨大ネット企業の隠密活動によって個人情報(氏名・住所・生年月日)やプライバシー(私生活や個人の秘密)が大きな危機に直面しています 今年2月に刊行された『伝説のハッカーが教える超監視社会で身を守る方法』(日経BP社)では元国際的な著名ハッカーのケビン・ミトニック氏がデジタル時代に生きるすべての人々に多面的にさまざまな助言を行っています コンピューター用語に疎い読者(私なんかもそう)にも容易に理解できるよう順を追って懇切丁寧に解説されているのもたいへん好感をもちました 日ごろスマホやPCを頻繁に取り扱っていながらセキュリティ対策について強い意識をもっていなかった人々にとって目から鱗が落ちる内容が満載となっています 産業スパイに狙われやすい企業の研究開発責任者や億万長者に該当する資産家の人たちにとっても本書は必読でしょう ところで最近話題のビットコインについても本書でも言及されています 仮想通貨の将来性はさておきその関連書を読んでその知識武装することの大切さを本書は教えてくれました
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『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(津川友介著東洋経済新報社)は今年4月刊行の健康食関連本です 書名どおりシンプルに健康に良い5つの食品と健康に悪い3つの食品に焦点を当てて簡明に解説されていて今後の食生活の改善にとても参考になりました もともと牛肉やハムとソーセージは敬遠していましたがとんかつやベーコンは油断してよく食べていたのでどきりとしました また白米はもともと控えていましたがうどんやパスタは好んでよく食べていました これからは注意していきたいです ところで昨年9月刊行以来いまだベストセラーを続けている『医者が教える食事術』(ダイヤモンド社)と比べて本書はどうなのか? とても理不尽な話ですが中身よりも外見(装丁)の部分で本書は損をしていてそれが売れ行きに影響を与えているような気がします 表紙が黒く地味で中身もさほどカラフルでないまじめすぎる印象の本書のほうが個人的には好みなんですがね
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